閲微草堂筆記(読み)えつびそうどうひっき(英語表記)Yue-weicao-tang bi-ji

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「閲微草堂筆記」の意味・わかりやすい解説

閲微草堂筆記
えつびそうどうひっき
Yue-weicao-tang bi-ji

 
245 (1800)   () 西 ()  5 54 (1789) 3 (98)  ()  ()   

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改訂新版 世界大百科事典 「閲微草堂筆記」の意味・わかりやすい解説

閲微草堂筆記 (えつびそうどうひっき)
Yuè wēi cǎo táng bǐ jì


180055︿

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「閲微草堂筆記」の意味・わかりやすい解説

閲微草堂筆記
えつびそうどうひっき

中国、清(しん)代の学者紀昀(きいん)が集めた怪奇譚(かいきたん)集。24巻。四庫全書総纂(そうさん)官の仕事を終えた紀昀が、公務の余暇に自らの見聞に基づいて珍奇な話を書き記したもの。「灤陽消夏録(らんようしょうかろく)」6巻(1789)、「如是我聞(じょぜがもん)」4巻(1791)、「槐西雑志(かいせいざっし)」4巻(1792)、「姑妄聴之(こもうちょうし)」4巻(1793)、「灤陽続録」6巻(1798)と別々に刊行されたのを、1800年に合刻した際この書名がつけられた。「閲微草堂」は紀昀の書斎名。端正な文語で書かれ、中国志怪(しかい)小説の最後を飾るもの。

[佐藤 保]

『前野直彬訳『中国古典文学大系42 閲微草堂筆記他』(1971・平凡社)』

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百科事典マイペディア 「閲微草堂筆記」の意味・わかりやすい解説

閲微草堂筆記【えつびそうどうひっき】

 
()1724-18051()  

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