焼結(読み)ショウケツ(英語表記)sintering

デジタル大辞泉 「焼結」の意味・読み・例文・類語

しょう‐けつ〔セウ‐〕【焼結】

粉末や粒状の集合体を押し固め、その材料の融点以下の温度で熱すると密着して固結する現象。シンタリング

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精選版 日本国語大辞典 「焼結」の意味・読み・例文・類語

やき‐むすび【焼結】

 

(一)   
(一)[](1965︿)
 

しょう‐けつセウ‥【焼結】

  1. 〘 名詞 〙 粉末の集合体を適度に圧縮、成形し、それを融点以下に加熱して固体をつくること。粉末冶金(やきん)などに利用。

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改訂新版 世界大百科事典 「焼結」の意味・わかりやすい解説

焼結 (しょうけつ)
sintering


2︿︿liquid sintering︿solid sintering

11

 2

902320





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日本大百科全書(ニッポニカ) 「焼結」の意味・わかりやすい解説

焼結
しょうけつ
sintering


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 使


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「焼結」の意味・わかりやすい解説

焼結
しょうけつ
sintering

 
 ( )  (1)  AIB調1 5000t使 (2)   

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化学辞典 第2版 「焼結」の解説

焼結
ショウケツ
sintering

粉体をその各成分の融点以下あるいは一部液相を生じる温度に加熱したとき,物体粒子間の結合によりある程度の強度,形,大きさをもつ固体になる現象.純粋な一物質の場合は液相は生じないが,多成分の場合には液相を生じて焼結が進行することがある.前者では,粒子間の結合力はその物質の化学結合であるが,後者は,ガラス相および結晶相の生成のため複雑である.各種窯業製品,および粉末,金,サーメットなど無機材料の製造に広く応用されている重要な現象である.また,粉体成形せずに加熱したとき,粉体粒子どうしの結合よりもおもに粉体表面の平滑化により,その表面積が減少することも焼結あるいは自由焼結という.[別用語参照]焼成

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岩石学辞典 「焼結」の解説

焼結

 
sintering : 1994
 

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百科事典マイペディア 「焼結」の意味・わかりやすい解説

焼結【しょうけつ】

粉末を融点以下で加熱した場合に,焼き締まり,ある程度の強度をもつ固体になる現象。液相焼結と固相焼結がある。セラミックスの製造および粉末冶金の基礎的過程である。
→関連項目超硬合金

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