催促・お詫び・お断り…送りにくいメールをスマートに送る プロの具体文例集


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【前提】一つの言葉でも、自分と相手のとらえ方は異なることを意識する















8,568通り、あなたはどのタイプ?

相手に負担を強いるお願いごとをする場合の具体例

いきなり要望を切り出すのではなく、ワンクッションとなる言葉を入れましょう。

定番は「恐れ入りますが…」「お忙しいところ恐縮ですが…」などですが、難易度や緊急度などに応じてアレンジします。

「いつもお願いばかりで恐縮ですが…」

「誠に申し訳ないのですが…」

「誠に勝手なお願いで恐縮ですが…」

「無理を承知でお願い申し上げますが…」

「ご迷惑もかえりみずのお願いで大変恐縮ですが…」


調

「~していきただきますよう、よろしくお願い致します」

「~をお願いできますでしょうか」

「~していただければと存じます」

「~していただけると幸いです」

「~していただけると助かります」


8,568通り、あなたはどのタイプ?

約束や納期を守らない相手に催促をする場合の具体例






「~の件ですが、その後いかがでしょうか」

「~について、ご確認いただけましたでしょうか」

「急かすようで申し訳ありませんが、ご回答をお待ちしております」

このほか、相手の事情への気遣いや、逃げ道を用意する一言を添える手もあります。

「いろいろとご事情がおありでしょうが、~してくださいますようお願い致します」

「何かの手違いかとも存じますが、まだ~していただいておりません」

「ご多忙のためと拝察致しますが、まだ~していただいておりません」

状況が深刻で、強く催促したい場合には、「困っている」ことを伝えるのも手です。

ただし、「困っております」ではストレートすぎるので、言い回しを変えましょう。

「大変困惑している状況です」

「当方業務に不都合をきたしております」

「これ以上遅れますと、当方の営業に支障をきたしかねません」


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4


1

2

3

4


使

「謹んでお詫び申し上げます」

「幾重にもお詫び申し上げます」


使






姿




使




























 

使



「せっかくのお申し出ですが、ご遠慮申し上げます」

「せっかくのご提案ですが、ご要望には添いかねます」

「ありがたいお話なのですが、お断りせざるを得ません」

<次につなげる断り方>

「誠に残念ではございますが、今回は見送らせていただきます」

「誠に心苦しいのですが、今回はご遠慮申し上げます」

「願ってもない機会ですが、諸事情がありお引き受け致しかねます」

<印象をやわらげる+αのフレーズ>

「検討を重ねましたが…」

「急な差し支えがございまして…」

「事情をお察しいただき、ご理解いただければと存じます」

「お力になれず(ご要望に添えず)、誠に申し訳ありません」




<プロフィール>

平野友朗さん/株式会社アイ・コミュニケーション代表取締役、一般社団法人日本ビジネスメール協会 代表理事、ビジネス実践塾 主宰

f:id:k_kushida:20150902164823j:plain1974年生まれ。筑波大学人間学類で認知心理学専攻。広告代理店勤務を経て、2003年、日本で唯一のメルマガ専門コンサルタントとして独立。2004年、アイ・コミュニケーション設立。ビジネスメール教育の専門家。得意とする分野は、メールコミュニケーション効率化や時間短縮などの業務改善、ウェブマーケティングの戦略立案やメルマガ・ウェブサイトの改善、メディア戦略を含めたブランド構築や出版プロデュースなど多岐に渡る。著書に『カリスマ講師に学ぶ!実践ビジネスメール教室』『ビジネスメールの常識・非常識』ほか。

(株)アイ・コミュニケーション http://www.sc-p.jp/

文・青木典子

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