十夜念仏（読み）じゅうやねんぶつ

精選版日本国語大辞典「十夜念仏」の意味・読み・例文・類語

(一)〘名詞〙 ( ﹁じゅうやねぶつ﹂とも ) 仏語。浄土宗で、十夜法要の時、念仏を唱えること。また、その念仏。 (一)[初出の実例]﹁十夜念仏(ヤネフツ) 五日より十五日迄﹂(出典‥俳諧・俳諧新式︵1698︶冬の詞よせ)

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…1430年(永享2)に平貞経･貞国父子によって京都の真如堂(天台宗)ではじめられたという。今でも真如堂では11月5日から15日まで十夜念仏が修せられている。1495年(明応4)ころ観誉祐崇上人が鎌倉光明寺で浄土宗ではじめて十夜の法会を行った。…

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出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」

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