庭神楽（読み）ニワカグラ

デジタル大辞泉 「庭神楽」の意味・読み・例文・類語

にわ‐かぐら〔には‐〕【庭神‐楽】

舞台を設けず、庭にかがり火をたいて奏する神楽。

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精選版 日本国語大辞典 「庭神楽」の意味・読み・例文・類語

にわ‐かぐらには‥【庭神楽】

 

(一)〘 名詞 〙
 (二)① 舞台を設けることなく、庭に篝火(かがりび)をたいて奏する神楽。神をまつるために音楽を奏するとともに、神楽歌、舞を伴うこともある。
(一)[初出の実例]﹁鈴鴨やこれ水神の庭(ニハ)かくら︿永房﹀﹂(出典‥京童跡追︵1667︶四)
 (三)② 歌舞伎下座音楽の一つ。現行しない。神社の場面などに用いたもの。
(一)[初出の実例]﹁庭神楽にて幕明く﹂(出典‥歌舞伎・天満宮菜種御供︵1777︶一)
  

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