PDD図書館管理番号 0001.0072.9000.19 百 科 辞 書 《はに》 編集:獨 澄旻 -------- はに -------------------------------------------------- はにー 【ハニー】 ◇[英]honey ○(1)[食]ハチミツ(蜂蜜)。 ○(2)甘さ・甘味・甘いもの。 ○(3)[俗]かわいい人。 参照⇒はねむーん(ハネムーン) ばにー 【バニー】 ◇[英]bunny ○(1)[幼児語]ウサギ(兎)・うさちゃん。 ⇒うさぎ(ウサギ,兎) ○(2)バニーガール(bunny girl)の略称。 ⇒ばにーがーる(バニーガール) [1]ばーにあ 【バーニア】 ◇[英]vernier ○[工]⇒ばーにや(バーニヤ) [2]ばーにあ 【バーニア】 ◇Pierre Vernier ○[人]フランスの数学者(1580〜1637)。 計測定規のバーニヤ(vernier)を発明。 参照⇒ばーにや(バーニヤ) ぱーにあ 【パーニア】 ◇[英]pannier、[フ]panier ○⇒ぱにえ(パニエ) ぱにあい 【パニアイ】 ◇Paniai ○(1)[地](Danau Paniai)⇒ぱにあいこ(パニアイ湖) ○(2)(Kabupaten Paniai)⇒ぱにあいけん(パニアイ県) ぱにあいけん 【パニアイ県】 ◇[インドネシア語]Kabupaten Paniai、[英]Paniai District /Paniai Regency ○インドネシア東部、パプア島(Pulau Papua)(ニューギニア島) 中西部のパプアテンガ州(Propinsi Papua Tengah)中央部の県。 南部をミミカ県(Kabupaten Mimika)に接し、東部をパプアティ モール州(Propinsi Papua Timur)、西部をパプアバラト州(Pro- pinsi Papua Barat)に隣接。 県都はエナロタリ(Enarotali)。 ぱにあいこ 【パニアイ湖】 ◇[インドネシア語]Danau Paniai、[英]Lake Paniai ○[地]インドネシア東部、パプア島(Pulau Papua)(ニューギニ ア島)中西部のパプアテンガ州(Propinsi Papua Tengah)中央部 のパニアイ県(Kabupaten Paniai)中央部にある湖。 南緯3.83°、東経136.33°の地。 〈面積〉 120平方キロメートル。 ばーにあえんじん 【バーニアエンジン】 【バーニア・エンジン】 ◇[英]vernier engine ○[工]ロケット・ミサイルなどで進路制御に用いる小型の微調 整用補助エンジン。 「バーニヤエンジン」とも呼ぶ。 ばーにあろけっと 【バーニアロケット】 【バーニア・ロケット】 ◇[英]vernier rocket ○[工]ロケット・ミサイルなどで進路制御に用いる小型の微調 整用補助ロケット。 「バーニヤロケット」とも呼ぶ。 ぱにえ 【パニエ】 ◇[フ]panier(パニェ)、[英]pannier(パーニア) ○(1)荷役動物(ウマ・ロバなど)またはオートバイなどの左右 にかける、二つを結んだ大きな荷籠(ニカゴ)。 参照⇒ふりわけ(振り分け,振分け)(3) ○(2)[服]スカート部分を大きく広げるための張り枠。 鯨のひげ・針金・籐のつるなどで作られていた。 参照⇒ふーぷ(フープ)(6),くりのりん(クリノリン)(2) ○(3)[服]⇒くりのりん(クリノリン)(3) ◎ラテン語の「パンを入れる籠(panarium)」から。 ぱにえすかーと 【パニエスカート】 ◇[和製造語]panier skirt、[英]pannier skirt ○[服]⇒くりのりんすかーと(クリノリン・スカート,クリノリ ンスカート) ばにぇーら 【バニェーラ】 ◇[西]banera ○(スペイン語で)浴槽。 ⇒よくそう(浴槽) はにかむ 【ハニカム】 ◇[英]honeycomb ○(1)ハチ(蜂)の巣(comb)。特にミツバチの巣。 ○(2)ハチの巣状のもの。 亀甲(キッコウ)模様や穴だらけなど。 はにかむこうぞう《はにかむこうざう》 【ハニカム構造】 ○[空]航空機の骨組材に強度をもたせて軽くした、六角形の穴 だらけの構造。 参照⇒じゅらるみん(ジュラルミン) ばにーがーる 【バニーガール】 ◇[英]bunny girl ○クラブ・キャバレーなどで、ウサギをかたどった衣装を着け たホステス。 接待よりも、注文を取り次いだり、タバコなどを売ったりし て店内を歩いている役が多い。 単に「バニー」とも呼ぶ。 ◎「バニー」は幼児語で「ウサギ」の意味。 はにしなぐん 【埴科郡】 ◇[日]Hanishina Gun ○長野県中北部の郡。 坂城町(サカキマチ)のみ。 ◎2003. 9. 1(平成15)戸倉町(トグラマチ)、更埴市(コウショクシ)・更級 郡(サラシナグン)上山田町(カミヤマダマチ)と合併して千曲市(チクマシ)を発 足。 はにぞく 【ハニ族】 【哈尼族】 ◇[中]Hani zu/Hanizu ○中国南西部の雲南省(Yunnan Sheng)(ウンナンショウ)に居住する一 少数民族。 参照⇒こうがはにぞくいぞくじちしゅう(紅河ハニ族イ族自 治州,紅河哈尼族彝族自治州) ◎「哈日族(Harizu)」は台湾の若者の風俗。 参照⇒はーりーずー(ハーリーズー,哈日族) ぱにっく 【パニック】 ◇[英]panic ○(1)(突然の)恐慌(キョウコウ)・恐怖。 ○(2)[経](特に)経済恐慌。 ○(3)火事・地震などの災害時の大混乱・狼狽(ロウバイ)。 ◎ギリシア神話の牧神パン(Pan)が引き起こすと考えられてい たことから。 参照⇒[3]ぱん(パン) ばーにっしゅ 【バーニッシュ】 ◇[英]varnish(ヴァーニッシュ) ○⇒わにす(ワニス) ばにてぃー 【バニティー】 ◇[英]vanity ○(1)虚栄心・うぬぼれ。 ○(2)空虚・無益。 はにーとらっぷ 【ハニートラップ】 ◇[英]honey trap(甘い罠<ワナ>)/honeytrap ○(1)[俗]政府などが、下層階級に豊かになる夢を見させて奉 仕させる、実現できない約束。 ○(2)[俗]示し合せた異性を恋人に接触させて、恋人の誠実さ を調べること。 ○(3)[俗]諜報活動で、異性を接触させて誘惑する色仕掛け。 ぱーにに 【パーニニ】 ◇Panini ○[人]紀元前4世紀ころのインドの文法学者(BC. 520ころ〜BC. 460ころ)。北インド(現:パキスタン)の出身。 サンスクリット文法の細則を研究整頓して集大成し、8編か ら成る世界最古の文典『パーニニ文典(アシュターディヤーイ ー<Astadhyayi>)』を作成。 ぱーにーぱっと 【パーニーパット】 ◇Panipat ○インド中北部、ハリヤナ州(Haryana State)の都市。 デリー北方約80キロメートルにある古戦場。 参照⇒ぱーにぱっとのたたかい(パーニーパットの戦い) 〈人口〉 1991(平成3)19万1,212人。 ぱーにぱっとのたたかい《ぱーにーぱつとのたたかひ》 【パーニーパットの戦い】 ◇[英]Battle of Panipat ○[歴]インド中北部のパーニーパットで行われた、インド史上 で重要な3つの戦い。 〈第一次〉 1526. 4.21(大永6)ウズベク族(Uzbeks)に中央アジアを追わ れたバーブル(Babur)が北インドに侵入してロディー朝(Lodhi Dynasty)第3代王イブラーヒーム・ロディー(Ibrahim Lodhi) の大軍を破る。 ムガール帝国(the Mughal empire)建設の契機となった。 〈第二次〉 1556.11. 5(弘治2)第3代皇帝アクバル(Akbar)がアフガン 族(Afghan)の武将ヒームー(Hemu)を倒し、デリーを奪回し、ム ガーム帝国の基礎を固める。 〈第三次〉 1761. 1.14(宝暦11)名目的なムガール皇帝に代り実権を持っ たデカン高原のマラータ同盟(Maratha Confederacy)が、アフ ガニスタン王アフマド・シャー・ドゥッラーニー(Amad Shah Durrani)と戦い壊滅的に敗れて北インドから後退する。 ばーにや 【バーニヤ】 ◇[英]vernier ○[理][工]長さ・角度などを測定する際に、主尺の最小目盛の 間隔を更に細かく測るために刻まれた補助目盛。 主尺に沿って移動でき、一〇分の一または二〇分の一くらい の精度で読み取るもの。 「バーニア」,「副尺(フクシャク)」,「遊尺(ユウシャク)」,「遊標(ユウヒョウ)」と も呼ぶ。 ◎バーニヤ・マイクロメーター(vernier micrometer):⇒のぎ す(ノギス) ◎発明者のフランス人数学者バーニア(Pierre Vernier)(1580 〜1637)の名前に因(チナ)む。 ばーにゃ 【バーニャ】 ◇[露]banya、[英]banja ○ロシア式の蒸し風呂。 束ねたシラカバ(白樺)やカシ(樫)の枝葉で体を叩き血行を良 くする。 ◎ロシア文字では"баня"。 ◎フィンランド式:⇒さうな(サウナ) トルコ式:⇒はまむ(ハマム)(1) ばーにやえんじん 【バーニヤエンジン】 【バーニヤ・エンジン】 ◇[英]vernier engine ○[工]⇒ばーにあえんじん(バーニアエンジン,バーニア・エン ジン) ばーにやきゃりぱす 【バーニヤ・キャリパス】 ◇[英]vernier calipers ○[理][工]⇒のぎす(ノギス) はにやすのいけ 【埴安の池】 【埴安池】 ◇[日]Haniyasu no Ike ○[歴]奈良県橿原市(カシハラシ)の南東部、香具山(カグヤマ)の北麓に あった池。 ばにゃっくしょとう《ばにやつくしよたう》 【バニャック諸島】 ◇[インドネシア語]Pulau-pulau Banyak、[英]Banyak Islands ○[地]インドネシア西部、スマトラ島中北部の西岸沖合いの群 島。 ナングロ・アチェ・ダルサムラ州(Propinsi Nanggroe Aceh Darussalam)アチェシンキル県(Kabupaten Aceh Singkil)の県 都シンキル(Singkil)の沖合いで、シムルエ島(Pulau Simeulue) の南東方、ニアス島(Pulau Nias)の北方。 ばーにやまいくろめーたー 【バーニヤ・マイクロメーター】 ◇[英]vernier micrometer ○[理][工]⇒のぎす(ノギス) ばにゃるか 【バニャルカ】 ◇Banja Luka ○ボスニア・ヘルツェゴビナ共和国北西部、ブルバス川(the Vrbas River)沿いにある都市。 「バニャルーカ」とも呼ぶ。 〈人口〉 1991(平成3)14万2,644人。 ばにゃるーか 【バニャルーカ】 ◇Banja Luka ○⇒ばにゃるか(バニャルカ) ばーにやろけっと 【バーニヤロケット】 【バーニヤ・ロケット】 ◇[英]vernier rocket ○[工]⇒ばーにあろけっと(バーニアロケット,バーニア・ロケ ット) [1]ばにやん 【バニヤン】 ◇[英]banyan ○[植]⇒ばんやんじゅ(バンヤン樹,バンヤンジュ) [2]ばにやん 【バニヤン】 ◇John Bunyan ○[人]イギリスの宗教文学者・説教師(1628〜1688)。 二部作の寓意物語『天路歴程(The Pilgrim's Progress)』で 知られる。 「バンヤン」とも呼ぶ。 [3]ばにやん 【バニヤン】 ◇Paul Bunyan ○[アメリカ伝説]⇒ぽーるばにやん(ポール・バニヤン) ばにやんじゅ 【バニヤン樹】 【バニヤンジュ】 ◇[英]banyan tree ○[植]⇒ばんやんじゅ(バンヤン樹,バンヤンジュ) はにゅう《はにふ》 【羽生】 ◇[日]Hanyu ○(1)⇒はにゅうし(羽生市) ○(2)[交]⇒はにゅうえき(羽生駅) はにゅうえき《はにふえき》 【羽生駅】 ○(1)[交]埼玉県羽生市にある、東武伊勢崎線の駅。 南羽生駅と川俣駅の間。 ◎東武伊勢崎線には南羽生駅、秩父鉄道には西羽生駅がある。 ○(2)[交]埼玉県羽生市にある、秩父鉄道の駅。 西羽生駅の次でターミナル駅。 ばにゅうがわ《ばにふがは》 【馬入川】 ◇[日]Banyu Gawa ○[地]神奈川県中央部を南流する相模川(サガミガワ)の最下流部、 河口付近の呼称。 はにゅうし《はにふし》 【羽生市】 ◇[日]Hanyu Shi ○埼玉県北部の市。 〈面積〉 58.55平方キロメートル。 〈人口〉 1995(平成7)5万6,037人。 ◎1954(昭和29)羽生町・新郷(シンゴウ)村・須影(スカゲ)村・岩瀬 (イワセ)村・川俣(カワマタ)村・井泉(イイズミ)村・手小林(テコバヤシ)村が 合併して市制施行。 ◎田山花袋(カタイ)の『田舎教師』の舞台。 ★ばにら 【バニラ】 ◇[西]vanilla、[英]vanilla ○(1)[植]([学]Vanilla planifolia)クサスギカズラ目(Aspara- gales)ラン科(Orchidaceae)バニラ属(Vanilla)のツル性(蔓性) 常緑多年草。熱帯アメリカ原産。 ○(2)[食]⇒ばにらえっせんす(バニラ・エッセンス) ○(3)[食]バニラ・エッセンスで香りをつけたアイス・クリー ム。 ばにらえっせんす 【バニラ・エッセンス】 ◇[英]vanilla essence ○(1)[食]バニラの熟さないサヤ状の実を発酵させて作った香 油。 ○(2)[化]⇒ばにりん(バニリン) ばにりん 【バニリン】 ◇[英]vanillin ○[化]バニラ・エッセンスの芳香成分。甘い香気のある無色の 針状結晶。 分子式はC6H3(OH)(OCH3)(CHO)。 工業的にはパルプ製造の副産物リグニン(lignin)などを原料 として製造。 食品香料として広く用いられる。 「ワニリン([独]Vanillin)」とも呼ぶ。 ★はにわ 【ハニワ】 【埴輪】 ○[歴]古墳時代に墓の副葬品に用いられた素焼きの土製品。 参照⇒はじき(土師器) ◎葬列:参照⇒しばやまこふんぐん(芝山古墳群) 武人:参照⇒さじん(左衽) はにわり 【半月】 ○[生]⇒はんいんよう(半陰陽) はにわるっく 【はにわルック】 【埴輪ルック】 ○[俗][服]中高生の女子が制服の短いスカートの下にジャージ を履(ハ)いたスタイル。 冬期、防寒にために重ねて着用したもの。 ◎古墳のハニワの服装に似ていることから、1980年代末期から 使われ始めた若者言葉。 見っともないとして、2000年代から女子のスラックスを採用 する学校も出てきている。 ぱーにん 【パーニン】 ◇Nikita Ivanovich Panin ○[人]ロシアの政治家・外交官(1718. 9.29〜1783. 4.11)。 ばぬあつ 【バヌアツ】 ◇Vanuatu ○南太平洋のメラネシア、ニューヘブリデス諸島(the New Heb- rides)から成る共和国。 正称はバヌアツ共和国(Republic of Vanuatu)。 首都はエファティ(Efate)島のビラ(Vila)。 住民はメラネシア人。 参照⇒にゅーへぶりですしょとう(ニューヘブリデス諸島) 〈面積〉 1万2,189平方キロメートル。 〈人口〉 1977(昭和52)10万人。 1984(昭和59)12万8,000人。 1988(昭和63)15万人。 1995(平成7)16万8,000人。 1997(平成9)18万人。 2001(平成13)19万2,910人(推計)。 ◎1980. 7.30(昭和55)イギリス・フランス共同統治領から独立。 1982(昭和57)中国と国交を樹立。 2004.11. 3(平成16)中華民国(台湾)と国交を樹立。 2004.11.10(平成16)中華民国(台湾)と国交樹立声明を取り消 し。 はぬか 【ハヌカ】 ◇[ヘブライ語]Hanukah、[英]Hanukkah/Festival of Dedica- tion ○[宗]ユダヤ教の祭りの一つ。 キスレブ(Kislev)(第3月、旧第9月)25日より八日間、「宮 潔(ミヤキヨ)めの祭り」が行われる。 ミノラー(menorah)と呼ぶ9手(または7手)の燭台(ショクダイ) のロウソクを一日一本づつ点(トモ)していく。 「ハヌカー」とも呼ぶ。 ◎ミノラーの真ん中のロウソクは種火とし、絶やさない。 はぬかー 【ハヌカー】 ◇[英]Hanukkah ○[宗]⇒はぬか(ハヌカ) ばーぬーす 【バーヌース】 ◇[英]burnoose/burnous ○[服]アラビア風のフード付き大型マント・外套(ガイトウ)。 アラブ人・ムーア人などが用いる。 「ビュルヌ([フ]burnous)」,「ビュルヌス([フ]burnous)」とも 呼ぶ。 参照⇒かふたん(カフタン)(1) はぬまっと 【ハヌマット】 ◇Hanumat ○⇒はぬまーん(ハヌマーン) はぬまん 【ハヌマン】 ◇Hanuman ○⇒はぬまーん(ハヌマーン) はぬまーん 【ハヌマーン】 ◇Hanuman ○(1)[宗]ヒンズー教の不死身で賢明豪勇な神猿。風神バーユ (Vayu)と天女アンジャナー(Anjana)の子。 叙事詩『ラーマーヤナ(Ramayana)』に登場し、猿の軍勢を率 いてラーバナ(Ravana)の魔軍を破り、主人公ラーマ(Rama)を助 ける。 「ハヌマン」,「ハヌマット(Hanumat)」とも呼ぶ。 参照⇒らーまーやな(ラーマーヤナ) ○(2)[哺]インドの神獣とされる尾長猿ハヌマンラングールの 略称。 参照⇒らんぐーる(ラングール) はね 【刎】 【刎ね】 ○[助数詞]兜(カブト)などを数える語。 ★はね 【羽】 【翅】 ◇[英]wing ○(1)[鳥]鳥類の翼(ツバサ)。飛ぶための器官。 「ウイング」,「ウィング」とも呼ぶ。 ◎一枚の羽(ハネ)・羽毛(ウモウ)は「フェザー(feather)」。 ○(2)[虫]虫類の翅(ハネ,ツバサ)。飛ぶための器官。 「ウィング」とも呼ぶ。 ★はね 【羽根】 【羽】 ○(1)[鳥]鳥類の体表に生えている羽毛(ウモウ)。 「フェザー([英]feather)」とも呼ぶ。 ◎大羽(オオハネ):プルーム([英]plume)。 翼(ツバサ):ウイング([英]wing)。 ○(2)[鳥][虫]⇒はね(羽,翅) ○() ○()パチンコ台の役物(ヤクモノ)の一つ。 玉が当たると回転して弾(ハジ)き飛ばすもの。玉の動きを変 えるための仕掛け。 回転している羽根に玉が当たると、また別のところに飛んで しまい、動きは一定にならない。 参照⇒やくもの(役物)(2) ◎「うこん(羽根)」とも読む。 参照⇒うこん(羽根) ★ばね 【バネ】 【発条】 【撥条】 【弾機】 ◇[英]spring ○[機]素材の弾性作用を利用した部品の総称。 「スプリング」とも呼ぶ。 ◎渦巻きバネは「ぜんまい(発条,撥条)」とも呼ぶ。 ◎ヘリカル・スプリング ぱね 【パネ】 ◇[伊]pane ○[食](イタリア語で)パン・ケーキ。 ⇒ぱん(パン,麺麭) ★はねかくし 【ハネカクシ】 【羽隠虫】 【隠翅虫】 ◇[学]rove beetle ○[虫]甲虫目(鞘翅目)(Coleoptera)カブトムシ亜目(多食亜目) (Polyphaga)ハネカクシ上科(Staphylinoidea)ハネカクシ科 (Staphylinidae)の昆虫の総称。 上翅(ジョウシ)は短く、飛翔用の後翅(コウシ)を小さく折り畳(タタ) んでその下に収納する。 世界に約3万種が分布。 〈17亜科〉 ハネカクシ亜科(Staphylininae)。 アリガタハネカクシ亜科(Paederinae)。 アリヅカムシ亜科(Pselaphinae)。 オオキバハネカクシ亜科(Oxyporinae)。 コケムシ亜科(Scydmaeninae)。 シラオビシデムシモドキ亜科(Apateticinae)。 シリホソハネカクシ亜科(Tachyporinae)。 セスジハネカクシ亜科(Oxytelinae)。 チビハネカクシ亜科(Micropeplinae)。 ツツハネカクシ亜科(Osoriinae)。 デオキノコムシ亜科(Scaphidiinae)。 ニセマキムシ亜科(Dasycerinae)。 ハバビロハネカクシ亜科(Proteininae)。 ヒゲブトハネカクシ亜科(Aleocharinae)。 ヒラタハネカクシ亜科(Piestinae)。 メダカハネカクシ亜科(Steninae)。 ヨツメハネカクシ亜科(Omariinae)。 はねこうらん《はねかうらん》 【刎高欄】 【跳高欄】 ○[建]高欄の架木(ホコギ)(一番上の横材)の突き出した先端部を 反(ソ)り上げたもの。 はーねす 【ハーネス】 ◇[英]harness ○(1)馬具。馬車馬の引き具。 参照⇒さんがい(三繋,三懸,三掛) ◎口輪は「マズル(muzzle)」。 ○(2)安全ベルト・パラシュートの背負い革・赤ん坊を倒れな いようにする革ひもなど。 ○(3)盲導犬(モウドウケン)の制御具。 参照⇒りーど(リード) はねだ 【羽田】 ◇[日]Haneda ○(1)東京都大田区東端、多摩川の河口左岸(北岸)の地名・工 業地区。 ○(2)[俗][空]東京国際空港の通称。 ⇒とうきょうこくさいくうこう(東京国際空港) はねだえき 【羽田駅】 ○[古][交]天空橋駅の旧称。 ⇒てんくうばしえき(天空橋駅) はねだくうこう《はねだくうかう》 【羽田空港】 ○(1)[俗][空]東京国際空港の通称。 ⇒とうきょうこくさいくうこう(東京国際空港) ○(2)東京都大田区南部の地名。1〜3丁目。 ○(3)[交]⇒はねだくうこうえき(羽田空港駅) はねだくうこうえき《はねだくうかうえき》 【羽田空港駅】 ○(1)[交]東京都大田区羽田空港にある、京急空港線の駅。 天空橋(テンクウバシ)駅と金沢八景(カナザワハッケイ)駅(横浜市)の間。 ○(2)[交]東京モノレールの駅。 新整備場(シンセイビジョウ)駅の次で、ターミナル駅(終点)。 はねだひこうじょう《はねだひかうじやう》 【羽田飛行場】 ○[古][空]東京国際空港の旧称。 ⇒とうきょうこくさいくうこう(東京国際空港) はねつき 【羽根つき】 【羽根突き】 【羽子突き】 ○⇒おいばね(追羽根,追い羽根) ばねっと 【バネット】 ◇[登録商標]VANETTE ○[交]日産自動車のバン、トラック。 ◎マツダが製造。 ばーねっと 【バーネット】 ◇Frances Eliza Burnett(フランシス・ホジソン・バーネット) ○[人]アメリカの女性作家(1849〜1924)。 作品は1886(明治19)『小公子(Little Lord Fauntleroy)』・ 1905(明治38)『小公女(The Little Princess)』など。 ばーねっとく 【バーネット区】 ◇[英]Barnet Borough ○イギリスの大ロンドン(Greater London)北西部の区。アウタ ー・ロンドン(Outer London)の一区。 ◎1965(昭和40)ミドルセックス州(County of Middlesex)が大 ロンドンに編入されて新設。 はねぺん 【羽根ペン】 【羽ペン】 ◇[英]feather pen ○鳥の羽根の付け根を削(ケズ)ってペンとしたもの。 ハト(鳩)・クジャク(孔雀)などが用いられる。 参照⇒たけぺん(竹ペン) はねぼうき《はねばうき》 【羽根箒】 【羽箒】 ○⇒はぼうき(羽箒)(1) はねむーん 【ハネムーン】 ◇[英]honeymoon ○(1)結婚後の1ヶ月間。結婚した当月。 「蜜月(ミツゲツ)」とも呼ぶ。 ○(2)新婚旅行。 「蜜月旅行」とも呼ぶ。 ○(3)(転じて、新婚生活のように)親密な関係にあること。ま た、その期間。 「蜜月」とも呼ぶ。 はねやま 【万年山】 ◇[日]Hane Yama ○[地]大分県西部、玖珠郡(クスグン)の玖珠町(クスマチ)南部と九重 町(ココノエマチ)との境にある山。標高1,140メートル。 耶馬日田英彦山(ヤバヒタヒコサン)国定公園に含まれる。 ぱねらい 【パネライ】 ◇[登録商標]PANERAI ○[経]腕時計のブランド名。 ◎1860(万延元)ジョバンニ・パネライ(Giovanni Panerai)(1825 〜1897)がフィレンツェで創業。 高級時計店を経営する一方で、イタリア海軍向けの精密機械 メーカーとして発展。 1997(平成9)商標権などをカルティエが購入し、一般向けの 腕時計を販売。 はねる 【刎ねる】 ◇[英]cut one's throat/behead ○人の首を払い斬(キ)る。打ち首にする。 参照⇒じふん(自刎) ◎本来の意味は「頚動脈を斬る」こと。 「刎」の漢音は「ブン」で、「フン」は慣用音。 ぱねる 【パネル】 ◇[英]panel ○(1)[建]壁・ドア・格子天井・建具などの四角い枠にはめ込 む一枚板。鏡板(カガミイタ)・羽目板また、その区切り。 ○(2)[建]一定の規格の寸法・仕様で製造された、建築用の板。 ◎コンクリート・パネル ○(3)[放]クイズ番組などの解答者陣。 ○(4)討論会・座談会などの講師団。 ◎パネル・ディスカッション ○(5)[交](自動車・飛行機などの)計器盤。 ○(6)[電]配電盤。 ○(7)[美]カンバスのかわりに油絵を描く画板。また、板に書 いた絵。パネル画。 ○(8)[写]引き伸ばした写真やポスターなどを貼る展示用の板。 また、板に貼ったもの。 ○(9)[写]縦長の約8.5×4インチの写真サイズ。 ○(10)[服]婦人服で華(ハナ)やかさを出す、別色・別種の生地な どの装飾用の布。パネル飾り。 スカートなどの脇・前後などに、上から垂らしたり、縦の切 り替え線にはめ込んだりする。 ○(11)[法]陪審員名簿。 ○(12)[法]陪審団。 ぱーねる 【パーネル】 ◇Charles Stewart Parnell ○[人]アイルランドの政治家(1846. 6.27〜1891.10. 6)。 1875(明治8)イギリスの下院議員となる。 1879(明治12)土地同盟(Land League)を結成し会長となり、 アイルランド解放運動に奔走。 友人の夫人との私通の疑いで失脚。 参照⇒[2]ぼいこっと(ボイコット) ★はのい 【ハノイ】 【河内】 ◇Hanoi ○ベトナムの首都。同国北部、トンキン(東京)地方ソンコイ川 (Songkoi River)下流の都市。 〈区部([ベトナム語]Quan、[英]inner District)〉 ホアンキエム区(Quan Hoan Kiem)。 バーディン区(Quan Ba Dinh)。 ドンダー区(Quan Dong Da)。 ハイバーチュン区(Quan Hai Ba Trung)。 タイホー区(Quan Tay Ho)。 タインスアン区(Quan Thanh Xuan)。 コウザイ区(Quan Cau Giay)。 〈郡部([英]rural District)〉 ザーラム郡(Gia Lam District)。 ドンアイン郡(Dong Anh District)。 タインチー郡(Thanh Tri District)。 トゥーリエム郡(Tu Liem District)。 ソックソン郡(Soc Son District)。 〈人口〉 1960(昭和35)42万人、64万人(都市域)。 1979(昭和54)89万7,000人。 ◎李朝時代の名称は「昇竜」。のち「東都」または「東京」。19世紀 のグエン朝(阮朝)から「ハノイ(河内)」。 フランス植民地時代はインドシナ総督の所在地。 1939(昭和14)路面電車(全線50キロメートル)、開通。 1991(平成3)路面電車、廃止。 はのいのとう《はのいのたふ》 【ハノイの塔】 ◇[英]Tower of Hanoi ○3本の棒と大きさの異なる数枚の孔(アナ)の空いた円盤から成 るボードゲーム。 1本の棒に大きい円盤が下になるように全ての円盤を刺し、 他の空いている2本の棒を利用して、小さい円盤に大きい円盤 が重ならないように注意しながら円盤を1つづつ動かし、全て の円盤を他の棒に移動させるもの。 はのーヴぁー 【ハノーヴァー】 ◇Hannover ○⇒[1]はのーばー(ハノーバー) はのーヴぁーおうけ《はのーばーわうけ》 【ハノーヴァー王家】 ◇[英]the House of Hanover ○[歴]⇒はのーばーおうけ(ハノーバー王家) [1]はのーばー 【ハノーバー】 ◇Hannover ○ドイツ北部、ニーダーザクセン州(Bundesland Niedersachsen) の州都。 北緯52.40°、東経9.73°の地。 「ハノーヴァー」とも、ドイツ語読みで「ハノーファー」とも呼 ぶ。 〈人口〉 1970(昭和45)52万3,900人。 1976(昭和51)55万人。 1986(昭和61)50万5,000人。 1987(昭和62)49万4,900人。 2002(平成14)51万6,800人。 ◎もと西ドイツ地区。 [2]はのーばー 【ハノーバー】 ◇Hanover ○(1)(Nanover County)⇒はのーばーぐん(ハノーバー郡) ○(2)アメリカ合衆国南東部、バージニア州(Virginia Common- wealth)中東部にあるハノーバー郡の郡都。 ★はのーばーおうけ《はのーばーわうけ》 【ハノーバー王家】 ◇[英]the House of Hanover ○[歴]イギリスの王家(1714〜1901)。 1714(正徳4)アン(Anne)女王の死によりスチュアート朝(Stu- art Dynasty)が断絶し、第19代王ジェームズ一世(James I)の 曾孫にあたるドイツのハノーバー家のゲオルク・ルートヴィヒ (Georg Ludwig)がジョージ一世(George I)として迎えられて開 朝。 1901(明治34)サックス・コーバーグ・ゴータ王家(the House of Saxe-Coburg-Gotha)と改称。 1917(大正6)ウィンザー王家(the House of Windsor)と改称。 「ハノーヴァー王家」,「ハノーバー家」,「ハノーバー王朝(Han- over Dynasty)」とも呼ぶ。 参照⇒うぃんざーおうけ(ウィンザー王家) 〈歴代王〉 <1>ジョージ一世(George I):在位1714〜1727。 <2>ジョージ二世(George II):在位1727〜1760。 <3>ジョージ三世(George III):在位1760〜1820。 <4>ジョージ四世(George IV):在位1820〜1830。 <5>ウィリアム四世(William IV):在位1830〜1837。 <6>ビクトリア女王(Victoria):在位1837〜1901。 はのーばーおうちょう《はのーばーわうてう》 【ハノーバー王朝】 ◇[英]Hanover Dynasty/Dynasty of Hanover ○[歴]⇒はのーばーおうけ(ハノーバー王家) はのーばーぐん 【ハノーバー郡】 ◇[英]Nanover County ○アメリカ合衆国南東部、バージニア州(Virginia Common- wealth)中東部の郡。 郡都はハノーバー(Hanover)。 ノースアンナ原発(North Anna nuclear station)がある。 はのーばーけ 【ハノーバー家】 ◇[英]the House of Hanover ○[歴]⇒はのーばーおうけ(ハノーバー王家) はのーふぁー 【ハノーファー】 ◇Hannover ○⇒[1]はのーばー(ハノーバー) ★ぱのぷてぃこん 【パノプティコン】 ◇[英]Panopticon ○[建](円形の)一望監視施設。中央に監視所があり、一目で見 渡すことが出来る施設。 刑務所や製造工場などに応用される。 ◎1791(寛政3)イギリスの功利主義者ベンサム(Jeremy Ben- tham)が構想。 「全て(pan-)を監視する(-opticon)」からの造語。 ぱのらま 【パノラマ】 ◇[英]panorama ○(1)全景・広い眺望。 ◎パノラマ写真 ○(2)実物の全景を眺めているように見せる模型装置。 遠景を凹曲面に描き、その前面に多くの立体模型を配置した 見世物。 自然の名所・都市・戦闘などの歴史的景観など再現する。 参照⇒さいくろらま(サイクロラマ),じおらま(ジオラマ) ◎1788(天明8)スコットランド人画家ロバート・バーカー(Rob- ert Barker)(1739〜1806)が創設。 1890(明治23)上野の浅草公園で日本初公開。 ○(3)(転じて)概観・全容。 ◎ギリシア語の「全て(pan)の景色(horama)」から。 ぱのれっくす 【パノレックス】 ◇[英]panorex ○[医]回転断層撮影法。 ◎パノラマX線写真(panoramic X-ray)から。 ★はは 【母】 ○ ⇔ちち(父) ◎上代には、当時のなぞなぞから「ぱぱ」または「ふぁふぁ」と発 音していたと考えられている。 そのなぞなぞは、母は二度合い、父は一度も合わないという もので、答えは唇(クチビル)が触れ合うというもの。発音が「はは」 であればなぞなぞが成立しなくなる。 参照⇒しんおん(唇音)(1),しんしおん(唇歯音) ◎英語:マザー(mother)。 ドイツ語:ムッター(Mutter)。 スペイン語:マドレ(madre)。 イタリア語:マドレ(madre)。 フランス語:メール(mere)/ママン(マモ)(maman)。 トルコ語:アンネ(anne)。 中国語:母親(muqin)/媽媽(mama)。 朝鮮語:オモニ(omoni)。 タイ語:マエ(mae)。 エスペラント語:パトリーノ(patrino)。 [1]ばは 【バハ】 ◇[西]baja ○(スペイン語で)減少する、沈む、落ちる。 [2]ばは 【バハ】 ◇[登録商標]Baja ○[交]富士重工業の北米向け高級ピックアップトラック。 ◎2002. 1. 7(平成14)新型モデル、スバル・バハを発表。 2002. 7.(平成14)生産開始。 2002. 9.(平成14)発売。 2003. 2.15(平成15)廉価モデルのバハスポーツを2月下旬か ら発売すると発表。 [1]ばば 【ババ】 ◇[英]Bubba ○(桁外れに)大きいもの・大きい人。 [2]ばば 【ババ】 ◇[トルコ語]baba、[英]father ○(トルコ語で)父。 ◎トルコの父(Ataturk):⇒けまるあたちゅるく(ケマル・アタ チュルク) アンネ(anne):母。 [3]ばば 【ババ】 ◇[マレー語]Baba ○マレーシアに移住した、またはマレーシア生れの中国人男性。 参照⇒かきょう(華僑) ◎福建省の中国人が多い。 ばば 【婆】 ○(1)年老いた女性。老婆(ロウバ)。 ○(2)トランプのジョーカー(joker)の別称。 「ばば抜き」ゲームなどで呼ばれる。 参照⇒じょーかー(ジョーカー)(3) ばーばー 【バーバー】 ◇[英]barber ○理髪師・理容師・床屋。 男性の理髪師を指し、女性または女性相手の理髪師は「ヘア ードレッサー(hairdresser)」と呼ぶ。 ⇒りようし(理容師) ◎理髪店は「バーバーショップ(barbershop)」。 ぱぱ 【パパ】 ◇papa ○(1)父・お父さん。 ⇔まま(ママ)(1) 参照⇒ちち(父) ◎1934. 8.29(昭和9)松田源次文部大臣は「パパ・ママ」と呼ぶ ことを非難。 ○(2)(芸者・愛人などの女性が)パトロン・旦那(ダンナ)の男性 を甘えて呼ぶ言葉。 参照⇒だんな(檀那,旦那)(6) ○(3)[宗](カトリック教会で)ローマ教皇の愛称。パッパ([葡] Papa)。 参照⇒ぱぱもーびれ(パパモービレ) ばばあんね 【ババアンネ】 ◇[トルコ語]babaanne、[英]father`s mother ○(トルコ語で、父方の)祖母。 ★ぱぱいあ 【パパイア】 【蕃瓜樹】 ◇[西]papaya、[学]Carica papaya ○[植]フウチョウソウ目(Brassicales)パパイア科(Caricaceae) パパイア属(Carica)の常緑の草本状小高木。熱帯アメリカ原産 の果樹。 ばはいきょう《ばはいけう》 【バハイ教】 ◇[英]Bahaism ○[宗]イラクの近代宗教。 ばばうとう《ばばうたう》 【ババウ島】 ◇[英]Vava'u Island、[フ]Iles Vava'u ○[地]南太平洋、トンガ諸島(Tonga Islands)中央部のババウ 島群(Vava'u Group)の中心となる島。 ★はばかり 【憚り】 ○() ○()便所の別称。 ⇒べんじょ(便所) ばはかりふぉるにあしゅう《ばはかりふおるにあしう》 【バハカリフォルニア州】 【バハ・カリフォルニア州】 ◇[西]estado de Baja California、[英]Baja California State ○メキシコ北西部、カリフォルニア半島北部(基部)にある州。 南部をバハカリフォルニア・スル州(estado de Baja Califor- nia Sur)、北東端をソノラ州(estado de Sonora)に接し、北部 をアメリカ合衆国カリフォルニア州(California State)に隣接。 州都はメヒカリ(Mexicali)。 州最大の都市はティフアナ(Tijuana)。 旧称は「バハカリフォルニア・ノルテ州(estado de Baja California Norte)」。 〈面積〉 7万0,113平方キロメートル。 〈人口〉 1990(平成2)169万1,900人。 1995(平成7)211万2,100人。 2000(平成12)248万7,400人。 2002(平成14)266万1,800人。 ばはかりふぉるにあするしゅう《ばはかりふおるにあするしう》 【バハカリフォルニア・スル州】 ◇[西]estado de Baja California Sur、[英]Baja California Sur State ○メキシコ北西部、カリフォルニア半島南部(先端部)にある州。 州都はラパス(La Paz)。 「南バハカリフォルニア州」とも呼ぶ。 〈面積〉 7万3,677平方キロメートル。 〈人口〉 1990(平成2)32万2,400人。 1995(平成7)37万5,500人。 2000(平成12)42万4,000人。 2002(平成14)45万0,000人。 ばはかりふぉるにあのるてしゅう《ばはかりふおるにあのるてしう》 【バハカリフォルニア・ノルテ州】 ◇[西]estado de Baja California Norte、[英]Baja Califor- nia Norte State ○[古]⇒ばはかりふぉるにあしゅう(バハカリフォルニア州,バ ハ・カリフォルニア州) ★はばかる 【憚る】 ○ はばき 【はばき】 【ハバキ】 ○刀剣・薙刀(ナギナタ)などの刀身を柄(つか)や柄(え)に差し込 む茎(ナカゴ)に巻く金具。 刀身を鞘(サヤ)に収めたとき、鞘の鯉口(コイグチ)に食い込んで 抜け落ちないようにするもの。また、鐔(ツバ)のがたつきを抑 える役目もある。 「はばきがね(ハバキ金)」とも呼ぶ。 参照⇒こいぐちをきる(鯉口を切る),なかご(茎,中心,中子) ◎「(「金」偏+「祖」)」と書く。 名称は足に巻く「はばき(脛巾)」に形が似ることから。 ★はばき 【脛巾】 【行纏】 【脛衣】 ○[服] 参照⇒きゃはん(脚絆,脚半) ◎イチビ脛巾 はばきがね 【はばき金】 【ハバキ金】 ○⇒はばき(はばき,ハバキ) ははきぎ 【ハハキギ】 【箒木】 ○[植]⇒ほうきぐさ(ホウキグサ,箒草)(1) ★ははきぎ 【箒木】 ○(1)[植]⇒ほうきぐさ(ホウキグサ,箒草)(1) ○() ○()[文]『源氏物語』の巻名。 ○()[古](江戸吉原で)間夫(マブ)の隠語。 ははくそ 【黒子】 ○⇒ほくろ(ホクロ,黒子) ははくろ 【黒子】 ○⇒ほくろ(ホクロ,黒子) ははこぐさ 【ハハコグサ】 【母子草】 ◇[学]Gnaphalium affine ○[植]キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)ハハコグサ属 (Gnaphalium)の二年草(越年草)。 道ばた・野原に自生する。高さ10〜30センチメートル。茎・ 葉は白い綿毛を密生。春・夏に黄色の頭状小花を密につける。 食用になり、春の七草の一つ。 「御形(ゴギョウ,オギョウ)」,「五行(ゴギョウ)」,「母子(ハハコ)」,「ほう こぐさ(母子草)」,「引艾(ヒキヨモギ)」とも呼ぶ。 漢名は「鼠麹草(ソキクソウ)」。 ばばこーむわん 【ババコーム湾】 ◇[英]Babbacombe Bay ○[地]イギリスのイングランド南東部、デボン州(County of Devon)東部にある、英仏海峡に面するライム湾(Lyme Bay)西部 の支湾。 ははこもち 【母子餅】 ○(1)[食]ハハコグサ(母子草)の若葉を用いた草餅。 参照⇒くさもち(草餅) ○(2)[食]草餅の別称。 ⇒くさもち(草餅) ★ばばさきもん 【馬場先門】 ○江戸城の門。かつて門内に馬場があったので名付けられた。 日露戦争の際、門を通過する祝賀の行列に死傷者が出たので、 1906(明治39)門は取り払われた。 ははじま 【母島】 ◇[日]Haha Jima ○[地]小笠原諸島に含まれる母島列島の主島。 最高点は標高463メートルの乳房山。 標高約400メートルの山地には大形木生シダ植物のマルハチ (丸八)などの雲霧林(ウンムリン)になっている。 東京都小笠原支庁(オガサワラシチョウ)小笠原村(オガサワラムラ)に所属す る。 参照⇒ははじまれっとう(母島列島) 〈面積〉 20.8平方キロメートル。 ははじまれっとう《ははじまれつたう》 【母島列島】 ◇[日]Hahajima Retto ○[地]小笠原諸島に含まれ、南部に位置する島嶼群。 主島は母島で、向島・平島・姉島・妹島・姪島などがある。 主産業は農漁業や観光業。 東京都小笠原支庁(オガサワラシチョウ)小笠原村(オガサワラムラ)に所属す る。 小笠原国立公園に属する。 参照⇒おがさわらしょとう(小笠原諸島) 〈面積〉 26.58平方キロメートル。 ◎第二次世界大戦末期、1944. 6.(昭和19)住民が本土に強制疎 開させられるまでは北村・沖村・西浦の集落があった。 ばーばーしょっぷ 【バーバーショップ】 ◇[米]barbershop、[英]barber's shop ○理髪店・床屋。 ⇒とこや(床屋)(2) ◎「バーバー(barber)」は「理髪師」。 はーぱーずふぇりー 【ハーパーズ・フェリー】 ◇[英]Harpers Ferry ○(1)アメリカ合衆国東中部、ウェスト・バージニア州(West Virginia State)北東端のジェファーソン郡(Jefferson County) 東部の町。 ○(2)アメリカ合衆国中央部、アイオワ州(Iowa State)北東端 のアラマキー郡(Allamakee County)東部の町。 ○(3)[軍]アメリカ海軍のドック型揚陸艦(LSD49)。 佐世保基地に所属。 ぱはっぷす 【パハップス】 ◇[英]perhaps ○[副]⇒めいびー(メイビー) [1]はーばーと 【ハーバート】 ◇[英]Herbert ○[人]男性の名前。 [2]はーばーと 【ハーバート】 ◇[英]Edward Herbert,1st Baron Herbert of Cherbury ○[人]イギリスの哲学者・詩人・外交官(1583〜1648)。 「ハーバート・オブ・チャーベリー」とも呼ぶ。 はーばーど 【ハーバード】 ◇John Harvard(ジョン・ハーバード) ○[人]アメリカの牧師(1607〜1638)。イギリス生れ。 死後、財産と蔵書をハージード大学に寄付。 「ハーヴァード」とも呼ぶ。 ばはとぅるむ 【バハトゥルム】 ◇[独]Wachturm(ヴァハトゥルム) ○(1)展望塔・望楼・見晴台([英]lookout tower)。 ○(2)監視塔・物見櫓(ヤグラ)・見張り塔([英]watchtower)。 はーばーとおぶちゃーべりー 【ハーバート・オブ・チャーベリー】 ◇[英]Herbert of Cherbury ○[人]⇒[2]はーばーと(ハーバート) はーばーどだいがく 【ハーバード大学】 ◇[英]Harvard University ○[教]アメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジ(Cam- bridge)市にある大学。 1636(寛永13)創立で、アメリカ最古の大学。 参照⇒いぐのーぶるしょう(イグノーブル賞) ◎ケンブリッジ大学はイギリスの大学。 はばな 【ハバナ】 ◇[英]Havana ○(1)キューバ共和国の首都。 同国北西部、メキシコ湾に面した港湾都市。砂糖・葉巻(ハマキ) タバコを輸出。 現地名は「ラバナ([西]La Habana)」。 〈人口〉 1966(昭和41) 99万人。 1975(昭和50)101万人。 1986(昭和61)203万6,000人。 1995(平成7)224万人。 ○(2)⇒はばなたばこ(ハバナ・タバコ) ぱばな 【パバナ】 ◇[伊]pavana、[フ]pavane、[英]pavane/pavan ○[楽]⇒ぱばーぬ(パバーヌ) はばなたばこ 【ハバナ・タバコ】 ◇[英]Havana cigar ○キューバ産の高級葉巻(ハマキ)タバコ。 単に「ハバナ」とも呼ぶ。 ははにささげるばらーど 【母に捧げるバラード】 ○[楽]武田鉄矢作詞、海援隊作曲の歌謡曲。 歌は海援隊。 ◎1973(昭和48)発売。 はばにや 【ハバニヤ】 ◇al-Habbaniyah ○(1)[地]⇒はばにやこ(ハバニヤ湖) ○(2)イラク西部、アンバル州(Muhafazat al-Anbar)東部の町。 南西にハバニヤ湖がある。 はばにやこ 【ハバニヤ湖】 ◇Hawr al-Habbaniyah、[英]Lake Habbaniyah ○[地]イラク西部、アンバル州(Muhafazat al-Anbar)東部にあ るユーフラテス川の貯水湖。 北東岸にハバニヤがある。 南方にはラザザ湖(Buhayrat ar-Razazah)がある。 「ハッバーニーヤ湖」とも呼ぶ。 ぱばーぬ 【パバーヌ】 ◇[フ]pavane、[伊]pavana、[英]pavane/pavan ○[楽]16〜17世紀、ヨーロッパで流行した緩やかで荘厳な宮廷 舞踊。また、二拍子(duple meter)系の舞曲。 「パヴァーヌ」,「パバナ」,「パバン」とも、また女性の踊り手の 優雅に歩く姿から「孔雀の舞」とも呼ぶ。 参照⇒ういんなわるつ(ウインナワルツ) はばねら 【ハバネラ】 ◇[西]habanera ○(1)[楽]19世紀前半キューバで生れた舞曲・舞踊。一般に、 ゆっくりとした四分の二拍子。1拍目の強いリズムがアルゼン チンに伝わってタンゴを生んだ。 19世紀後半にはヨーロッパで流行し、ビゼー(G.Bizet)の 『カルメン(Carmen)』やラベル(M.Ravel)の管弦楽曲『スペイ ン狂詩曲』第3曲などに採り入れられた。 ハバネラは英語読みで、スペイン語では「アバネーラ」,「アバ ネラ」。 ◎キューバの首都ハバナ(Havana)に因(チナ)む。 「ダンサ・アバネーラ(danza habanera)(ハバナ女性の踊り)」 の略称。 ○(2)[楽]サン・サーンス(Charles-Camille Saint-Saens)のバ イオリン独奏曲。 ◎1887(明治20)作曲。 はばねろ 【ハバネロ】 ◇[西]Habanero(ハバナの男)、[学]Capsicum chinense ○[農][食]中南米産のトウガラシ(唐辛子)の品種。 黄色く、小型で短い。辛さはハラペーニョ(jalapeno)の約80倍で、かつては世界一辛(カラ)いと言われた。 原語で「アバネロ([西]Habanero)」とも呼ぶ。 参照⇒じょろきあ(ジョロキア),すこびるち(スコビル値) ★ははのひ 【母の日】 ◇[英]Mother's Day ○[暦]5月の第2日曜日。 参照⇒ちちのひ(父の日) ◎母の日に赤いカーネーションを贈り、母を亡くした人は白い カーネーションを飾る風習がある。 ◎5月の第2日曜日はアメリカやカナダで、イギリスでは四旬 節(Lent)の第4日曜日。 参照⇒しじゅんせつ(四旬節) ◎中国では「母親節(muqinjie)」。 ぱぱはなんでもしっている《ぱぱはなんでねしつてゐる》 【パパは何でも知っている】 ◇[英]Father Knows Best ○[放]アメリカのホーム・ドラマ。 1948(昭和23)NBCラジオで放送。 1954.10. 3〜1962. 9.17(昭和29〜昭和37)CBSでTVドラ マ化。 はばはば 【ハバハバ】 ◇[英]hubba-hubba ○(1)[俗]急(セ)かせる言葉。「早くしろ!」,「急げ!」。 ◎第二次世界大戦後、アメリカ進駐軍(占領軍)が使って流行し た。 もとはカナカの土語という。 参照⇒うぃきうぃき(ウィキウィキ) ○(2)[俗](アメリカで)セクシーな、またはヌードの女性を見 た男性が「いいぞ」という意味で発する俗語。 ぱぱーぺろせるばてぃこ 【パパーベロセルバティコ】 【パパーベロ・セルバティコ】 ◇[伊]papavero selvatico(パパーウェロセルヴァティコ) ○[植](イタリア語で)ヒナゲシ(雛罌粟)。 ⇒ひなげし(ヒナゲシ,雛罌粟) はばへん 【巾偏】 ○[言]漢字の偏の一つ。 「帆」・「帳」などの「巾」の部分。 「きんべん(巾偏)」とも呼ぶ。 ばはま 【バハマ】 ◇Bahama ○(1)[地](Bahama Islands)⇒ばはましょとう(バハマ諸島) ○(2)⇒ばはまこく(バハマ国) ばはまこく 【バハマ国】 ◇[英]Commonwealth of Bahamas ○西インド諸島北部、バハマ群島(Bahama Islands)から成るイ ギリス連邦に属する国。 首都はナッソー(Nassau)(ニュープロビデンス島)。 住民は黒人。 公用語は英語。 通貨単位はバハマ・ドル。 風光明媚で避寒・保養地として知られる。 〈面積〉 1.4万平方キロメートル。 〈人口〉 1977(昭和52)22万人。 1984(昭和59)23万人。 1988(昭和63)24万人。 ◎1973. 7.(昭和48)イギリスから独立。 1973. 9.18(昭和48)国際連合に加盟。 ばはましょとう《ばはましよたう》 【バハマ諸島】 ◇[英]Bahama Islands ○[地]西インド諸島北部の群島。 フロリダ半島の南東方、キューバの北方の大西洋にあり、29の大島と約700小島、2千以上の岩礁(ガンショウ)から成る。 ぱぱもーびれ 【パパモービレ】 ◇[伊]Papamobile ○ローマ教皇(Papa)専用車(mobile)の愛称。 屋根が高く、ガラス張りになっている。 ばーばら 【バーバラ】 ◇Barbara ○[人]ヨーロッパの女性名。 ◎「外の(人)」の意味。 ギリシア文字では"βαρβαρα"。 参照⇒ばるばろい(バルバロイ) ぱぱらっち 【パパラッチ】 ◇[伊](複数形)paparazzi/(単数形)paparazzo(パパラッツォ) ○有名人を追い掛け回す、フリーランスのルポカメラマン。 参照⇒[1]すとーかー(ストーカー) ◎フェデリコ・フェリーニ(Federico Fellini)監督の1960(昭 和35)『甘い生活(La Dolce Vita)』から。 はばらとうげ《はばらたうげ》 【葉原峠】 ◇[日]Habara Toge ○[地]埼玉県秩父郡長瀞町(ナガトロマチ)葉原と大里郡寄居町(ヨリイマ チ)の境にある峠。 はばらな 【ハバラナ】 ◇Habarana、[英]Habarane ○スリランカ中北部、北中央州(Uturumeda Palata)アヌラダプ ラ県(Anuradhapura Distrikkaya)南部の町。 はばり 【刃針】 ○(1)[医]⇒らんせっと(ランセット) ○(2)[医]中国の鍼(ハリ)の一種。平たく尖った両刃をもつ鍼で、 切開・瀉血(シャケツ)に用いる。 「披針(ヒシン)」,「平針(ヒラバリ)」,刺絡針(シラクバリ)」とも呼ぶ。 [1]ばーばり 【バーバリ】 ◇[登録商標]Burberry ○(1)イギリスのバーバリ社。 「バーバリー」とも呼ぶ。 ○(2)バーバリ社製の、防水加工を施した綿ギャバジン。 「バーバリー」とも呼ぶ。 ○(3)[服]バーバリ社製のレーンコート。良質で世界的に知ら れる。 「バーバリー」とも呼ぶ。 [2]ばーばり 【バーバリ】 ◇Barbary ○[古][地]アフリカ北部、地中海南岸一帯の歴史的地域名。19世紀まで使用されていた。 エジプトと大西洋との間で、現在のモロッコ・アルジェリア ・チュニジア・リビアの海岸地帯を指す。 「バーバリ海岸(Barbary Coast)」とも呼ぶ。 参照⇒ばーばりしょこく(バーバリ諸国),ばーばりせんそう (バーバリ戦争) ◎バーバリシープ(Barbary sheep) [1]ばーばりー 【バーバリー】 ◇[登録商標]Burberry ○⇒[1]ばーばり(バーバリ) [2]ばーばりー 【バーバリー】 ◇Barbary ○[地]⇒[2]ばーばり(バーバリ) ばばりあ 【ババリア】 ◇[英]Bavaria ○バイエルン([独]Bayern)の英語名。 ⇒ばいえるんしゅう(バイエルン州) ばばりあんくりーむ 【ババリアン・クリーム】 ◇[英]Bavarian cream、[フ]bavarois ○[食]⇒ばばろあ(ババロア) ばーばりーえいぷ 【バーバリーエイプ】 【バーバリー・エイプ】 ◇[英]Barbary macaque ○[哺]バーバリーマカク(Barbary macaque)の別称。 ⇒ばーばりーまかく(バーバリーマカク,バーバリー・マカク) ばーばりかいがん 【バーバリ海岸】 ◇[英]Barbary ○[古][地]⇒[2]ばーばり(バーバリ) ばーばりしょこく 【バーバリ諸国】 ◇[英]Barbary States ○[歴]19世紀、アフリカ北岸にあったモロッコ(Morocco)・ア ルジェ(Algiers)・チュニス(Tunis)・トリポリ(Tripoli)の半 自治都市国家(city-states)の総称。 オスマン・トルコ(Osman Turks)の支配下にあった。 「バルバリ諸国」とも呼ぶ。 参照⇒あるじぇりあせんそう(アルジェリア戦争)(1),まぐれ ぶ(マグレブ)(2) ばーばりせんそう《ばーばりせんさう》 【バーバリ戦争】 ◇[英]Barbary War ○(1)[歴](First Barbary War)第一次バーバリ戦争。 1801〜1805(享和元〜文化2)トリポリ戦争(Tripolitan War) の別称。 ⇒とりぽりせんそう(トリポリ戦争) ○(2)[歴](Second Barbary War)第二次バーバリ戦争。 1815(文化12)アルジェリア戦争(Algerian War)の別称。 ⇒あるじぇりあせんそう(アルジェリア戦争)(1) ばーばりーまかく 【バーバリーマカク】 【バーバリー・マカク】 ◇[英]Barbary macaque、[学]Macaca sylvanus ○[哺]サル目(霊長目)(Primates)オナガザル科(Cercopitheci- dae)マカク属(Macaca)のサル。 尾がない。 アフリカ北西部とその対岸のジブラルタルの森林地帯などに 生息。 国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧種。 「バーバリエイプ(Barbary ape)」,「マゴー([英]magot)」とも 呼ぶ。 ばーばる 【バーバル】 ◇Babur Coast ○[人][軍]⇒ばーぶる(バーブル) ばはるあるじゃばるしゅう《ばはるあるじやばるしう》 【バハル・アル・ジャバル州】 ◇Bahr al Jabal wilayah、[英]Bahr al Jabal State ○南スーダン共和国南部の州。南東部をウガンダ、南西部をコ ンゴ民主共和国に隣接。 州都はジュバ(Juba)(首都)。 〈面積〉 2万2,956平方キロメートル。 〈人口〉 2000(平成12)225万6,942人(推計)。 ぱはるがむ 【パハルガム】 ◇[英]Pahalgam ○インド北部、ジャンム・カシミール州(Jammu Kashmir State) 中央部のアナントナグ県(Anantnag District)の町。 北緯34.03°、東経75.33°の地。 〈人口〉 1991(平成3)2,626人。 2001(平成13)5,922人。 ばはるだーる 【バハルダール】 ◇Bahir-Dar/Bahr Dar ○エチオピア中北部、アムハラ州(Amhara Kilil)の州都。 北緯11.56°、東経37.37°の地。 〈人口〉 1984(昭和59)5万4,800人。 1994(平成6)9万6,140人。 ぱばれろ 【パバレロ】 ◇Paballelo ○⇒あぴんとん(アピントン) ばはれーん 【バハレーン】 ◇Bahrain/Bahrein ○⇒ばーれーんこく(バーレーン国) ぱはろ 【パハロ】 ◇[西]pajaro ○[鳥](スペイン語で)鳥。 ⇒とり(鳥) ばばろあ 【ババロア】 ◇[フ]bavarois、[英]Bavarian cream ○[食]プリディング(プリン)状の洋菓子の一種。 牛乳・卵黄・砂糖・香料などを煮立たせてゼラチンを加え、 型に流し込んで冷やし固めたもの。 チョコレート・コーヒー・生クリーム・果汁などで風味づけ することも多い。 「ババリアン・クリーム」とも呼ぶ。 参照⇒ぷでぃんぐ(プディング) ◎アイスクリームとほぼ同じ材料で、凍らす代わりにゼラチン で固まらせたもの。 ぱはろかーぴんてろ 【パハロカーピンテロ】 【パハロ・カーピンテロ】 ◇[西]pajaro carpintero ○[鳥](スペイン語で)キツツキ(啄木鳥)([英]woodpecker)。 ⇒きつつき(キツツキ,啄木鳥) ぱばろってぃ 【パバロッティ】 ◇Luciano Pavarotti(ルチアーノ・パバロッティ) ○[人]イタリアのテノール歌手(1935〜2007. 9. 6)。モデナ (Modena)生れ。 膵臓(スイゾウ)ガンで死去(71歳)。 ◎プラシド・ドミンゴ(Placido Domingo)、ホセ・カレーラス (Jose Carreras)とともに世界3大テノールの一人と言われた。 はばろふ 【ハバロフ】 ◇Erofei Pavlovich Khabarov ○[人]ロシアの探検家(1610ころ〜1667以降)。 1649〜1653(慶安2〜承応2)アムール川の流域を調査・探検 し、地図を作成。 1650(慶安3)現在のハバロフスク(Khabarovsk)に拠点を築く。 ◎1858. 5.19(安政5)ロシア極東の軍事的拠点を、彼の功績か らハバロフカ(Khabarovka)と命名。 参照⇒はばろふすく(ハバロフスク) はばろふか 【ハバロフカ】 ◇Khabarovka ○[古]⇒はばろふすく(ハバロフスク) はばろふすく 【ハバロフスク】 ◇Khabarovsk ○(1)(Khabarovsky Krai)⇒はばろふすくちほう(ハバロフスク 地方) ○(2)ロシア連邦共和国の極東、ハバロフスク地方南西端にあ る行政所在地。 中国との国境近くで、アムール川(Reka Amur)とウスリー川 (Reka Ussuri)との合流点にあり、シベリア鉄道が通る政治・ 経済・交通・軍事の要地。 機械・造船・木材加工・食品などの工業が発達。 工科大学・空港がある。 参照⇒こくかつしとう(黒瞎子島) 〈人口〉 1970(昭和45)43万7,000人。 1977(昭和52)52万人。 1987(昭和62)59万1,000人。 1989(平成元)60万1,000人。 1994(平成6)60万0,900人。 2000(平成12)60万9,400人。 2002(平成14)60万6,100人。 ◎1650(慶安3)探検家E.P.ハバロフ(Erofei P.Khabarov)が 拠点を築く。 1689(元禄2)ネルチンスク条約により撤退。 1858. 5.19(安政5)軍事的拠点ハバロフカ(Khabarovka)とし て創建。 1893(明治26)現名に改称。 1973(昭和48)新潟との間に定期航空路、開設。 1993(平成5)日本領事館、設置。 ◎ロシア文字では"Хабаровск"。 はばろふすくしゅう《はばろふすくしう》 【ハバロフスク州】 ◇[露]Khabarovsky Krai、[英]Khabarovsk Territory ○⇒はばろふすくちほう(ハバロフスク地方) はばろふすくちほう《はばろふすくちはう》 【ハバロフスク地方】 ◇[露]Khabarovsky Krai、[英]Khabarovsk Territory ○ロシア連邦共和国の極東の地方。南西部はアムール州(Amur- skaya Oblast)に接する。 行政所在地はハバロフスク。 「ハバロフスク州」とも呼ぶ。 〈面積〉 78万8,600平方キロメートル。 ばはわるぷーる 【バハワルプール】 ◇Bahawalpur ○(1)(Bahawalpur Division)⇒ばはわるぷーるけん(バハワル プール県) ○(2)パキスタン中東部、パンジャブ州(Punjab Province)南部 のバハワルプール県北部にある県都。 ばはわるぷーるけん 【バハワルプール県】 ◇[英]Bahawalpur Division ○パキスタン中東部、パンジャブ州(Punjab Province)南部の 県。北部をムルタン県(Multan Division)、北東端をラホール 県(Lahore Division)、西部をデラガジカーン県(Dera Ghazi Khan Division)に接し、東部・南部をインドに隣接。 県都はバハワルプール。 〈面積〉 4万5,588平方キロメートル。 〈人口〉 1981(昭和56)466万8,636人。 1998(平成10)763万5,591人。 ははをたずねてさんぜんり《ははをたづねてさんぜんり》 【母をたずねて三千里】 ◇[伊]Dagli Appennini alle Ande、[英]3000 Leagues in Search of Mother ○[文]イタリアの作家デ・アミーチス(Edmondo De Amicis) (1846〜1908)作の児童文学『クオレ(Cuore)』の中の一編。 少年マルコ(Marco)がジェノバから南アメリカに母を探し に行く話。 参照⇒くおれ(クオレ) ぱばん 【パバン】 ◇[英]pavane/pavan、[フ]pavane、[伊]pavana ○[楽]⇒ぱばーぬ(パバーヌ) [1]ばーばんく 【バーバンク】 ◇Burbank ○アメリカ合衆国の太平洋岸、カリフォルニア州(California State)南部のロスアンゼルス郡(Los Angeles County)の都市。 ロスアンゼルス北西郊の住宅衛星都市。 群馬県太田市と姉妹都市。 〈面積〉 44.37平方キロメートル。 ◎1911. 7. 8(明治44)市に昇格。 ★[2]ばーばんく 【バーバンク】 ◇Luther Burbank(ルーサー・バーバンク) ○[人]アメリカの園芸農学者(1849〜1926)。 ばーばんくくうこう《ばーばんくくうかう》 【バーバンク空港】 ◇[英]Burbank Airport ○[古][空]⇒ぼぶほーぷくうこう(ボブ・ホープ空港) ぱはんしゅう《ぱはんしう》 【パハン州】 ◇[マレー語]negeri Pahang、[英]Pahang State ○マレーシアのマレー半島(Malay Peninsula)中東部にある州。 北部をクランタン州(negeri Kelantan)、北東部をトレンガヌ 州(negeri Terengganu)、南東部をジョホール州(negeri Jo- hore)、南西部をスンビラン州(negeri Sembilan)、西部をセラ ンゴール州(negeri Selangor)、北西部をペラ州(negeri Perak) に接し、東部を南シナ海(South China Sea)に面する。 州都はクアンタン(Kuantan)。 ばはんせん 【八幡船】 ○(1)[歴][海]倭寇(ワコウ)の船を中国の明(ミン)人が呼んだもの。 「ばはんぶね(八幡船)」,「はちまんせん(八幡船)」,「はちまん ぶね(八幡船)」とも呼ぶ。 参照⇒わこう(倭寇,和寇) ◎倭寇の船に「八幡(ハチマン)」の旗を立てていたため。 ○(2)[歴][海]江戸時代の密貿易船。 ばはんぶね 【八幡船】 ○[歴][海]⇒ばはんせん(八幡船) ----------------------------------------------------------------