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プレスリリース
2009.11.20
●著作権
鳩山内閣閣僚による、最近の著作権保護期間延長に関する発言について
鳩山由紀夫首相が、11月18日に開催されたJASRACのパーティにおいて著作権保護期間の延長問題に言及し、現行の著作者死後50年から70年への延長に﹁最大限の努力をする﹂旨を発言したとの報道がなされています。またこれを受けて、川端達夫文科相も﹁著作権法改正に意欲﹂との報道もあります。
﹁著作権保護期間70年への延長実現に最大限努力﹂鳩山首相が明言 (Internet Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091118_329858.html
保護期間70年に延長を=著作権法改正に意欲-川端文科相 (時事ドットコム)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009112000273
著作権の保護期間延長が、著作物利用者である私たちの利便性を著しく低下させる一方、そもそも著作権者の︵特に生存する著作者の︶収入を向上させることはないという点に関して、すでに多数の事例研究や実証研究が存在しています。﹁メリットは無いのに、デメリットは確実にある﹂というのが、国内外を問わず多くの専門家の意見が一致するところです。この点は文化審議会著作権分科会の﹁過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会﹂でも確認されており、2年間に及ぶ慎重な審議の結果、保護期間延長は見送られることとなりました。
著作権保護期間の延長、経済学的には﹁損﹂ ﹁毒入りのケーキ﹂が再創造を阻む (ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/15/news010.html
著作権分科会 過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会︵文化庁︶
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/singikai/hogo/index.html
著作物の二次利用やいわゆる﹁二次創作﹂を阻害する著作権保護期間の延長は、今後コンテンツ立国を目指す日本にとっても、決して有益な結果をもたらさないと思われます。
一般社団法人インターネットユーザー協会︵MIAU︶は、著作権の保護期間延長に反対します。
︵追記‥2009年11月21日︶
著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム︵thinkC︶と青空文庫もそれぞれ声明を出しています。あわせてお読み下さい。
http://thinkcopyright.org/
http://www.aozora.gr.jp/soramoyou/soramoyouindex.html#000315
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