行路難（読み）コウロナン

デジタル大辞泉 「行路難」の意味・読み・例文・類語

こうろ‐なん〔カウロ‐〕【行路難】

道を行くのに難儀すること。転じて、世渡りの困難なこと。

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精選版 日本国語大辞典 「行路難」の意味・読み・例文・類語

こうろ‐なんカウロ‥【行路難】

 

(一)〘 名詞 〙 道を行くことに難儀すること。転じて、世渡りの困難なこと。
(一)[初出の実例]﹁曾何簪纓行路難、如今杖レ策処レ身安﹂(出典‥菅家文草︵900頃︶六・閑適)
 (二)﹁行路難(カウロナン)、不レ在レ山兮、不レ在レ水、唯在二人情反覆之間一と、白居易が書きたりし筆の跡、今こそ思知られたれ﹂(出典‥太平記︵14Ｃ後︶一一)
 (三)[その他の文献]︹白居易‐太行路詩︺
  

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