護国女太平記(読み)ごこくおんなたいへいき

改訂新版 世界大百科事典 「護国女太平記」の意味・わかりやすい解説

護国女太平記 (ごこくおんなたいへいき)


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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の護国女太平記の言及

【柳沢吉保】より

…04年(宝永1)には従来徳川一門にしか与えられたことがない甲斐15万石に封ぜられ,甲府城主となったが,09年綱吉が死去し,その甥家宣が6代将軍に就任すると,吉保は隠居して保山元養と号し,1714年駒込の別荘六義園で死去した。吉保の著しい栄進は将軍綱吉の異常なまでの寵愛によるものであったから,吉保は悪らつな策謀家であるとの風評が《護国女太平記》などによって広く流布しているが,彼はさほどの悪人ではなく,むしろ愚直なほど誠実に綱吉の意に従った側近であったといえよう。ただし藩主としてはかなり政治に心がけ,領民に慕われていたらしい。…

※「護国女太平記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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