決裂（読み）ケツレツ

デジタル大辞泉 「決裂」の意味・読み・例文・類語

けつ‐れつ【決裂】

［名］(スル)会談や交渉などで意見が一致せず物別れになること。「労使の交渉が決裂する」
[類語]物別れ・絶縁・離縁・義絶・勘当・離れる・離反・離背・決別・おさらば・絶交・断交・離間・乖離・手を切る・生木を裂く・仲を裂く・袂たもとを分かつ

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精選版 日本国語大辞典 「決裂」の意味・読み・例文・類語

けつ‐れつ【決裂】

 

(一)〘 名詞 〙
 (二)① 切れ裂けること。こわれること。また、切り裂くこと。
(一)[初出の実例]﹁カワノ ツツミガ ketsuretsu(ケツレツ) スル﹂(出典‥改正増補和英語林集成︵1886︶)
 (二)[その他の文献]︹史記‐蔡沢伝︺
 (三)② 意見が一致しないで折り合いがつかないこと。会議や交渉などで、意見が合わず物別れになること。
(一)[初出の実例]﹁彼女と僕との関係を、今日の様に決裂(ケツレツ)させた直接の動機ではなかった﹂(出典‥放浪時代︵1928︶︿龍胆寺雄﹀二)
 (二)[その他の文献]︹戦国策‐秦策・昭襄王下︺
  

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普及版 字通 「決裂」の読み・字形・画数・意味

【決裂】けつれつ

 
ひき裂く。︹史記、沢伝︺︵商君︶阡陌(せんぱく)︵田のあぜ道︶を決裂し、以て生民の業を靜(やす)んじ、其の俗を一にし、民に農利土をむ。
字通﹁決﹂の項目を見る。
  

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