嘉納(読み)カノウ

デジタル大辞泉 「嘉納」の意味・読み・例文・類語

か‐のう〔‐ナフ〕【×嘉納】

[名](スル)
献上品などを目上の者が快く受け入れること。「御嘉納にあずかる」
進言などを高位の者が喜んで聞き入れること。
彼女思想なり行為なりは…全能者の―し寛恕すべき種類のものだ」〈有島宣言

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「嘉納」の意味・読み・例文・類語

か‐のう‥ナフ【嘉納】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人の箴言(しんげん)意見などを喜んで聞き入れること。
    1. [初出の実例]「幸にして政府の嘉納する所と為れば善し、若し然らざれば、解散の不幸を見ざるを得ず」(出典:薩長土肥(1889)〈小林雄七郎〉四藩政府即聯立内閣)
    2. [その他の文献]〔漢書‐薛宣伝〕
  3. 進物などを喜んで受け納めること。

かのうカナフ【嘉納】

  1. 姓氏一つ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「嘉納」の読み・字形・画数・意味

【嘉納】かのう(なふ)

 
()()()()

 

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

タコノキ


12m7cm()...


コトバンク for iPhone

コトバンク for Android