精選版 日本国語大辞典 「山麓」の意味・読み・例文・類語 さん‐ろく【山麓】 (一)〘 名詞 〙 山の下の方の部分。山のすそ。ふもと。山脚。山足。 (一)[初出の実例]﹁山麓求二康伯一、湘潭愍二女一﹂(出典‥本朝続文粋︵1142‐55頃︶一・西府作︿大江匡房﹀) (二)﹁山麓(ロク)と海浜の間わづか百歩ばかり﹂(出典‥授業編︵1783︶九) (三)[その他の文献]︹劉峻‐東陽金華山棲志︺ 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「山麓」の意味・わかりやすい解説 山麓さんろくpiedmont 山地と平地との境界部。山体の基部。傾斜の変換部にあたり地形学的に重要。山麓が明瞭な傾斜の変換部をなしている場合には,沖積扇状地が発達しやすい。これを山麓沖積面ということもある。山麓面,山麓階,山麓氷河なども山麓に発達する地形。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報