知抜く(読み)シリヌク

デジタル大辞泉 「知抜く」の意味・読み・例文・類語

しり‐ぬ・く【知(り)抜く】

[動カ五(四)]ある事について、何から何までよく知っている。知りつくす。「政界事情を―・いている男」
[類語]熟知知悉通暁精通知り尽くす通ずる詳しい

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精選版 日本国語大辞典 「知抜く」の意味・読み・例文・類語

しり‐ぬ・く【知抜】

  1. 〘 他動詞 カ行五(四) 〙 そのことについて十分に知る。何から何まで詳しく知る。
    1. [初出の実例]「一生全体の学の根なきと云の旨を知抜ざる故」(出典:箚録(1706))
    2. 「二人の関係を知(シ)り抜(ヌ)いた彼女立場を認める以上」(出典明暗(1916)〈夏目漱石〉六八)

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