日本歴史地名大系 「千原」の解説 千原せんばる 沖縄県:沖縄島中部嘉手納町野国村千原[現在地名]嘉手納町野国 兼(かね)久(く)から野(ぬぐ)国(ん)川を挟んだ南にあり、南は小川を挟んで現北(ちや)谷(たん)町砂(すな)辺(べ)、西は東シナ海に面する。もとは野(ぬぐ)国(ん)・野(ぬざ)里(とう)の両村にまたがって形成された屋取集落。シンバルともよぶ。新参勝氏知花家の先祖が一八二五年頃に寄留と伝える。屋取構成員は安次嶺・古謝・多和田・福地・知花・照屋・花城・又吉などの姓をもつ士族が中心︵嘉手納町史︶。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報