デジタル大辞泉 「荒み」の意味・読み・例文・類語 すさみ【▽荒み/▽進み/▽遊み】 慰みごと。すさび。「うなゐこが―に鳴らす麦笛の声におどろく夏の昼ぶし」〈聞書集〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「荒み」の意味・読み・例文・類語 すさみ【荒・進・遊】 (一)〘 名詞 〙 ( 動詞﹁すさむ︵荒︶﹂の連用形の名詞化 ) (二)① 心のおもむくままにすること。慰みごと。 (一)[初出の実例]﹁うなゐこがすさみに鳴らす麦笛の声におどろく夏の昼ぶし﹂(出典‥聞書集︵12C後︶) (三)② いとなみ。仕事。 (一)[初出の実例]﹁﹃海女のすさみ﹄は塩やき藻かき貝拾ふを云ふにや﹂(出典‥正徹物語︵1448‐50頃︶上) (四)③ 荒れること。 (一)[初出の実例]﹁ストリップに成った為の心の荒(スサ)みもあるだろう﹂(出典‥胸より胸に︵1950‐51︶︿高見順﹀九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例