普及版 字通 「紡」の読み・字形・画数・意味
紡
常用漢字 10画
[説文解字] [その他]
[字形] 形声 声符は方(ほう)。︹説文︺十三上に﹁絲なり﹂、︹玉︺に﹁紡絲なり﹂、また︹広韻︺に﹁紡績なり﹂とあり、糸をつむぐことをいう。︹国語、晋語九︺に﹁執(とら)へての槐(くわい)に紡(か)く﹂とあり、糸を繰るときのように、上から懸する意。架して糸を緝(あつ)めることを紡という。
[訓義] 1. つむぐ、うむ、うんでつむぐ、くる。 2. いと、うんだ麻、つむいだ糸。 3. かける、しばってかける。
[古辞書の訓] ︹名義抄︺紡 ヨル・ヲウム・ツムグ・イト・クル
[熟語] 紡緯▶・紡花▶・紡糸▶・紡車▶・紡▶・紡緝▶・紡織▶・紡錘▶・紡績▶・紡▶・紡綿▶・紡毛▶・紡▶ [下接語] 耕紡・混紡・織紡・績紡・束紡・夜紡
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報