デジタル大辞泉 「十一月」の意味・読み・例文・類語 じゅういち‐がつ〔ジフイチグワツ〕【十一月】 一年の11番目の月。しもふりづき。しもつき。︽季 冬︾﹁あたたかき―もすみにけり/草田男﹂ [類語]霜(しも)月(つき)・霜(しも)降(ふ)り月(づき)・雪(ゆき)待(ま)ち月(づき)・雪(ゆき)見(みづ)月(き)・子(ねづ)月(き)・霜(そう)月(げつ)・暢(ちょ)月(うげつ)・黄(こう)鐘(しょう)・仲(ちゅ)冬(うとう)・仲(なか)の冬(ふゆ)・子(ね) 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「十一月」の意味・読み・例文・類語 じゅういち‐がつジフイチグヮツ【十一月】 〘 名詞 〙 一年の第一一番目の月。しもつき。《 季語・冬 》[初出の実例]「去年の冬十一月太上皇のすみかを追補し」(出典:平家物語(13C前)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「十一月」の意味・わかりやすい解説 11月じゅういちがつNovember 英語November ドイツ語novembre フランス語 1年12か月の第11番目の月。節は初冬で、月初めの7、8日ごろには立冬の日があり、野山の風景のみならず、家々のなかにも冬めいた感じの漂う季節である。陰暦11月は霜月ともいい、冬もすっかり深まって、霜の厳しく降りる季節であるが、陽暦では1年のなかでももっとも気候の変化が少なく、穏やかで春のような暖かい、いわゆる小春日和(こはるびより)の日々が続くころにあたり、人々が美しい自然の風物を求めて野山に遊ぶ行楽の季節でもある。 ﹇宇田敏彦﹈ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例