面上（読み）メンジョウ

デジタル大辞泉 「面上」の意味・読み・例文・類語

めん‐じょう〔‐ジヤウ〕【面上】

 
1顔面。また、顔。
2 面会。対面。多く、手紙文で用いる。  

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精選版 日本国語大辞典 「面上」の意味・読み・例文・類語

めん‐じょう‥ジャウ【面上】

 

(一)〘 名詞 〙 ( 古くは﹁めんしょう﹂か )
 (二)① 顔の表面。顔面。また、顔。
(一)[初出の実例]﹁不レ覚鬢辺霜気侵、自然面上桃花色﹂(出典‥菅家文草︵900頃︶三・路遇白頭翁)
 (二)﹁神命十誡をその面上に印するが如しと云へり﹂(出典‥西国立志編︵1870‐71︶︿中村正直訳﹀一三)
 (三)[その他の文献]︹杜甫‐不帰詩︺
 (三)② 面会すること。多く手紙で、お目にかかって直接申し上げますの意に用いる。
(一)[初出の実例]﹁近日至越中可相働候之条、其節期面上候﹂(出典‥上杉家文書‐天正一三年︵1585︶七月八日・丹羽長重書状)
 (二)[その他の文献]︹日葡辞書︵1603‐04︶︺
 (三)﹁やるに返事のなき文詞 恨なを面上(メンジャウ)にまたたっすべし︿梅盛﹀﹂(出典‥俳諧・口真似草︵1656︶九)
  

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普及版 字通 「面上」の読み・字形・画数・意味

【面上】めんじよう

顔。

字通「面」の項目を見る。

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