デジタル大辞泉 「主従」の意味・読み・例文・類語 しゅ‐じゅう【主従】 1主となるものと従となるもの。﹁事柄の主従を見分ける﹂ 2 主人と従者。主君と家来。しゅうじゅう。﹁主従の関係を結ぶ﹂ [類語]主客 しゅう‐じゅう【▽主従】 主君と家来。しゅじゅう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「主従」の意味・読み・例文・類語 しゅ‐じゅう【主従】 (一)〘 名詞 〙 (二)① 主となるものと従となるもの。 (一)[初出の実例]﹁付合したる動産に付き主従の区別を為すこと能はざるときは﹂(出典‥民法︵明治二九年︶︵1896︶二四四条) (三)② 主人と使用人。主君と家来。しゅうじゅう。︹色葉字類抄︵1177‐81︶︺ (一)[初出の実例]﹁主従(シュジウ)ながら月日を過しける程に﹂(出典‥発心集︵1216頃か︶七) しゅう‐じゅう︻主従︼ (一)〘 名詞 〙 主君と家来。主人と従者。しゅじゅう。 (一)[初出の実例]﹁主従(シウジウ)の礼よりも猶深くして、事の外にぞ敬屈しける﹂(出典‥源平盛衰記︵14C前︶一八) 主従の補助注記 中世以来﹁シュウジュウ﹂﹁シュジュウ﹂の両形が存在するが、﹁主﹂は呉音ス、漢音シュであって、﹁シュウ﹂という字音は本来ない。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例