山腹（読み）サンプク

デジタル大辞泉 「山腹」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぷく【山腹】

山頂と麓との間の部分。中腹。
[類語]中腹・山中・山間さんかん・山間やまあい・山峡やまかい・山懐

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精選版 日本国語大辞典 「山腹」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぷく【山腹】

 

(一)〘 名詞 〙 山の頂上と麓との間の部分。山の中腹。山のなかほど。
(一)[初出の実例]﹁山渓相迫処、鑿二山腹一為レ道、又穿レ牖取レ明﹂(出典‥山陽遺稿︵1841︶文集)
 (二)﹁汗を拭って、山腹を上る﹂(出典‥思出の記︵1900‐01︶︿徳富蘆花﹀二)
 (三)[その他の文献]︹蘆山記︺
  

やま‐はら【山腹】

  1. 〘 名詞 〙 山の頂上と麓との中間の部分。さんぷく。
    1. [初出の実例]「山腹の木はらのなかへ堅凝りのかがよふ雪を踏みのぼるなり」(出典：赤光（1913）〈斎藤茂吉〉木こり)

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普及版 字通 「山腹」の読み・字形・画数・意味

【山腹】さんぷく

中腹。

字通「山」の項目を見る。

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