家屋敷(読み)イエヤシキ

デジタル大辞泉 「家屋敷」の意味・読み・例文・類語

いえ‐やしき〔いへ‐〕【家屋敷】

家とその敷地。「家屋敷人手に渡す」

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精選版 日本国語大辞典 「家屋敷」の意味・読み・例文・類語

いえ‐やしきいへ‥【家屋敷】

  1. 〘 名詞 〙 家と屋敷。家とその敷地。
    1. [初出の実例]「ばくちをうってござれば、さんざん打まけて、家屋敷(イヘヤシキ)迄人にとられ」(出典:雲形本狂言・三人片輪(室町末‐近世初))

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世界大百科事典(旧版)内の家屋敷の言及

【家持】より

…日本近世の被支配諸身分のうち,百姓,町人,諸職人の者で,家屋敷を所持し,そこに居住する戸主のこと。家屋敷は,イエの基礎となる家屋と,その敷地とからなるが,家持はこの両方を同時に所持している。…

【町人】より

…(2)商人資本の多くは,都市域における独自の地縁的共同体である町を形成した。町は,その正規の構成員である家持の商人に対して町内における家屋敷や財産を保全し,営業上における信用の基盤を提供し,その家族や使用人(下人),借家人などの生活を保障した。これらの点で,町は,家持の商人にとって必要不可欠な共同組織であった。…

【町役】より


宿宿 (2)(3)1(1)(3)

【名子】より


  

※「家屋敷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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