根尾谷断層(読み)ネオダニダンソウ

デジタル大辞泉 「根尾谷断層」の意味・読み・例文・類語

ねおだに‐だんそう〔ねをだに‐〕【根尾谷断層】

 
24189180()()()()62  

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精選版 日本国語大辞典 「根尾谷断層」の意味・読み・例文・類語

ねおだに‐だんそうねをだに‥【根尾谷断層】

 

(一)()
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「根尾谷断層」の意味・わかりやすい解説

根尾谷断層
ねおだにだんそう


西()()西35189124()8.0()8()6()()



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改訂新版 世界大百科事典 「根尾谷断層」の意味・わかりやすい解説

根尾谷断層 (ねおだにだんそう)

1891年(明治24)10月の濃尾地震の際,地表に変位を現した日本最大の地震断層。北西端の福井県今立郡池田町野尻から南西端の岐阜県関市付近まで,長さ約80km,最大変位量は左ずれ約8mである。垂直変位は,おおむね断層線の北東側が相対的に沈下しているにもかかわらず,最大変位6mを示す岐阜県本巣市の旧根尾村水鳥(みどり)の根尾谷付近では逆になっている。数本の断層に分かれており,これを合わせて根尾谷断層系ともいう。濃尾地震直後,小藤文次郎が根尾谷断層を調査,報告し,断層地震説の例証として紹介,世界の注目を集めた。水鳥の断層崖は,国指定の特別天然記念物。
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百科事典マイペディア 「根尾谷断層」の意味・わかりやすい解説

根尾谷断層【ねおだにだんそう】

 
18911028西80km沿西西8m5.7m()  

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