形貌（読み）ケイボウ

デジタル大辞泉 「形貌」の意味・読み・例文・類語

けい‐ぼう〔‐バウ〕【形貌】

 
すがた。かおかたち。容姿。  

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精選版 日本国語大辞典 「形貌」の意味・読み・例文・類語

けい‐ぼう‥バウ【形貌】

 

(一)〘 名詞 〙 物のかたち。また、人のすがた。容姿。容貌。
(一)[初出の実例]﹁形㒵猶在レ目。恋慕幾動レ魂﹂(出典‥本朝麗藻︵1010か︶下・贈心公古調詩︿具平親王﹀)
 (二)﹁竹一の無智なお世辞が、いまはしい予言として、なまなまと生きて来て、不吉な形貌を呈するやうになったのは﹂(出典‥人間失格︵1948︶︿太宰治﹀第二の手記)
 (三)[その他の文献]︹墨子‐大取︺
  
 

ぎょう‐みょうギャウメウ︻形貌︼

 

(一)〘 名詞 〙 ( ﹁みょう﹂は﹁貌﹂の呉音 ) 姿。かおかたち。容姿。けいぼう。
(一)[初出の実例]﹁見れば、若く盛なる女の、形㒵(ぎゃうめう)端正なる、死て臥たり﹂(出典‥今昔物語集︵1120頃か︶一)
  

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普及版 字通 「形貌」の読み・字形・画数・意味

【形貌】けいぼう（ばう）

 
すがた。かたち。︹墨子、大取︺居を以て命(なづ)くるは、里齊の(ごと)き、皆是れなり。形貌を以て命くるは、山丘室のき、皆是れなり。
字通﹁形﹂の項目を見る。
  

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