精選版 日本国語大辞典 「円板」の意味・読み・例文・類語 えん‐ばんヱン‥【円板】 (一)〘 名詞 〙 (二)① まるい平面板。 (一)[初出の実例]﹁円板の周りを六十に等分せるなり﹂(出典‥日本読本︵1887︶︿新保磐次﹀五) (三)② 椎間板(ついかんばん)。︹医語類聚︵1872︶︺ (四)③ 禅家の諸堂に掛ける円形の鐘板。︹禅林象器箋︵1741︶︺ 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「円板」の意味・わかりやすい解説 円板えんばんdisc 円盤ともいう。円というのは,正確には,周辺の曲線をさすので,それと区別するためには,円の内部の領域のほうを円板という。しかし,日常的には,﹁円の面積は πr2 ﹂のように,﹁円板﹂の意味に﹁円﹂を使うことも多い。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
世界大百科事典(旧版)内の円板の言及 【円】より … 円の面積というときのように,円によって囲まれる平面の部分もまた円と呼ばれる。はっきりと区別するため,最初に定義した円を円周といい,円周とそれが囲む平面の部分を合わせた図形を円板という。なお,円の内部,すなわち円板から円周を除いた残りの図形を開円板という。… ※「円板」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」