PDD図書館管理番号 0001.0033.5000.24 百 科 辞 書 《こふ》 編集:獨 澄旻 -------- こふ -------------------------------------------------- こふ 【コフ】 ◇[英]cough ○[医](英語で)咳。 ⇒せき(咳) こーぷ 【コープ】 ◇[英]cope(コウプ) ○(1)[宗][服]高位の聖職者が儀式の際に、アルバ(alb)やサー プリス(surplice)の上に着用する袖なしの長いマント。 「大法衣」とも呼ぶ。 参照⇒ろーぶ(ローブ)(1) ○(2)[宗][建]教会の祭壇などの上をおおう天蓋(テンガイ)。 参照⇒きゃのぴー(キャノピー) ○(3)[建]笠石(カサイシ)。 ⇒かさいし(笠石)(1) こふぁー 【コファー】 ◇[英]coffer ○(1)貴重品箱・金庫。 参照⇒かすけっと(カスケット)(1) ○(2)(coffers)財源・資金。 ○(3)[建](天井の)格間(ゴウマ)。 ⇒ごうま(格間) ◎ラテン語の「籠(cophinus)」から。 参照⇒こふぃん(コフィン) こぶい《こぶゐ》 【こぶ胃】 【瘤胃】 ○[哺]反芻動物の胃の第一室(第一胃)。 参照⇒はんすうい(反芻胃)(1) こふぃん 【コフィン】 ◇[英]coffin ○(英語で)棺(ヒツギ)・棺桶(カンオケ)。 ⇒ひつぎ(棺,柩) ◎ラテン語の「籠(cophinus)」から。 参照⇒こふぁー(コファー) こぶうし 【コブウシ】 【瘤牛】 ◇[英]humped ox、[学]Bos indicus ○[哺]ウシ目(偶蹄目)(Artiodactyla)ウシ科(Bovidae)ウシ亜 科(Bovinae)ウシ属(Bos)の哺乳類。インド原産の家畜牛([英] cattle)。 オスは肩高約1.3〜1.8メートル。 背に脂肪と筋肉からなる大きな肉瘤があり、首から胸にかけ て巨大な垂れ肉がある。 角は短く、体色は黄褐色または黒色。 東南アジア・中国・アフリカなどで飼育され、主に農耕用・ 運搬用。 「ゼブー(zebu)」,「ゼビュー」,「ゼビウ」,「ゼブ」,「ホウギュウ (「(「封」の下に「牛」)」牛)」,「インドウシ(Indian cattle)」,「黄 牛(オウギュウ)」とも呼ぶ。 ◎ヨーロッパ系のウシ(Bos taurus)とは別系統。 中国語:黄牛(huangniu)。 ごふうじゅうう《ごふうじふう》 【五風十雨】 ◇[中]wufeng shiyu ○(1)[気]天候が順調なこと。 「五日一風十日一雨(ゴジツイップウ・ジュウジツイチウ)」とも呼ぶ。 ◎五日目ごとに一度風が吹き、十日目ごとに一度雨が降ること。 ○(2)[農](転じて)農業に都合のよい気候であること。 「五日一風十日一雨」とも呼ぶ。 ○(3)[政](転じて)天下が穏やかに治まっていること。天下太 平であること。 「五日一風十日一雨」とも呼ぶ。 ◎王充(Wang Chong)撰『論衡(Lunheng)』是応(shiying)(シオウ) 編:風不鳴条、雨不破塊、五日一風、十日一雨。 風、条(エダ)を鳴らさず、雨、塊(ツチクレ)を破らず、五日にし て一たび風吹き、十日にして一たび雨降る。 風は枝を鳴らすほど強く吹かず、雨は土のかたまりをこわす ほど激しく降らず、五日目ごとに一度風が吹き、十日目ごとに 一度雨が降る。 ごぶがり 【五分刈り】 【五分刈】 ○(1)男が頭髪を五分(約1.5センチメートル)ほどに短く刈るこ と。 ○(2)(1)の頭髪・(1)の髪形。 ○(3)(1)のように刈った頭。 「毬栗頭(イガグリアタマ)」,「毬栗」とも呼ぶ。 ごぶぎょう《ごぶぎやう》 【五奉行】 ○[歴]豊臣秀吉の奉行。 浅野長政(司法),石田三成(行政),増田長盛(マシタ・ナガモリ)(土木), 長束正家(ナツカ・マサイエ)(財政),前田玄以(ゲンイ)(宗教)。 秀吉の没後は五大老とあわせて十名により政務を執行する。 ◎五大老は有力大名で、五奉行は子飼(コガ)いの大名で構成さ れていた。 ごふく 【五福】 ◇[中]wufu ○(1)人生の五つの幸福。 長寿・富裕・健康・有徳・天命を全うすること。 ◎『書経』洪範:一曰寿、二曰富、三曰康寧、四曰攸好徳、五 曰考終命。 ○(2)(一説に)長寿・富裕・栄達・安寧喜楽・子孫繁栄。 ◎桓譚『新論』:寿、富、貴、安楽、子孫衆多。 ごふくじだんそう 【牛伏寺断層】 ◇[日]Gofukuji Danso ○[地]長野県松本市〜塩尻市にある断層。長さ約17キロメート ル。 ごふくばしもん 【呉服橋門】 ○[歴]現在の中央区八重洲にあった、江戸城外濠の郭門の一つ。 ◎もと後藤橋門と呼ばれていたが、呉服町に出る門であったた め、いつしか呉服橋門となった。 1951(昭和26)外濠が埋められ、呉服橋もなくなった。 ごぶさた 【ご無沙汰】 【御無沙汰】 ○(1)「無沙汰」の丁寧語。 ○(2)(特に)長い間、訪問や便りがないこと。 ○(3)(転じて)日常よく食べていたものや、よくやっていたス ポーツ・趣味、生活圏としていた場所などから遠ざかっている こと。 ◎あの騒ぎ以来、ステーキとはご無沙汰しています ★こぶし 【コブシ】 【辛夷】 ◇[学]Magnolia kobus ○[植]モクレン目(Magnoliales)モクレン科(Magnoliaceae)モ クレン属(Magnolia)の落葉高木。 早春に白い花をつけ、実は「にぎりこぶし(拳)」に似る。 こぶし 【拳】 ○拳骨(ゲンコツ)・握(ニギ)り拳(コブシ)・拳固(ゲンコ)。 参照⇒げんこつ(拳骨) こぶしいも 【コブシイモ】 【拳芋】 ○[農]ツクネイモ(捏ね芋)の別称。 ⇒つくねいも(ツクネイモ,捏ね芋,仏掌薯) こぶしがたけ 【甲武信ヶ岳】 ◇[日]Kobushigatake/Kobushi ga Take ○[地]関東山地中央部、山梨県・埼玉県・長野県の境にある山。 標高2,475メートル。 奥秩父(オクチチブ)の西部にある主峰の一つで、千曲川・荒川・ 笛吹川が発源する。 「こぶしだけ(甲武信岳)」とも呼ぶ。 ◎名称は甲斐(カイ)(山梨県)・武蔵(ムサシ)(埼玉県・東京都)・信 濃(シナノ)(長野県)の国境にあることから。 こぶしだけ 【甲武信岳】 ◇[日]Kobushi Dake ○[地]⇒こぶしがたけ(甲武信ヶ岳) こぶしばな 【拳鼻】 ◇[日]kobushibana/kobushi-bana ○[建]木鼻(キバナ)の一種。 拳(コブシ)に似た刳形(クリカタ)彫刻を施したもの。 参照⇒きばな(木鼻) ごふじょう《ごふじやう》 【ご不浄】 【御不浄】 ○便所の別称。 ⇒べんじょ(便所) ◎「不浄」の丁寧な言い方で、主に女性が使用する。 こぷす 【コプス】 ◇[英]copse ○⇒こーぴす(コーピス) こーぷす 【コープス】 ◇[英]corpse ○(英語で、人間の)死体・遺体・死骸(シガイ)。 参照⇒こーぱす(コーパス)(4) ◎カダバー(cadaver):(解剖用の)人間の死体。 こぶちさわちょう《こぶちさはちやう》 【小淵沢町】 ◇[日]Kobuchisawa Cho ○山梨県北西部、北巨摩郡(キタコマグン)の町。北西部を長野県に 隣接。 こぶつえいぎょうほう《こぶつえいげふはふ》 【古物営業法】 ○[法]窃盗の防止や被害回復の目的のため、古物商の営業に規 制を加える法律。 警察上または犯罪捜査上、古物商は営業所の所在地にある都 道府県公安委員会の許可を受け、取引を帳簿に記録すること、 盗品を発見した場合の通報などが定められている。 ◎1895(明治28)古物商取締法、制定。 1949(昭和24)古物営業法、制定。 1995(平成7)改正。金券類なども規制の対象となる。 こぶつき 【こぶ付き】 【瘤付き】 ○(1)(見合い・婚姻などで)相手に子供などの扶養者や同居人 がいること。 ○(2)(特に)前の夫や前の妻との子供がいること。 ○(3)(転じて)デートなどで、当人同士以外の人が付いて来て いること。 こぶでんしゅばりえじょうやく《こぶでんしゆばりえでうやく》 【コブデン・シュバリエ条約】 ◇[英]the Cobden-Chevalier treaty ○[歴]⇒えいふつつうしょうじょうやく(英仏通商条約)(2) こぷと 【コプト】 ◇Copt ○(1)([英]Copts)⇒こぷとじん(コプト人) ○(2)([英]Copts)コプト教会の信者。 参照⇒こぷときょうかい(コプト教会) こふどき 【古風土記】 ○[歴]⇒ふどき(風土記)(2) こぷときょうかい《こぷとけうくわい》 【コプト教会】 ◇[英]Coptic Church ○[宗]キリスト教の東方教会の一派。エジプトとエチオピアに 信徒が居住。 3世紀にキリスト教を受容したエジプトで土着文化が融合。 451年、カルケドン公会議(Council of Chalcedon)で異端と されてローマやコンスタンチノポリスの教会から分離してアレ クサンドリア主教(Patriarch of Alexandria)を中心に起こる。 異端とされる神秘的なキリスト単性説(Monothelitism)を信 仰。 参照⇒かるけどんこうかいぎ(カルケドン公会議) ◎伝説的には、AD. 60ころに使徒マルコ([伊]San Marco)がエ ジプトのアレクサンドリアに教会を開き、初代教皇となったと される。 こぷとじん 【コプト人】 ◇[英]Copts ○古代エジプト人の子孫。古来からエジプトの地に土着してい る人々。 コプト語(Coptics)を話す。 こぷともじ 【コプト文字】 ◇[英]Coptic Script/Coptic Character ○[言]3世紀ころからエジプトのキリスト教徒たちが用いた音 素文字。 24のギリシア文字と7のエジプトの民衆文字(demotic)を採 用し、子音・母音とも表記。 参照⇒ゆだのふくいんしょ(ユダの福音書) ◎古代エジプト語の古音解明に貴重な資料となっている。 こぶとり 【こぶ取り】 【瘤取り】 ○日本の昔話の一つ。 ⇒こぶとりじいさん(こぶ取り爺さん,瘤取り爺さん) こぶとりじいさん 【こぶ取り爺さん】 【瘤取り爺さん】 ○日本の昔話の一つ。 ホホ(頬)にコブのある爺(ジジイ)が、雨宿りに入った洞穴(ホラ アナ)でオニ(鬼)の酒盛りに出合い、仲間入りしてオニと一緒に 踊る。喜んだオニがまた来てもらおうとして爺の大切なものと 教えられたコブを質に取った。 その話を聞いた隣(トナ)りのコブのある爺が、自分もコブを取っ てもらおうとして行ったが、踊りが下手(ヘタ)でオニが取ったコ ブを付けられ、コブが二つになって帰ったという話。 「こぶ取り爺」とも、単に「こぶ取り」とも呼ぶ。 ◎『宇治拾遺物語(巻一)』にも「鬼に瘤取らるる事」として収録。 こぶとりじじい 【こぶ取り爺】 【瘤取り爺】 ○⇒こぶとりじいさん(こぶ取り爺さん,瘤取り爺さん) ★こぶなぐさ 【コブナグサ】 【小鮒草】 ○[植]イネ目(Poales)イネ科(Poaceae)の一年草。 「かりやす(刈安,青茅)」とも呼ぶ。 こぶなちょう《こぶなちやう》 【小舟町】 ◇[日]Kobuna Cho ○⇒にほんばしこぶなちょう(日本橋小舟町) こぶの 【コブノ】 ◇[露]Kovno ○リトアニアの都市カウナス(Kaunas)のロシア語名。 ⇒かうなす(カウナス) こぷふ 【コプフ】 ◇[独]Kopf、[英]head ○(ドイツ語で)頭。 「コップフ」とも呼ぶ。 こぶやはずかみきり 【コブヤハズカミキリ】 ○[虫]甲虫目(鞘翅目)(Coleoptera)カミキリムシ科(Cerambyci- dae)の甲虫の一種。 飛ぶことができない。 ★こぶら 【コブラ】 ◇[英]cobra ○(1)[爬]トカゲ目(有鱗目)(Squamata)コブラ科(Elapidae)の 毒ヘビ。 ◎インド・コブラ,キング・コブラ ○(2)[交](Cobra)1960年代に生産されたアメリカ製の高級スポ ーツカー。 ○(3)[軍](Cobra)アメリカ軍の攻撃型ヘリコプター。 こぷら 【コプラ】 ◇[英]copra ○[食]ココヤシの果実の白色脂肪質の胚乳を乾燥させたもの。 東南アジアが主産地。約70%の脂肪を含み、圧搾(アッサク)して ココナッツ油を採り、食用油・マーガリン・石鹸などを製造す る。 こぶらごーるど 【コブラゴールド】 ◇[英]Cobra Gold ○[軍]タイ軍とアメリカ軍などがアジア太平洋地域の平和維持 活動を主目的に、毎年共同で行っている合同軍事演習。 在日アメリカ軍も多数参加している。 ◎1982(昭和57)アメリカ軍の発案で開始。 2001(平成13)自衛隊、オブザーバーとして指揮所演習(CP X)にのみ参加。 2005. 5. 2〜 5.13(平成17)自衛隊、初の正式参加。 こぶらぼーる 【コブラボール】 ◇[英]Cobra Ball ○[軍]⇒あーるしーいちさんごえす(RC−135S,RC13 5S) ごぶらんおり 【ゴブラン織り】 【ゴブラン織】 ◇[フ]Gobelins、[英]Gobelins ○(1)パリ国立ゴブラン織物工場で製作される綴(ツヅ)れ織り。 さまざまな色糸を使って人物・風景などを精巧に織り出した もので、壁掛けなどの室内装飾に用いる。 参照⇒たぴすとりー(タピストリー) ◎15世紀半ば、パリのゴブラン家のジャン(Jean Gobelin)が創 製。 ○(2)(1)に類似した織物。 こーぷらんど 【コープランド】 ◇Aaron Copland(アーロン・コープランド) ○[人]アメリカの作曲家(1900〜1990)。 ごぶりん 【ゴブリン】 ◇[英]goblin ○⇒ほぶごぶりん(ホブゴブリン)(1) ★こぶりんしゃーく 【ゴブリン・シャーク】 ◇[英]goblin shark、[学]Mitsukurina owstoni Jordan ○[魚]ネズミザメ目(Lamniformes)ミツクリザメ科(Mitsukuri- nidae)ミツクリザメ属(Mitsukurina)の深海ザメ(鮫)。一属一 種。 東京湾の海底にも生息。 和名は「ミツクリザメ(箕作鮫)」。 ◎1897(明治30)相模湾でイギリス人貿易商アラン・オーストン (Alan Owston)(1853〜1915)が捕獲。 1898(明治31)新種に認定。 こふる 【コフル】 ◇[フ]coffre ○箱([英]box)。 参照⇒こふれ(コフレ) こふれ 【コフレ】 ◇[フ]coffret(小箱) ○[服]化粧品・香水のミニボトルなどを一式セットにして入れ た箱やポーチなど。 参照⇒こふる(コフル) こぶれ 【コブレ】 ◇[西]cobre ○[化](スベイン語で)銅。 ⇒どう(銅) ごぶれっと 【ゴブレット】 ◇[英]goblet ○細い脚と台がある、取っ手のない酒杯。 ワイングラスなど。 こぶれんつ 【コブレンツ】 ◇Koblenz ○ドイツ南西部、ラインラント・ファルツ州(Bundesland Rheinland-Pfalz)北東部の都市。 北緯50.35°、東経7.60°の地。 モーゼル川(Fluss Mosel)とライン川(Fluss Rhein)の合流点。 〈人口〉 1970(昭和45)12万0,100人。 1987(昭和62)10万8,200人。 2004(平成16)10万8,100人。 こぷろふぁぎー 【コプロファギー】 ◇[英]coprophagy ○[動]⇒しょくふん(食糞) こぷろふぁぎあ 【コプロファギア】 ◇[英]coprophagia ○[病]糞便を好んで食べる異食症。 参照⇒いしょくしょう(異食症) ◎ウロファギア(urophagia):尿。 こぷろふぃりあ 【コプロフィリア】 ◇[英]coprophilia ○[病]糞尿・排便などを病的に愛好する症状。 「嗜糞症(シフンショウ)」とも呼ぶ。 参照⇒こぷろらりあ(コプロラリア) こぷろぷらきしあ 【コプロプラキシア】 ◇[英]copropraxia ○[医]社会的に受容し難い卑猥(ヒワイ)な、また不可解な動作を 不随意的に繰り返す傾向。 参照⇒こぷろらりあ(コプロラリア),ちっくしょう(チック症) こぷろらいと 【コプロライト】 ◇[英]coprolite ○[地]⇒ふんせき(糞石)(2) こぷろらりー 【コプロラリー】 ◇[英]coprolalia ○[病]⇒こぷろらりあ(コプロラリア) こぷろらりあ 【コプロラリア】 ◇[英]coprolalia ○[医]糞便・排泄などに関する汚い音・言葉を不随意的に絶え ず発する傾向。 4〜5歳では正常な発育過程のものと考えられている。 「コプロラリー」,「汚言(オゲン)」とも呼ぶ。 参照⇒こぷろぷらきしあ(コプロプラキシア),ちっくしょう (チック症),こぷろふぃりあ(コプロフィリア) ★こふん 【古墳】 ○[歴]3世紀末〜7世紀ころの日本で造られた墳墓。 円墳・方墳・上円下方墳・前方後円墳・前方後方墳などの種 類がある。 また、上部や周囲にハニワ(埴輪)と呼ぶ土製品が並べられて いた。 参照⇒こふんじだい(古墳時代),ふんきゅうぼ(墳丘墓),ふき いし(葺き石,葺石) こふん 【股分】 ◇[中]gufen ○[経]株式の中国名。 ◎繁体字(台湾)では「股(人偏+「分」)」と表記する。 こぶん 【子分】 【乾児】 ○(1)親分に従属する配下の者。手下(テシタ)。手下(テカ)。 「かんじ(乾児,乾兒)」とも呼ぶ。 ⇔おやぶん(親分) ○(2)かりに子として扱われる者。義子。 「かんじ(乾児,乾兒)」とも呼ぶ。 ごふん 【胡粉】 ○[美]貝殻を焼き、砕(クダ)いて粉末にしたもの。成分は炭酸 カルシウム。 室町時代以降、日本画の白色顔料に用いる。 参照⇒ふんぽん(粉本)(1) ◎奈良〜鎌倉時代には「鉛白(エンパク)」と呼ぶ塩基性炭酸鉛を白 色顔料に用いていた。 こぶんじがく 【古文辞学】 ○(1)中国明(ミン)代に起った儒学の一派。 参考⇒せいりがく(性理学) ○(2)江戸時代、儒学者荻生徂徠(オギュウ・ソライ)が唱えた古学の一 つ。 宋・明の儒学を否定し、伊藤仁斎(ジンサイ)の古義学より徹底 した復古主義で、中国古代の言語(古文辞)や制度文物の研究に よって先秦古典の本旨を知ろうとする訓詁学。儒学の政治的側 面を強調する。 「徂徠学」,「享保学(キョウホウガク)」とも呼ぶ。 参照⇒こぶんじがくは(古文辞学派),こぎがくは(古義学派) こぶんじがくは 【古文辞学派】 ○江戸時代、儒学者荻生徂徠(オギュウ・ソライ)が唱えた古学の一学 派。 荻生徂徠とその弟子の服部南郭(ハットリ・ナンカク)・太宰春台(ダザ イ・シュンダイ)・山県周南(ヤマガタ・シュウナン)や、広瀬淡窓(タンソウ)らの一 派。 「徂徠学派」,「ケン園学派」,「古文辞派」とも呼ぶ。 参照⇒こぎがく(古義学) ★こふんじだい 【古墳時代】 ○[歴]日本の考古学上の時代区分で、弥生式時代末期から奈良 時代初期の間の時代。 ほぼ3世紀末から4世紀に始まり、6世紀ころまでで、古墳 の築造は7世紀まで続いている。 弥生時代に始まる農耕から起きた小国家が、畿内を中心とす る統一国家の成立に至(イタ)る時期。 参照⇒はくそうれい(薄葬令) 〈区分〉 前期:3〜4世紀。 中期:5世紀。 後期:6〜7世紀。 こぶんしょうしょ《こぶんしやうしよ》 【古文尚書】 ◇[中]Guwen Sjangshu ○[歴]春秋戦国時代に通用した古文字(蝌蚪文字)で記されてい る『尚書(書経)』。 前漢の景帝の時、魯の恭王がその宮室を拡張しようとして孔 子旧宅をこわした際、その壁中から発見されたという。 武帝の時に孔子十二世と称する孔安国がこれを献上。後漢の 学者らはこれを多く用いた。 その後の永嘉の乱で紛失したが、東晋の元帝の時に梅(「臣」 偏+「責」)(Mei Ze)(メイ・サク)が『孔安国注』を献上。 宋代以降、朱子ら多くの学者が信憑性に疑問を呈し、魏・晋 時代の偽書とすることが定説となっている。 参照⇒きんぶんしょうしょ(今文尚書),かと(蝌蚪)(2) ◎最初の『古文尚書』は『今文尚書』より十六篇多く、後の 『孔安国注』は『今文尚書』より二十五篇多い。 ◎清華大学の研究チーム、放射性炭素年代測定法で紀元前305 年前後の戦国時代中期のものとする竹簡と比較し、竹簡と古文 尚書とで一致する箇所がなかったことから偽作と断定。 ◎『尚書』は漢代の呼称で、宋代以降は『書経』と呼ぶ。 ★ごへい 【御幣】 ○ 参照⇒ぬさ(幣)(1) こぺいか 【コペイカ】 ◇kopeika ○(1)[経]ロシア連邦などの補助通貨単位。 1コペイカ=1/100ルーブル([英]rouble)。 「カペイカ」,「コペック(copeck)」とも呼ぶ。 略号は「K」,「kop」。 ○(2)[歴][経]旧ソ連の補助通貨単位。アルミ青銅貨。 1コペイカ=1/100ルーブル。 「カペイカ」,「コペック」とも呼ぶ。 略号は「K」,「kop」。 こぺく 【コペク】 ◇[トルコ語]kopek(キョペク) ○[哺](トルコ語で)イヌ(犬)。 ⇒いぬ(イヌ,犬) ★こーべくろにくる 【コーベ・クロニクル】 ◇Kobe chronicle ○[歴]ロバート・ヤング(Robert Young)が刊行した新聞。 のち、「ジャパン・クロニクル」と改題。 こぺっく 【コペック】 ◇[英]copeck/kopeck/kopek ○[経]⇒こぺいか(コペイカ) こーべってんかぴたん 【コーベッテンカビタン】 ◇[独]Korvettenkapitan ○[軍](ドイツ語で、海軍の)少佐。 ⇒しょうさ(少佐) こぺとたぐさんみゃく 【コペトダグ山脈】 ◇khrebet Kopetdag、[英]Kopet-Dag Range ○[地]トルクメニスタンとイランとの国境に連なる山脈。全長 650キロメートル。 北西端のカスピ海東岸近くから南東端はハリルード川(Rud- khaneh-ye Harirud)で、その先はアフガニスタン北西部のセ フィードクー山脈(Selseleh-ye Sefid Kuh)へと続く。南側(イ ラン側)中央部から、カスピ海に注(ソソ)ぐアトラク川(Rud-e Atrak)を介してエルブルズ山脈(Elburz Mountains)が東西に連 なる。 最高峰はイラン側のヘザルマスジェド山(Koh-e Hezarmas- dzed)(3,117メートル)。 参照⇒せふぃーどくーさんみゃく(セフィードクー山脈),え るぶるずさんみゃく(エルブルズ山脈) こぺるにくす 【コペルニクス】 【哥白尼】 ◇[羅]Nicolaus Copernicus(ニコラウス・コペルニクス) ○[人]ポーランドの天文学者(1473〜1543)。ポーランド名はコ ペルニク(Mikotaj Kopernik)。プロイセン生れ。 1491年クラクフに学び、医術僧となる。 1496年よりイタリアに遊学しボローニア・パドバで学び、ギ リシア思想の影響を受ける。 1505年帰国しローマカトリック教会の聖職者となるが天体観 測も続けた。1512年からフラウエンブルク(Frauenburg)の聖堂 参事職。 古代ギリシアの天文学者アリスタルコスの説からヒントを得 て地動説を信じ、友人ギーゼやレチクスの勧めにより『天球の 回転について(De revolutionibus orbium coelestium)』を著 わしたが、天動説をとる教会との摩擦を避けて死の直前に公刊 された。 ★こぺるにしうむ 【コペルニシウム】 ◇copernicium ○[化]原子番号112の元素。 元素記号は「Cn」。 ◎1998(平成10)ドイツの重イオン科学研究所(GSI)が合成を 報告。 ◎名称は天文学者コペルニクス(N.Copernicus)に因(チナ)む。 こへれとのことば 【コヘレトの言葉】 ◇[英]Words of Qohelet ○[聖]⇒でんどうのしょ(伝道の書) こぺん 【コペン】 ◇[登録商標]Copen ○[古][交]ダイハツ工業の軽オープンスポーツカー。2人乗り。 ◎2002. 6.(平成14)新発売。排気量660CC、電動開閉式ルー フ採用。価格157万2,900円。 2003. 9.(平成15)右ハンドル仕様のままヨーロッパなどに輸 出開始。 2012. 8.(平成24)生産終了。 ごべんてん 【五弁天】 【五辯天】 ○近江(オウミ)琵琶湖の竹生島(チクブシマ)・安芸(アキ)の巌島(イツクシマ) ・相模(サガミ)江ノ島の岩窟(イワヤ)・大和の天の川・陸前の金華 山(キンカザン)の弁財天(ベンザイテン)。 参照⇒べんざいてん(弁財天,弁才天) こべんとがーでん 【コベントガーデン】 ◇[英]Covent Garden(修道院の庭) ○イギリス、ロンドン中央部の繁華街。 北緯51.52°、西経0.13°の地。 王立オペラ劇場(Royal Opera House)(別称コベントガーデン 劇場)がある。 ◎もとウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)の所領。 1671(寛文11)青果卸市場、開設。 1974(昭和49)青果卸市場がナインエルムズ(Nine Elms)(テム ズ川南岸)に移転し、大規模なショッピングセンターとなる。 こべんとりー 【コベントリー】 ◇[英]Coventry ○(1)イギリスのイングランド中南部、ウェストミッドランド 州(West Midlands)東部の都市。 〈人口〉 1991(平成3)31万8,718人。 ◎第二次世界大戦で徹底的に爆撃された。 もとウォリックシャー州(Warwickshire)。 ○(2)アメリカ合衆国北東部のロードアイランド州(Rhode Is- land State)西部、ケント郡(Kent County)中北部の町。 〈人口〉 1990(平成2)3万1,083人。 ◎1643(寛永20)創建。 こぺんはーげん 【コペンハーゲン】 ◇[英][独]Copenhagen ○デンマーク王国の首都。シェラン(Zealand)島の東海岸にあ る港湾都市。 アンデルセンの『人魚姫』の銅像や遊園地チボリなどがある。 デンマーク語で「ケーベンハウン(Kobenhavn)」,「ケベンハウ ン」と呼ぶ。ラテン語名は「ハフニア(Hafnia)」。 〈人口〉 1976(昭和51)70万人。 1987(昭和62)46万9,000人。 ◎1913(大正2)人魚姫の銅像、建立。 1964(昭和39)人魚姫の銅像、頭部切断。 1998(平成10)人魚姫の銅像、頭部切断。 こぼ 【コボ】 ◇kobo ○[経]ナイジェリアの補助通貨単位。 100コボ(kobos)=1ナイラ(naira)。 ごほ 【五保】 ○[歴]⇒ほ(保)(2) ★ごほう《ごはふ》 【五法】 ○中国伝来とされる射法の極意。 <1>審(shen)・<2>コウ(gou)(*)・<3>��(yun)・<4>軽(qing) ・<5>注(zhu)の総称。 「支那(シナ)射法」とも呼ぶ。 参照⇒ごみ(五味)(3),しゃほうはっせつ(射法八節) ◎(*)「(「轂」の「車」を「弓」に替える)」と書く。 ごほう《ごはう》 【午砲】 ○[歴]正午を知らせる号砲。 江戸時代の時の鐘に代え、1871(明治 4. 9. 9)から皇居内旧 本丸で毎日正午に空砲を打ち鳴らしたもの。当時、現在の区部 の大部分で聞こえたという。 1929. 5. 1(昭和4)サイレンに切り換えられ、1938. 9.(昭 和13)まで行われた。 音から「どん」とも呼ばれた。 ◎号砲に使用された大砲は東京都小金井市の江戸東京たてもの 園に保管されている。 ★ごぼう《ごばう》 【ゴボウ】 【牛蒡】 ◇[英]burdock/clotbur ○[植]キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)の二年草・根菜。 食用(根)。薬用(風邪,利尿,解毒)になる。 種子にはトゲ([英]bur)がある。 ポリフェノールのクロロゲン酸(chlorogenic acid)を含むが、 水に晒(サラ)すと流出する。 古称は「うまふぶき(牛蒡)」。 参照⇒くっつきむし(くっ付き虫),わたしわかいになりたい (わたしは貝になりたい,私は貝になりたい) ◎切り方:⇒ささがき(笹掻き) ◎堀川ごぼう:⇒ほりかわごぼう(堀川ごぼう,堀川牛蒡) 大浦ごぼう:⇒おおうらごぼう(大浦ごぼう,大浦牛蒡) 八尾ごぼう:⇒やおごぼう(八尾ごぼう,八尾牛蒡) 宇陀金ごぼう:⇒うだごぼう(宇陀ごぼう,宇陀牛蒡) ごぼう《ごばう》 【御坊】 ◇[日]Gobo ○(1)⇒ごぼうし(御坊市) ○(2)[交]⇒ごぼうえき(御坊駅) ごぼう《ごばう》 【御坊】 【御房】 ◇[日]gobo ○(1)寺院またはその僧坊の敬称。 ○(2)僧侶の敬称。 ○(3)敬(ウヤマ)って僧侶に呼びかける第2人称。 ○(4)(Gobo Shi)⇒ごぼうし(御坊市) ごぼうえき《ごばうえき》 【御坊駅】 ○[交]和歌山県御坊市(ゴボウシ)湯川町小松原(ユカワチョウコマツバラ)に ある紀勢本線(紀勢西線)の駅。 道成寺(ドジョウジ)駅と紀伊内原(キイウチハラ)駅(日高町)の間。 こほうか《こはうか》 【古方家】 ○[歴]古医方を奉ずる漢方医。 参照⇒こいほう(古医方) ごぼうし《ごばうし》 【御坊市】 ◇[日]Gobo Shi ○和歌山県西部の市。日高川河口にあり、南西部を太平洋に面 する。 日高御坊(西本願寺日高別院)の門前町。 〈面積〉 43.78平方キロメートル。 〈人口〉 2000(平成12)2万8,034人。 ◎1540(天文9)本願寺別院が建立。 1954(昭和29)御坊町・湯川村・藤田村・野口村・名田村・塩 屋村の1町5村が合併して発足。 ◎関西電力が沖合いに使用済み核燃料の一時貯蔵施設を計画中。 ごほうじょううじ《ごほうでううぢ》 【後北条氏】 ◇[日]go-Hojo uji ○[歴]⇒ごほうじょうし(後北条氏) ごほうじょうし《ごほうでうし》 【後北条氏】 ◇[日]go-Hojo shi ○[歴]北条早雲(ソウウン)(1432〜1519)に始まる北条氏。戦国大名 として関東にひろく勢力を持った。 早雲(伊勢長氏)は伊勢姓だったが、鎌倉幕府の執権北条氏の 後をついで関東の主となるねらいから早雲の子氏綱(ウジツナ) (1486〜1541)の代に北条姓を称したもの。 「ごほうじょううじ(後北条氏)」とも、本拠地が小田原だった ことから「小田原北条氏」とも呼ぶ。 ごほうじょうてい《ごはうじやうてい》 【五方上帝】 ◇[中]wufang shangdi ○⇒ごてんてい(五天帝) ごぼうせい《ごばうせい》 【五芒星】 ◇[英]pentagram(ペンタグラム)/pentacle(ペンタクル) ○五本の直線による、一筆書きの五角形の星型。 古代エジプトに起源するといわれる。 イスラエルではソロモンの封印の異形とする。 日本では晴明神社の神紋「晴明桔梗(キキョウ)」の異形とされる。 参照⇒そろもんのふういん(ソロモンの封印),せいめいじん じゃ(晴明神社)(1) こほくしょう 【湖北省】 ◇[中]Hubei Sheng、[英]Hubei Province ○中国中央部の省。長江(Changjiang)(チョウコウ)(揚子江<ヨウスコウ>) の中流域で、洞庭湖(Dongting Hu)(ドウテイコ)の北方に位置し、 南部を湖南省(Hunan Sheng)に接する。 省都は武漢市(Wuhan Shi)(ブカンシ)。 沙市(Shashi)(シャシ)・宜昌(Yichang)(ギショウ)・襄樊(Xiangfan) (ジョウヨウ)などの都市がある。 「フーペイ(湖北)」とも呼ぶ。 〈面積〉 19万平方キロメートル。 ◎春秋戦国時代、楚の地。 ごほくそん 【吾北村】 ◇[日]Gohoku Son ○[古]高知県中西部、吾川郡(アガワグン)にあった村。 2004.10. 1(平成16)吾川郡の伊野町(イノチョウ)・吾北村と土佐 郡(トサグン)本川村(ホンガワムラ)が合併して吾川郡「いの町(イノチョウ)」 を発足。 こぼけ 【コボケ】 【小木瓜】 ○[植]クサボケ(草木瓜)の別称。 ⇒くさぼけ(クサボケ,草木瓜) こぼけえき 【小歩危駅】 ○[交]徳島県三好市(ミヨシシ)山城町西宇(ヤマシロチョウニシウ)にあるJR 土讃線の駅。 阿波川口(アワカワグチ)駅と大歩危(オオボケ)駅の間。 ◎旧住所は三好郡(ミヨシグン)山城町(ヤマシロチョウ)西宇(ニシウ)。 こーほーと 【コーホート】 ◇[英]cohort ○(1)[歴]古代ローマで、レギオン([羅]legion)(軍団)の下位 の歩兵隊。 レギオンの10分の1で、300〜600人。 参照⇒れぎおん(レギオン),[1]せんちゅりー(センチュリー) (3) ○(2)(転じて)一団・仲間。 ○(3)人口統計で、同時出生集団(同年齢)などの群。 こぼとけ 【小仏】 ○(1)小さい仏像。 ○(2)かごめかごめ(籠目籠目)に似た子供の遊び。 真ん中にしゃがむ鬼役の子供の姿を小仏になぞらえたもの。 参照⇒かごめかごめ(かごめかごめ,籠目籠目)(1) ○(3)[楽](2)の時に歌う童歌(ワラベウタ)。 歌い出しは地方によって「回りの回りの小仏」,「回りの回りの 小仏は」,「回りの回りの小仏さんは」,「中の中の小仏」,「中の中 の小坊さん」,「中の中の小僧さん」,「中の中の地蔵様」,「中の中 の地蔵さん」など差異が多い。 〈『守貞謾稿(モリサダマンコウ)』〉 まわりのまわりの小仏/なぜ背が低いな/親の日にとと食っ て/まま食って/それで背が低いな。 ◎「親の日」は「親の命日」。 こぼとけとうげ《こぼとけたうげ》 【小仏峠】 ◇[日]Kobotoke Toge ○[地]東京都八王子市の西部と神奈川県津久井郡(ツクイグン)相模 湖町(サガミコマチ)との境にある、旧甲州街道のけわしい峠。標高 548メートル。 高尾山(599メートル)の北西に位置する。 ◎小仏関:⇒こぼとけのせき(小仏関,小仏の関) こぼとけとんねる 【小仏トンネル】 ○(1)[交]東京都八王子市裏高尾町(ウラタカオマチ)と神奈川県津久井 郡(ツクイグン)相模湖町(サガミコマチ)との境にある、中央自動車道の トンネル。 ○(2)[交]JR中央線のトンネル。 高尾駅(八王子市)〜相模湖駅(相模湖町)間で、約2キロメー トル。 こぼとけのせき 【小仏関】 【小仏の関】 ○[歴]江戸時代、甲州街道の小仏峠の東側のふもとの駒木野(コ マギノ)にあった関所。 参照⇒こぼとけとうげ(小仏峠) ◎現在の東京都八王子市裏高尾町(ウラタカオマチ)の地。 こーぽら 【コーポラ】 ◇[英](複数形)corpora/(単数形)corpus(コーパス) ○⇒こーぱす(コーパス) こーぽらる 【コーポラル】 ◇[英]Corporal(伍長) ○[軍]アメリカ陸軍の地対地ミサイル。 射程100〜160キロメートルで、核弾頭の積載も可能。 ★こぼる 【コボル】 【COBOL】 ◇[英]common business oriented language ○[計]事務計算用のプログラム言語の一種。 ◎1960(昭和35)アメリカの国防総省の協力で開発。 ◎ANSI−COBOL,JIS−COBOL ◎科学技術計算用:⇒ふぉーとらん(フォートラン,FORTR AN) こぼると 【コボルト】 ◇Kobolt/Kobold ○[チュートン伝説]地の精・小鬼。鉱山に住むという小人(コビ ト)の鉱夫。 参照⇒のーむ(ノーム),しちにんのこびと(七人の小人) ◎ドイツの俗信では家の精。 ◎金属原子コバルト(cobalt)の名前の由来(ユライ)。 こぼろえき 【小幌駅】 ○[交]北海道虻田郡(アブタグン)豊浦町(トヨウラチョウ)字(アザ)礼文華 (レブンゲ)にあるJR室蘭本線の駅。 静狩(シズカリ)駅(長万部町)と礼文(レブン)駅の間。 ----------------------------------------------------------------