![f:id:yumejitsugen1:20130917065128j:plain f:id:yumejitsugen1:20130917065128j:plain](http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yumejitsugen1/20130917/20130917065128.jpg)
50年以上生きて、サラリーマンとして19年、事業主として12年過ごしてみると、﹁そいつは眉唾だ﹂と思えたことも、﹁案外、真実だったな﹂と思うことがある。
人間、世間の役に立つ何かを、ほんとうにやろうとすれば、絶対に助けてくれるひとが現れる、っていうことのは、そんなことのひとつだ。 世の中には、お金をたくさんもっていて︵あるいは、大きな影響力とか、人脈とかがあって︶、理想に燃える若者を助けたいと思っているひとは、現実にたくさんいるのだ。
若いころの自分は、そんな人間が本当にいるのか、リアルに感じることができなかった。 また、﹁ホンキでやる﹂ってことが、どんなことかもわからなかった。
今朝読んだ、19才のビンセント君の話が、面白かった。 彼の動機は、﹁人の役に立ちたい﹂ということではなく、﹁フィリピンでの職を得たい﹂という、﹁利己的な﹂ことだったのだが、若いうちは、動機が利己的なものでも、ホンキになれば助けてくれるひとが現れるという、よい例だと思う。 ︵ちなみに、若いうちは、その動機は、利己的でいいと思う!︶
6 Valuable Lessons a 19-Year Old Learned from Reaching Out To Millionaires 彼はtwitterのつぶやきで、フィリピンでのマーケティング職の募集を知った。 その職を得たいが、彼には選ばれる自信がなかった。 そこで、募集の内容をよく読んだ。どうやらその会社は、多くのひととコミニケーションできたり、すでに知り合いである、社交的な人間を探しているようだった。
どうしてもその職を得たい彼は考えた。 レジメだけでなく、ビデオを作ろう。 そしてそのビデオには、有名な起業家や文筆家、マーケッターに出演してもらおう。 もちろん、一介の無名の若者である彼は、そんなひとたちを知らない。
が、彼はそういったひとたち47人を選んで、メールを送った。 そして、自分の名前と﹁ビンセント君とつながったよ﹂っていうことを、カメラの前で言ってもらい、それを動画にして送り返してもらうように頼んだ。
その結果、なんと16人︵約40%︶の有名人たちが、彼の要望に答えて動画をつくって送り返してくれた、というのだ。
結果は言わずもがなだった。
そんな彼が、僕らに6つのアドバイスをまとめてくれているので、どうぞ! 1. 拒絶されても、あなたは何も失わない 2.ひとびとはあなたが想像しているより、喜んで助けてくれる このアイディアを思いついたとき、恐ろしかった。反応はゼロに違いないと思った。 これほどの有名人たちにメールでお願いする自分は、いったい何者なのかと。 結局、メールでは、自分が何をしてきて、どんな経歴でなどということは一切書かなかった。ただ、自分の現在の状況と、何を望んでいるのかを真摯に書いた。 3.真剣になれば、人々は喜んで助けてくれる お願いしたことのお礼に、何かを提供するというようなことは何も言わなかった。 ただ、正直に、ありのままに、何も隠さずに、助けて欲しいってことだけ書いた。
4.誰とでもつながることができる もちろん、ナシのつぶてのひともいた。でも、40%もの尊敬するひとたちが、返事をくれたということで、十分ではないだろうか。オバマ大統領とだって、少なくとも、つながれる可能性はあるのだ。 5.創造性は多様なものだ 自分には絵を描いたり、アートを感じたりする感性はない。つまり、創造力はないと思っていた。 でも、創造力というのは、他のひとと違ったやりかたを考えだすことでもある。 自分も、かつて思っいたより、創造性があるのだということに気がついた。 6.あれやこれや心配するより行動してみるほうがずっと良い photo byashley rose,