レーヨン(読み)れーよん(英語表記)rayon

翻訳|rayon

デジタル大辞泉 「レーヨン」の意味・読み・例文・類語

レーヨン(〈フランス〉rayonne/〈英〉rayon)

 
 

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精選版 日本国語大辞典 「レーヨン」の意味・読み・例文・類語

レーヨン

  1. 〘 名詞 〙 ( [フランス語] rayonne [英語] rayon ) セルロースの再生繊維の総称。ビスコースレーヨン、銅アンモニアレーヨンなど。日本ではビスコースレーヨンだけを意味することがある。〔モダン用語辞典(1930)〕
    1. [初出の実例]「レーヨンの羽おりを着た娘」(出典:真実一路(1935‐36)〈山本有三〉自分も知らない秘密があるのだろうか)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「レーヨン」の意味・わかりやすい解説

レーヨン
れーよん
rayon


rayon1884891892

 19154()()()38135530湿

 T使

 

 

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改訂新版 世界大百科事典 「レーヨン」の意味・わかりやすい解説

レーヨン
rayon


︿C.H.B.de1889︿C.F.CrossE.J.Bevan91





12%
 

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百科事典マイペディア 「レーヨン」の意味・わかりやすい解説

レーヨン

 

 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レーヨン」の意味・わかりやすい解説

レーヨン
rayon

 
 

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化学辞典 第2版 「レーヨン」の解説

レーヨン
レーヨン
rayon

日本では,ビスコース法により製造された再生セルロースを主成分とする繊維をいう.アメリカでは,再生セルロースからなる人造繊維,およびヒドロキシ基の水素の15% 未満が置換された再生セルロースからなる人造繊維をいう.[別用語参照]ビスコースレーヨン

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のレーヨンの言及

【化学繊維】より

…ニトロセルロースがフランスのブラコネH.Braconnetによって1832年セルロースと硝酸から合成されたので,スイスのC.F.シェーンバインが46年にこれをエーテルとアルコールに溶かして糸に引いたのが始まりである。85年にC.H.B.deシャルドンネはニトロセルロースを紡糸後に脱ニトロ化してシャルドンネの絹と呼ばれる最初の実用になるレーヨンを作り,一時期広く使用された。ビスコースレーヨンは91年にイギリスの化学者C.F.クロスとベバンE.J.Bevanによって発明された。…

【キサントゲン酸セルロース】より

…遊離の酸の状態は不安定で存在せず,多くナトリウム塩となっている。これを希薄水酸化ナトリウムに溶かした粘稠な液体がビスコースであり,ビスコースを硫酸浴へ押し出して紡糸すると再生セルロースすなわちレーヨンになる。セルロース源は木材パルプが使われる。…

【シャルドンネ】より

…ブザンソンに生まれ,はじめL.パスツールのもとでカイコの伝染病の研究に従事したことから繊維に関心を深め,さらに綿火薬(ニトロセルロース)の研究にも携わった。こうした背景から,コロジオン(ニトロセルロースのアルコールとエーテルの混合溶液)を小孔に吐出し溶媒を蒸発させて,後に〈レーヨン〉と呼ばれた人造絹糸を得る方法を発見,1884年特許を得て,新繊維を89年のパリ博覧会で初めて公開し好評を博した。91年ブザンソンに世界最初の人造絹糸工場を設立,商品価値のある人工繊維をつくった最初の一人となった。…

※「レーヨン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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