教ゆ(読み)オシユ

デジタル大辞泉 「教ゆ」の意味・読み・例文・類語

おし・ゆ〔をしゆ〕【教ゆ】

[動ヤ下二]《「おし(教)う」が室町時代以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「教ゆる」となる例が多い》「教える」に同じ。
「タダ道理ノ推ストコロヲ人ニ―・ユルバカリデゴザル」〈天草本伊曽保・イソポが生涯

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精選版 日本国語大辞典 「教ゆ」の意味・読み・例文・類語

おし・ゆをしゆ【教】

  1. 〘 他動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( 「をしふ(ハ下二)」から転じて、室町時代ごろから用いられた語。終止形は「をしゆる」となる場合も多い ) =おしえる(教)〔明応本節用集(1496)〕
    1. [初出の実例]「右のうたおしゆる、二度づついふて、きかする」(出典:虎明本狂言・八幡の前(室町末‐近世初))

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