日本大衆党(読み)にほんたいしゅうとう

改訂新版 世界大百科事典 「日本大衆党」の意味・わかりやすい解説

日本大衆党 (にほんたいしゅうとう)


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日本大百科全書(ニッポニカ) 「日本大衆党」の意味・わかりやすい解説

日本大衆党
にほんたいしゅうとう


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1969

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百科事典マイペディア 「日本大衆党」の意味・わかりやすい解説

日本大衆党【にほんたいしゅうとう】

1928年日本労農党を中心に日本農民党など7党が合同して結成された無産政党。書記長は平野力三。内紛が絶えず左派の鈴木茂三郎,右派の平野らを翌年除名して新たに委員長に麻生久。労働組合法,失業手当法の制定運動などを行った。1930年全国大衆党へ発展。
→関連項目堺利彦全国民衆党無産大衆党

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旺文社日本史事典 三訂版 「日本大衆党」の解説

日本大衆党
にほんたいしゅうとう

昭和初期の中間派無産政党(1928〜30)
1928年12月,日本労農党を中心に右派の日本農民党,労農派の無産大衆党など7党合同により結成された。紛糾がたえず,結局は労農派がはじき出され,'29年6月には委員長麻生久,書記長河野密で体制を固め,合同前の日本労農党とかわらなくなった。'30年7月全国大衆党へ発展した。

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世界大百科事典(旧版)内の日本大衆党の言及

【無産政党】より

…これに対し共産党から〈階級的裏切り〉という攻撃が加えられ,党内から解消運動が起こるなど混乱が深まり,旧労農党の勢力は衰えた。 中間派では日本労農党が1928年12月,日本農民党,無産大衆党,九州民憲党などと合同し,日本大衆党(書記長平野力三)を結成した。結党直後平野らの腐敗事件が暴露され,清党運動が起こり,翌年5月平野および反対派の鈴木茂三郎らが除名され,同党は旧日労党系の党にすぎないものとなった(委員長麻生)。…

※「日本大衆党」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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