リンク:論文に死んでも書いてはいけない言葉30

追記(2022年7月31日)





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使 pp. 182-188使
 

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とっても役に立つ。でも、どちらかというと小論文とかの書き方かな?

上記のエントリーで列挙されている30の言葉を転載して私の考えを追加する。ネタにマジレスが入っているけどご容赦。

NG(使っちゃダメ) OK(こう言い換える) next49コメント
とても;すごく 非常に;極めて 使わない。客観的データと一緒のときだけ使ってよい
だいたい ほぼ;おおよそ 使わない。客観的データと一緒のときだけ使ってよい
だから したがって 「このため」「以上より」なども使う
でも;だけど;けれど;けど しかし;しかしながら --
どうやっても;どうしても いかなる手段を用いても 「どのような方法でも」もあり
〜と思う。 〜と考えられる。;〜であろう。 「〜と考えられる」を使う場合は主語に注意
〜かもしれない。 〜の可能性がある。〜の可能性が考えられる。 追記(2015年6月21日、コメント欄参照)「〜」の対象が「ある・ない」ならば例のとおり。「〜」が「〜である確率が高い」の意味ならば「の蓋然性が高い」
〜と感じる。 〜と推測される。;〜と思われる。 どういう理屈でその感想にいたったのかを明記すること
〜おもしろい。 〜は重要である。 自分の感想ならば「興味深い」の方が良い。「重要である」を使う場合は誰にとって、どの視点から重要七日なのかを明記する
〜を知りたい。 〜を理解する必要があろう。 使わない。既に知ったことを書くべき。あなたの願望は読者にとって価値はない
〜の意味がわかりません。 〜をより深く理解する必要があろう。 使わない。筆者自身に述べるならば書く必要はない。読者に述べるなら失礼。
〜がいっぱいある。 〜が多く存在する --
〜した方がいいと思う 〜すべきである。;〜する必要がある。 誰にとっての話なのかを曖昧にしないこと
〜するのは無駄だ。 〜する意義を見いだすことができない。 その行為が目的とする結果を生み出さないことと、行為を行うことに価値を見出せないことは別。区別する必要がある
〜は嫌いだ。 〜は必要とはいえない。;〜は適切ではない。 筆者がそれについて好きか嫌いかなど書く必要はない
〜はなかった。 〜という事実は知られていない。 ある範囲ないに存在しない場合は「〜の範囲には存在しない」と明言して良い
〜というのは間違いだ。 〜という主張は誤りである。 --
〜というのはインチキだ。 〜が真実であるという証拠はない。 使わない。事実や仮説がおかしいことだけ証拠&理屈付きで主張すれば良い
〜はバカだ。 〜の見解には再考の余地が残る 使わない。使わない。事実や仮説がおかしいことだけ証拠&理屈付きで主張すれば良い
こんな話を聞いたことがある。 このような事例が挙げられる。 参考文献の提示が必要。単なる伝聞は読者が確認できないのでダメ
そんな事実はない。 そのような事実は認められない。 事実自体がないならば「そのような事実はない」。事実の認定が問題ならば例のとおり
みんなが〜(だ)と言っている。 一般に〜(だ)といわれている。 参考文献の提示が必要。
みんなが〜(だ)と思っている。 〜(だ)と広く信じられている。 参考文献の提示が必要。
教科書に〜と書いてある。 〜(というの)が通説である。 「文献 [hogehoge 2010]に〜と記載されている」の方が誠実。
〜は読みたくない。 〜を正当に評価することは困難である。 使わない。どう困難なのか突っ込まれる。
〜は読まなかった。 〜の評価はまだ定まってはいない。 使わない。根拠を求められる
研究しましたが〜はわかりませんでした 〜は今後の課題としたい。 どこまで分かったのかを明記した上で今後の課題にして良い
もうダメだ。 議論が錯綜してきたので、原点に戻ってみることにする。 使わない。錯綜しているならば清書して筋が通るようにする
イヤになってきた。 ここで筆を置くことにする。 使わない。小説やコラムではないので
合格させてください。 解明できた点は必ずしも多くはないが、若干なりとも寄与できたと思われる。 これはあり。諦めずに自分の貢献をちゃんと主張するのは重要

関連過去エントリー

追記(2012年1月4日)




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