PDD図書館管理番号 0001.0032.2000.14 百 科 辞 書 《こと》 編集:獨 澄旻 -------- こと -------------------------------------------------- こと 【古都】 ◇[英]ancient city ○古い都(ミヤコ)。長い歴史を持つ都。旧都。 ◎古都保存法 ◎中国の七大古都:西安(Xi'an)(陝西省)・北京(Beijing))・ 洛陽(Luoyang)(河南省)・開封(Kaifeng)(河南省)・安陽(An- yang)(河南省)・南京(Nanjing)(江蘇省)・杭州(Hangzhou)(浙 江省)。 中国の八大古都:七大古都に鄭州(Zhengzhou)(河南省)を加 える。 [1]こーと 【コート】 ◇[英]coat ○[服]防寒・防水のために着る外套(ガイトウ)。 参照⇒がいとう(外套),[1]いんばねす(インバネス) ◎トレンチコート(trench coat):⇒とれんちこーと(トレンチ コート,トレンチ・コート) 和服の婦人用外套:⇒みちゆき(道き行,道行)(3) ★[2]こーと 【コート】 ◇[英]court ○(1)法廷。 ○(2)中庭。 ◎テニスコート(tennis court) [3]こーと 【コート】 ◇[フ]cote ○(1)(フランス語で)上り坂。 ○(2)(フランス語で)山腹。 ○(3)(フランス語で)側面。 ○(4)(フランス語で)海岸。 ◎コートジボアール(Cote d'Ivoire):象牙海岸。 コートダジュール(Cote d'Azur):紺碧海岸。 コートドール(Cote d'Or):黄金海岸。 [4]こーと 【コート】 ◇[独]Kot ○(1)(ドイツ語で)糞便・排泄物。 ○(2)(ドイツ語で)汚物。 こど 【弧度】 ◇radian ○[数]⇒らじあん(ラジアン) ★ごーと 【ゴート】 ◇[英]goat ○(1)[哺](英語で)ヤギ(山羊)。 ⇒やぎ(ヤギ,山羊.野羊) ○() ごーど 【ゴード】 ◇[英]gourd ○(1)[植]ヒョウタン(瓢箪)。 参照⇒ひょうたん(ヒョウタン,瓢箪) ○(2)ヒョウタンの実。 ○(3)ヒョウタンの実で作った容器や楽器。 ことあいと 【コトアイト】 ◇[英]kotoite ○[鉱]⇒ことうせき(小藤石) ことい《こつとひ》 【特牛】 【特負】 ○⇒こといのうし(特牛,特の牛) こというし《こつとひうし》 【特牛】 【牡牛】 ○⇒こといのうし(特牛,特の牛) こといのうし《ことひのうし》 【特牛】 【特の牛】 ○重荷を負う牡牛(オウシ)。強く大きな牡牛。 「ことい(特牛,特負)」,「こというし(特牛,牡牛)」,「こっとい (特牛)」,「こってい(特牛)」,「こっていうし(特牛)」,「こってう し(特牛)」とも呼ぶ。 ことう《こたう》 【胡桃】 ○[植]クルミ(胡桃)の漢名。 ⇒くるみ(クルミ,胡桃) こどう 【コドウ】 【胡桐】 【胡同】 ◇[学]Populus euphratica ○[植]キントラノオ目(Malpighiales)ヤナギ科(Salicaceae)ヤ マナラシ属(Populus)の落葉高木。中央アジア原産。 樹高10〜15メートル。 樹脂は薬用になる。 こどう 【胡同】 ◇[中]hutong ○(1)(中国北方で)横町。小路。路地・路地裏。 「フートン」とも呼ぶ。 参照⇒しごういん(四合院) ◎モンゴル語から。 ○(2)[植]⇒こどう(コドウ,胡桐,胡同) ごとう《ごたう》 【五島】 ◇[日]Goto ○(1)[地]⇒ごとうれっとう(五島列島) ○(2)[地]長崎県西部にある五島列島の主要な五つの島。 以前は宇久島(ウクジマ)・中通島(ナカドオリジマ)・若松島(ワカマツジマ) ・奈留島(ナルシマ)・福江島(フクエジマ)を指したが、現在は中通島以 南を指し、宇久島に代えて久賀島(ヒサカジマ)とする。 ○(3)⇒ごとうし(五島市) ごとう 【梧桐】 ○[植]⇒あおぎり(アオギリ,青桐,梧桐) ごどうぃんおーすちん 【ゴドウィン・オースチン】 ◇Dodwin Austen ○[地]カラコルム山脈にある世界第2の高峰。 ⇒けーつー(K2) こどうきせき 【古銅輝石】 ◇[英]bronzite(ブロンザイト) ○[鉱]斜方輝石(orthopyroxene)の一種。 頑火(ガンカ)輝石と紫蘇(シソ)輝石との中間の変種で、鉄(Fe) ・マグネシウム(Mg)の珪酸塩([Fe,Mg]SiO3)を主成分 とする鉱物。 斜方晶系に属し、金属または真珠状の光沢のある短柱状の結 晶。灰緑色・淡緑色。 参照⇒きせき(輝石),がんかきせき(ガン火輝石,頑火輝石), しそきせき(シソ輝石,紫蘇輝石) ごとうぐみ 【後藤組】 ◇[日]Goto-gumi ○[社]山口組系の暴力団。 本部は静岡県富士宮市。 参照⇒やまぐちぐみ(山口組) ◎1992(平成4)傘下構成員が映画『ミンボーの女』の監督伊丹 十三(イタミ・ジュウゾウ)を襲撃して重症を負わせ、警視庁は視察・ 内偵対象団体に指定。 2008.10.14(平成20)山口組総本部、後藤忠政(本名は忠正)組 長を除籍。のち、組長引退で収束。 ごとうし《ごたうし》 【五島市】 ◇[日]Goto Shi ○長崎県西部、五島列島(ゴトウレットウ)の福江島(フクエジマ)西部と奈 留島(ナルシマ)から成る市。 ◎2004. 8. 1(平成16)福江市(フクエシ)と南松浦郡(ミナミマツウラグン)の 富江町(トミエチョウ)・玉之浦町(タマノウラチョウ)・三井楽町(ミイラクチョウ)・ 岐宿町(キクシチョウ)・奈留町(ナルチョウ)の1市5町が合併して発足。 2004. 9. 5(平成16)市長選挙で中尾郁子(69歳)が当選し、九 州初の女性市長となる。 ★ことうせき 【小藤石】 ◇[英]kotoite(コトアイト) ○[鉱]ホウ酸マグネシウム(Mg3[BO3]2)を主成分とする鉱 物。 ◎渡辺武男が小藤文次郎(ブンジロウ)に因(チナ)み命名。 ことうちょう《ことうちやう》 【湖東町】 ◇[日]Koto Cho ○[古]滋賀県中央部南東、愛知郡(エチグン)にあった町。 ◎2005. 2.11(平成17)八日市市(ヨウカイチシ)、神崎郡(カンザキグン)の 永源寺町(エイゲンジチョウ)・五個荘町(ゴカショウチョウ)、愛知郡の愛東 町(アイトウチョウ)・湖東町の1市4町が合併して東近江市(ヒガシオウミシ) を発足。 ごどうてんりんおう《ごだうてんりんわう》 【五道転輪王】 ○[仏]十王の第十。 ⇒じゅうおう(十王) ごとうびじゅつかん《ごたうびじゆつくわん》 【五島美術館】 ○東京都世田谷区上野毛にある美術館。 実業家五島慶太(ケイタ)が収集した古美術を中心に、大東急記 念文庫を合併して、1960(昭和35)公開。 古写経・書跡・絵画・茶器が中心。 ◎1948(昭和23)大東急記念文庫、創設。 1960(昭和35)大東急記念文庫を吸収して設立。 2000. 7.19(平成12)発行された二千円札の裏のデザインに、 美術館所蔵の『源氏物語絵巻』の冷泉院(レイゼイイン)と光源氏が使 用され、 7.28二千円札の五番札が贈呈された。 ごとうぷらねたりうむ《ごたうぷらねたりうむ》 【五島プラネタリウム】 ○[歴][天]東京都渋谷区の東急文化会館の8階にあったプラネ タリウム。 ◎1957(昭和32)開館。 2001. 3.11(平成13)6回の投影後、閉館。 ごとうやくしょ 【後藤役所】 ○[歴]金座の別称。 ⇒きんざ(金座) ことうらちょう《ことうらちやう》 【琴浦町】 ◇[日]Kotoura Cho ○鳥取県中央部、東伯郡(トウハクグン)の町。 ◎2004. 9. 1(平成16)東伯町(トウハクチョウ)と赤碕町(アカサキチョウ)が合 併して発足。 ごーとぅーれす 【GOTOレス】 ◇[和製英語]GOTO less ○[俗][計]構造化プログラミングへの誤った思考。 GOTO文やJUMP文などの分岐命令を使用しなければ構 造化プログラミングを達成できるというもの。 ◎たとえば、良い社会では犯罪者がいないという考えに対し、 犯罪者をなくせば良い社会が実現できると考えることと同じこ と。 ごとうれっとう《ごたうれつたう》 【五島列島】 ◇[日]Goto Retto ○[地]長崎県西部、東シナ海にある列島。 北東から南西方向に大小約200の島が約80キロメートルに渡っ て連なる。北から宇久島(ウクジマ)・小値賀(オジカ)島・中通島(ナカ ドオリジマ)・若松島(ワカマツジマ)・奈留島(ナルシマ)・久賀島(ヒサカジマ) ・最大の福江島(フクエジマ)などの主要島があり、奈留島以北を 「上五島(カミゴトウ)」、久賀島以南を「下五島(シモゴトウ)」と呼ぶ。 ホマーテなどの火山地形で、溺れ谷によるリアス式海岸など 自然景観に富み、亜熱帯植物も生育。 一部は西海国立公園に含まれる。 長崎県北松浦郡・南松浦郡と五島市に所属する。 五島鮪(マグロ)・五島烏賊(イカ)(剣先イカ)など漁業が盛んで、 長崎県の漁獲量の大半を占める。また五島牛(ウシ)・五島鯣(ズル メ)(剣先イカ)・ツバキ油・サンゴなども特産。 参照⇒ごとう(五島)(2) ◎古代には遣隋使・遣唐使の航海の地として重視され、中世に は倭寇の根拠地の一つとされ、近世にはキリシタンの潜んだ地 で、遺跡・史跡が多い。 ごとおか《ごとをか》 【五十日】 ○五日や十日の間。わずかの時日。 参照⇒ごとおび(五十日) ことおかまち《こちをかまち》 【琴丘町】 ◇[日]Koto'oka Machi ○[古]秋田県北西部、山本郡(ヤマモトグン)の町。 〈面積〉 111.38平方キロメートル。 (*)境界未定がある。 〈人口〉 2000(平成12)6,174人。 ◎1955(昭和30)鹿渡(カド)町と上岩川(カミイワカワ)村が合併して発 足。 2006. 3.20(平成18)琴丘町・山本町(ヤマモトマチ)・八竜町(ハチリュウ マチ)の3町が合併して三種町(ミタネチョウ)を発足。 ごとおび《ごとをび》 【五十日】 ○月のうち、五または十のつく日。五・十・十五・二十・二十 五・三十の各日。 参照⇒ごとおか(五十日) ◎「市の立つ日」や「取引の支払い日」などを示す語であったが、 1970(昭和45)ころから特に、取引のための営業車の動きが多い ことから「道路が渋滞する日」の意味で使用されている。 ことか 【コトカ】 ◇Kotka(鷲) ○フィンランド南部、エテラ・スオミ州(Etela-Suomi Laani) (南フィンランド)東部のキュメンラークソ県(Kymenlaakson Maakunta)南西部にある県都。 北緯60.47°、東経26.93°の地。 バルト海のフィンランド湾に面する港湾都市で、木材の主要 な輸出港。 キュミ川(Kymijoki)の河口に位置し、コトカ島(Kotkansaari) などから成る。 〈面積〉 271平方キロメートル。 〈人口〉 1987(昭和62)5万7,745人(推計)。 1992(平成4)5万6,515人(推計)。 1997(平成9)5万5,769人(推計)。 2002(平成14)5万4,622人(推計)。 2007(平成19)5万4,607人(推計)。 2009(平成21)5万4,775人(12月31日現在)。 こどく 【孤独】 ○(1)([英]solitude)ただ一人であること。頼りになる人や心 の通じあう仲間がいないこと。 参照⇒たんこ(単孤,単居,単己) ○(2)孤児(コジ)と子のない老人(独身)。 参照⇒てんがいこどく(天涯孤独) ◎儒教の考えでは、祀(マツ)る先祖を持たないこと(孤児)と、自 分の先祖を祀る子孫を持たないこと(独身)は悪いとする。 参照⇒しきゅう(四窮) ごとく 【五徳】 ○(1)五つの徳目。仁・義・礼・智・信の総称。 参照⇒ごじん(五仁) ○(2)儒教での五つの徳目。温・良・恭・倹・譲の総称。 ○(3)兵家での、武将の五つの徳目。知・信・仁・勇・厳の総 称。 ○(4)五行(ゴギョウ)になぞらえた、木・火・土・金・水の五つ の徳目。 ○(5)火鉢や炉に据(ス)える、三脚または四脚の輪形の道具。 鉄瓶(テツビン)や釜(カマ)などをのせる鉄製の台で、陶製のもの もある。 参照⇒うしのときまいり(丑の時参り) ◎「五つの得(トク)がある」という意味。 ○(6)紋所(モンドコロ)の名称。 (5)の形をかたどったもの。 ごどころ 【碁所】 ○(1)[歴]江戸幕府の制で、扶持を受けて囲碁を持って代々幕 府に仕えた、本因坊・林・井上・安井の4家。 ◎3代将軍家光のときに始まり、毎年1回、11月17日「御城碁」 で公式の手合わせが行われた。 ○(2)[歴]碁所四家の上に立って、幕府から碁界の総取締りに 任ぜられた者の称号。 ◎名人(九段)にのみ許され、空位の時期もあった。 ことさか 【事離】 ○[古]離縁・離婚。 ◎「事」は「夫婦のちぎり」の意味。 ことさか 【言離】 【事解】 【事離】 ○[古]一言で解決すること。 ◎言離の神:⇒ひとことぬしのかみ(一言主神) ごーどざりーえんげん 【ゴードザリー塩原】 ◇[英]Godzareh Salt Flat/Gowd-e Zereh Salt Flat ○[地]アフガニスタン南部、ヘルマンド川(Helmand River)南 方やレギスタン砂漠(Registan Desert)南方の低地。 「ゴードザリー低地(Depression)」とも呼ぶ。 参照⇒れぎすたんさばく(レギスタン砂漠),まーるごうさば く(マールゴウ砂漠) ごーどざりーていち 【ゴードザリー低地】 ◇[英]Godzareh Depression/Gowd-e Zereh Depression ○[地]⇒ごーどざりーえんげん(ゴードザリー塩原) こーとし 【コート紙】 ◇[米]coated paper、[英]art paper ○[印]印刷用紙の一種。 上質紙・中質紙を用いた、塗料の薄いアート紙。 雑誌の表紙や口絵などに使用される。 参照⇒あーとし(アート紙) ことじ《ことぢ》 【琴柱】 【箏柱】 ○[楽]琴の胴に立てて音の高低を調節する「人」文字型の具。 ことじとうろう 【徽軫灯籠】 ○石川県金沢市の兼六園(ケンロクエン)にある、竿(サオ)が二股(フタマタ) の石灯籠。 こーとじぼあーる 【コートジボアール】 ◇[フ]Cote d'Ivoire(象牙海岸) ○アフリカ西部、ギニア湾の北西部にある共和国。 行政上の首都はヤムスクロ(Yamoussoukro)、事実上の首都は 前首都のアビジャン(Abidjan)。 住民はスーダン系黒人。 主要言語はフランス語。 「コートジボワール」,「コートディヴォアール」とも呼ぶ。 旧称は「象牙海岸([英]Ivory Coast)」。 〈面積〉 32万2,461平方キロメートル。 〈人口〉 1977(昭和52) 515万人。 1984(昭和59) 947万人。 1988(昭和63)1,081万2,900人。 2004(平成16)1,894万6,700人。 〈歴代大統領〉 ベディエ(Hanri Konan Bedie):〜1999。 ゲイ(Robert Guei)(暫定):1999〜2000.10.。 バグボ(Laurent Gbagbo):2000.10.〜。 ◎地方行政区。 地方:[フ]Region de *。 県:[フ]Departement de *、[英]* Prefecture。 ◎1960. 8. 7(昭和35)フランス植民地からフランス共同体の一 国として独立。 1983(昭和58)遷都法が可決され、アビジャンからヤムスクロ に首都機能を移転中。 2002〜2003(平成14〜平成15)南北に分断して内戦。 2003. 3.13(平成15)バグボ大統領、反政府勢力のメンバーも 加わった挙国一致内閣を発足。 ◎中国語表記は「科特迪瓦(Ketediwa)」。 こーとじぼわーる 【コートジボワール】 ◇[フ]Cote d'Ivoire(象牙海岸) ○⇒こーとじぼあーる(コートジボアール) ことぜめ 【琴責】 ○[劇]⇒あこやのことぜめ(阿古屋の琴責) ★こーとだじゅーる 【コートダジュール】 【コート・ダジュール】 ◇[フ]Cote d'Azur(紺碧海岸) ○[地]フランス南東部の地中海沿岸地域。 北東部はイタリアのリビエラ(Riviera)(海岸)に続く。 「紺碧海岸」とも呼ぶ。 ことだま 【言霊】 ○言葉に宿っていると信じられた神秘的な霊力。 古代には、話した言葉の霊力によって吉凶禍福を実現できる と信じられていた。 参照⇒こだま(木霊,木魂,谺)(1) こーとでぃヴぉあーる 【コートディヴォアール】 ◇[フ]Cote d'Ivoire(象牙海岸) ○⇒こーとじぼあーる(コートジボアール) ことでん 【琴電】 ○[俗][交]高松琴平電気鉄道の略称。 ⇒たかまつことひらでんてつ(高松琴平電鉄) ことといばし《こととひばし》 【言問橋】 ○(1)[交]東京都台東区(タイトウク)浅草待乳山(マツチヤマ)の下と墨田 区(スミダク)隅田公園を結ぶ、隅田川(スミダガワ)に架(カ)かる橋。 長さ188メートル。 ◎名称は『伊勢物語』の主人公在原業平の歌「名にしおはゝい さことゝはん宮古鳥(ミヤコドリ)/わかおもふ人はありやなしや」 から、明治初期に植木屋外出佐吉が売り出した「言問団子」に因 (チナ)む。 参照⇒なりひらばし(業平橋)(1) ◎1928(昭和3)完成。完成前は「竹屋の渡し」があった。 ○(2)[楽]喜多條忠作詞、水谷公生作曲の歌謡曲。 歌は清水由貴子。 ◎1979. 9.21(昭和54)シングル発売。 ★ことどり 【コトドリ】 【琴鳥】 ◇[英]lyrebird、[伊](単数形)lira/(複数形)lire ○(1)[鳥]スズメ目(Passeriformes)コトドリ科(Menuridae)の鳥。 オーストラリア南東部に2種が生息。 ○(2)[鳥]([学]Menura novaehollandiae)(1)の一種。 オスは体長約35センチメートル、尾長約60センチメートル、 全長約1メートルで、この目では最大。 姿はキジ目(Galliformes)キジ科(Phasianidae)のキジ(雉)に 似る。 近縁種はアルバートコトドリ([学]Menura alberti)で、やや 小型。 こーとどーる 【コートドール】 ◇[フ]Cote d'Or ○(1)(Departement Cote-d'Or)⇒こーとどーるけん(コートド ール県) ○(2)[歴][地]([英]Gold Coast)⇒おうごんかいがん(黄金海岸) こーとどーるけん 【コートドール県】 ◇[フ]Departement Cote-d'Or、[英]Cote-d'Or Prefecture ○フランス中北東部、ブルゴーニュ地域圏(Region Bourgogne) 東部の県。南部をソーヌエロアール県(Departement Saone-et- Loire)、西部をニエーブル県(Departement Nievre)、北東部を ヨンヌ県(Departement Yonne)に接し、北部をシャンパーニュ ・アルデンヌ地域圏(Region Champagne-Ardenne)に隣接。 県都はディジョン(Dijon)。 ◎"cote"は「丘(hill)」の意味。海には面していない。 ことなみちょう《ことなみちやう》 【琴南町】 ◇[日]Kotonan Cho ○[古]香川県南部、仲多度郡(ナカタドグン)の町。 ◎2006. 3.20(平成18)満濃町(マンノウチョウ)・仲南町(チュウナンチョウ)と 合併して「まんのう町(チョウ)」を発足。 ことぬー 【コトヌー】 ◇Cotonou ○ベナン共和国南部、アトランティック州(Province de l' Atlantique)南西端の州都。ベナン湾(Bight of Benin)に面す る。 沖合いに油田がある。 〈人口〉 1982(昭和57)48万7,020人(推計)。 ことのばら 【小殿原】 ○(1)[古]⇒わかとのばら(若殿原) ○(2)[婦人語][食]ゴマメの別称。 ⇒ごまめ(ゴマメ,五万米,田作) ◎新年の季語。 ◎「ばら(原)」は複数を表わす接尾辞。 こーとはうす 【コートハウス】 ◇[英]courthouse ○(1)裁判所。特に、裁判所の庁舎。 ○(2)(アメリカで)郡庁舎。郡庁所在地。 ○(3)[建]周囲を建物や塀(ヘイ)で囲まれた中庭。 ことぱくし 【コトパクシ】 ◇Cotopaxi ○(1)[地](Volcan Cotopaxi)⇒ことぱくしかざん(コトパクシ 火山) ○(2)(Provincia de Cotopaxi)⇒ことぱくししゅう(コトパク シ州) ことぱくしかざん《ことばくしくわざん》 【コトパクシ火山】 ◇[西]Volcan Cotopaxi、[英]Cotopaxi Volcano ○[地]エクアドル中北部、コトパクシ州(Provincia de Coto- paxi)にある、アンデス山脈の活火山。標高5,897メートル。 ことぱくししゅう《ことばくししう》 【コトパクシ州】 ◇[西]Provincia de Cotopaxi、[英]Cotopaxi Province ○エクアドル中北部の州。南東部をトゥングラウア州(Provin- cia de Tungurahua)、南西部をボリバル州(Provincia del Bol- ivar)に接する。 州都はラタクンガ(Latacunga)。 ことばじち 【言葉質】 ○[俗]⇒げんち(言質) こーどばん 【コードバン】 ◇[英]cordovan ○(1)スペインのコルドバ(Cordova)産のヤギ(山羊)皮で製した、 光沢のあるなめし革。 ○(2)(転じて)(1)に似せた、ウマ(馬)の尾に近い背の部分の革 からとった、光沢のある高級ななめし革。 靴やベルトなどを作る。 ◎ウマ1頭で靴2足分しかとれないという。 ★ことひらぐう 【金刀比羅宮】 ○(1)香川県仲多度郡(ナカタドグン)琴平町(コトヒラチョウ)、琴平山(コトヒ ラヤマ)(大麻山)の中腹にある神社。元国幣中社。 祭神は大物主神・崇徳天皇。 「金毘羅(コンピラ)大権現」とも呼ぶ。 ◎明治初期の神仏分離で松尾寺から分離・創建。 参照⇒まつおでら(松尾寺)(4) ○(2)東京都港区虎ノ門1−2−7にある神社。 ◎江戸時代、丸亀藩主が江戸屋敷に讃岐(現:香川県)の金毘羅 様を勧請したのに始まる。 ◎虎ノ門の位置が江戸城の裏鬼門であったことから。 ことひらちょう《ことひらちやう》 【琴平町】 ◇[日]Kotohira Cho ○香川県南部、仲多度郡(ナカタドグン)北西部の町。 南西部に金刀比羅宮(コトヒラグウ)がある。 ◎仲多度郡には琴南町(コトナミチョウ)があった。 ことひらやま 【琴平山】 ◇[日]Kotohira Yama ○香川県中西部にある大麻山(オオサヤマ)(616メートル)南東部の峰。 標高521メートル。 仲多度郡(ナカタドグン)琴平町(コトヒラチョウ)が見下ろせ、南東の中 腹には金刀比羅宮(コトヒラグウ)がある。 「金毘羅(コンピラ)」,「金毘羅山(コンピラヤマ)」とも、形が象の頭に 似ているので「象頭山(ゾウズサン)」とも呼ぶ。 参照⇒おおさやま(大麻山) ことぶきえき 【寿駅】 ○[交]山梨県富士吉田市上暮地(カミクレチ)にある富士急行の駅。 三つ峠(ミツトウゲ)駅(西桂町)と葭池温泉前(ヨシイケオンセンマエ)駅の間。 ことぶきちょう《ことぶきちやう》 【寿町】 ◇[日]Kotobuki Cho ○神奈川県横浜市中区(ナカク)の地名。 ◎東京の山谷(サンヤ)、大阪の愛隣(アイリン)(西成・釜ヶ崎)ととも に日本三大ドヤ街の一つ。 ことぶきや 【寿屋】 【壽屋】 ○[古][経]⇒さんとりー(サントリー,SUNTORY) ごどふろあ 【ゴドフロア】 ◇Godefroy de Bouillon(ゴドフロア・ド・ブイヨン)/Gode- froi de Bouillon、[英]Godfrey of Bouillon ○[人]フランスの貴族(下ロレーヌ公爵)・第1回十字軍の指導 者の一人(1061ころ〜1100. 7.18)。 十字軍派遣に応じ、最先鋒として参加。 1099(康和元)エルサレム攻略に成功し、諸侯からエルサレム 王国の初代国王に推されて統治者となったが、王号を辞退して 聖墓守護者(Defender of the Holy Sepulchre)と称した。 エルサレムで死去。 ごとべいどう《ごとべいだう》 【五斗米道】 ◇[中]Wudoumi Dao、[英]Five Peck of Grains Sect ○[歴]中国の後漢(Hou Han)末、張陵(Zhang Ling)(チョウ・リョウ)が 蜀(Shu)(ショク)(四川地方)で創始した宗教。また、その教団。 張陵が老子(Laozi)(ロウシ)から呪法を授かったと称し、祈祷(キ トウ)による治病や不老不死を説き、謝礼に米五斗を出させた。 孫の張魯(Zhang Lu)(チョウ・ロ)のころ、教義・教団組織が整い、 社会不安に乗じて一種の宗教王国を形成した。 AD. 215、曹操(Cao Cao)(ソウ・ソウ)に降服し、公認されて「天師 道(Tianshi Dao)(テンシドウ)」と改称。 子孫は江西省(Jiangxi Sheng)(コウセイショウ)の竜虎山(Longhu Shan)に移り、代々「張天師(Tianshi)」と名乗る。 南北朝時代、寇謙之(Kou Qianzhi)(コウ・ケンハ)の手で太平道 (Taiping Dao)と共に道教(Daojiao)に集大成された。 参照⇒りゅうこざん(竜虎山,龍虎山) ◎「五斗」は現在の日本の五升に相当し、「わずかな」の意味もあ る。 こーどぺんだんと 【コードペンダント】 ◇[英]cord pendant ○[建]コードで吊りさげる照明器具。 単に「ペンダント」とも呼ぶ。 参照⇒しゃんでりあ(シャンデリア) ★ことほぞんほう《ことほぞんはふ》 【古都保存法】 ○[法]1966(昭和41)公布。 ごとまり 【五泊】 ◇[日]Gotomari ○[歴]⇒はりまごはく(播磨五泊) こどまりむら 【小泊村】 ◇[日]Godomari Mura ○[古]青森県北津軽郡(キタツガルグン)の町。津軽(ツガル)半島の北 西端。 ◎2005. 3.28(平成17)中里町(ナカサトマチ)と合併して中泊町(ナカド マリマチ)を発足。 こどもし 【子供衆】 ○⇒こどもしゅう(子供衆) こどもしゅ 【子供衆】 ○⇒こどもしゅう(子供衆) こどもしゅう 【子供衆】 ○(1)子供たち。また、他人の子供を敬っていう語。お子さん がた。 「こどもしゅ(子供衆)」,「こどもし(子供衆)」とも呼ぶ。 ○(2)[古]⇒かぶきこ(歌舞伎子) ○(3)[古]抱え主が抱えの芸者や娼妓(シヨウギ)をいう言葉。特に、 江戸深川で遊女のこと。 「こどもしゅ(子供衆)」,「こどもし(子供衆)」とも呼ぶ。 こどもだまし 【子供だまし】 【子供騙し】 ○(1)子供をなだめすかせるのに、幼稚で見えすいた作りごと でだますこと。 ○(2)(転じて)(何も知らない子供をだますような)相手を馬鹿 にした、単純な作りごと。また、その方法。 参照⇒おんなだまし(女だまし,女騙し),ねこだまし(猫だま し,ネコだまし) こどもぢゃや 【子供茶屋】 ○[歴]⇒かげまぢゃや(かげま茶屋,陰間茶屋) こどもどうぶつしぜんこうえん《こどもどうぶつしぜんこうゑん》 【こども動物自然公園】 ○⇒さいたまけんこどもどうぶつしぜんこうえん(埼玉県こど も動物自然公園) こどものひ 【こどもの日】 ○[暦]国民の祝日の一つ。5月5日。 「子供の日」とも書く。 ◎もと端午(タンゴ)の節句。 国際児童デーは6月1日で、中国では「六一児童節(Liuyi Er- tong Jie)」,「児童節」,「六一」と呼ぶ。 参照⇒たんご(端午,端五)(2) ◎童謡:⇒せいくらべ(背くらべ),こいのぼり(コイノボリ,こ いのぼり),こいのぼり(鯉のぼり) こどもや 【子供屋】 ○(1)[歴]⇒かげまぢゃや(かげま茶屋,陰間茶屋) ○(2)[歴]特に、江戸深川で、女郎の置屋。女郎屋・遊女屋。 こどもやど 【子供宿】 ○[歴]⇒こどもや(子供屋) ごとら 【ゴトラ】 ◇gotra ○[服]⇒しぇまーぐ(シェマーグ) ごとらんど 【ゴトランド】 ◇Gotland ○(1)[地](Gotland Island)⇒ごとらんどとう(ゴトランド島) ○(2)(Gotland Lan)⇒ごとらんどけん(ゴトランド県) ごとらんどき 【ゴトランド紀】 ◇[英]Gotlandian Period ○[地]⇒しるるき(シルル紀) ごとらんときゅうせんすいかん《ごとらんときふせんすいかん》 【ゴトラント級潜水艦】 ◇[英]Gotland Class Submarine ○[軍]スウェーデン海軍のスターリング機関を使用した潜水艦。 コックムス(Kockums)社製。 「コックムス型A19(the Kockums type A-19)」とも呼ぶ。 参照⇒すたーりんぐえんじん(スターリング・エンジン) ◎1996(平成8)完成。 ごとらんどきゅうせんすいかん《ごとらんどきふせんすいかん》 【ゴトランド級潜水艦】 ◇[英]Gotland Class Submarine ○[軍]⇒ごとらんときゅうせんすいかん(ゴトラント級潜水艦) ごとらんどけん 【ゴトランド県】 ◇[スウェーデン語]Gotland Lan、[英]Gotland County ○スウェーデン南西部、バルト海(Baltic Sea)のゴトランド島 (Gotland Island)とその周辺の島々で構成する県。 県都はビスビュー(Visby)。 〈面積〉 3,140平方キロメートル。 〈人口〉 1990(平成2)5万7,132人。 2003(平成15)5万7,535人(推計)。 ごとらんどとう《ごとらんどたう》 【ゴトランド島】 ◇[英]Gotland Island ○[地]スウェーデン南西部、バルト海(Baltic Sea)最大の島。 ゴトランド県(Gotland Lan)を構成。 〈面積〉 3,001平方キロメートル。 こどりがわ《こどりがは》 【コドリ川】 ◇[英]Kodori River ○[地]グルジア共和国北西部のアブハジア自治共和国(Abkhaz Autonomous Republic)の中南部を南西流し、黒海に注(ソソ)ぐ川。 全長105キロメートル。 中流域のコドリ渓谷(Kodori Valley)はグルジア側実効支。 ことりとまらず 【コトリトマラズ】 【小鳥止らず】 【小鳥止まらず】 【小鳥不止】 ○[植]メギ(目木)の別称。 ⇒めぎ(メギ,目木,小蘗) ◎トリトマラズはヘビノボラズ(蛇不登)の別称。 ⇒へびのぼらず(ヘビノボラズ,蛇上らず,蛇不登) ことりんとう《ことりんたう》 【コトリン島】 ◇[露]Ostrov Kotlin、[英]Kotlin Island ○[地]バルト海(Baltic Sea)のフィンランド湾(Gulf of Fin- land)東部、ロシアのサンクトペテルブルグ(Sankt-Peterburg) の沖約32キロメートルにある島。 レニングラード州(Leningradskaya Oblast)に属する。 東部に軍港クロンシュタット(Kronstadt)がある。 ごとる 【ゴトル】 ◇[モンゴル語]gutul ○[服]⇒ごたる(ゴタル) ことん 【古屯】 ○[古]日本統治時代の樺太(カラフト)(サハリン島)の地名。 ⇒ぽべじの(ポベジノ) ごとん 【五遁】 ◇[中]wu dun ○木遁・火遁・土遁・金遁・水遁の五つ遁術の総称。 参照⇒とんじゅつ(遁術) ◎五行説に因(チナ)む。 ★ごーどん 【ゴードン】 ◇Charles George Gordon(チャールズ・ジョージ・ゴードン) ○[人]イギリスの軍人(1833〜1885)。 参照⇒じょうしょうぐん(常勝軍)(2),たいへいてんごく(太 平天国) ことんにゃ 【コトンニャ】 ◇[伊]cotogna、[葡]marmelo ○[植](イタリア語で)マルメロの実。 ⇒まるめろ(マルメロ,木瓜) ことんにょ 【コトンニョ】 ◇[伊]cotogno、[葡]marmelo ○[植](イタリア語で)マルメロの木。 ⇒まるめろ(マルメロ,木瓜) [1]こな 【コナ】 ◇[梵]kona、[英]angle ○(サンスクリット語で)角(カド)・隅(スミ)。 [2]こな 【コナ】 ◇Kona ○太平洋のハワイ諸島(Hawaiian Islands)のハワイ島(Hawaii Island)西海岸にあるリゾート地。 アメリカ合衆国ハワイ州(Hawaii State)ハワイ郡(Hawaii County)に属する。 [3]こな 【コナ】 ◇kona ○[食]⇒はわいあんこな(ハワイアン・コナ) ごないぶ 【ゴナイブ】 ◇Gonaives ○西インド諸島イスパニョーラ島(Isla Espanola)の西部、ハ イチ共和国第二の都市。アルティボニト県(Departement de l'Artibonite)の県都。 北緯19.45°、西経72.68°の地。 〈人口〉 1992(平成4)6万3,291人。 こなかぐろ 【小中黒】 ○矢羽(ヤバネ)の斑文(フモン)の一種。また、それで作った矢羽・矢。 中黒の黒斑(クロフ)の幅がせまいもの。 参照⇒なかぐろ(中黒)(2) こなかじろ 【小中白】 ○矢羽(ヤバネ)の斑文(フモン)の一種。また、それで作った矢羽・矢。 中白の白斑(シロフ)の幅がせまいもの。 参照⇒なかじろ(中白)(2) ★ごながわ《ごながは》 【ゴナ川】 ◇Kada Gona、[英]the Gona River ○[地]エチオピア北部の川。 流域から約260万年前の打製石器(旧石器)が発見されている。 こなくり 【コナクリ】 ◇Conakry ○アフリカ西部、ギニア共和国の首都。 大西洋岸沖合の小島トンボ島(Tombo Island)にある港湾都市。 橋で大陸と結ばれている。 〈人口〉 1983(昭和58)65万1,000人。 こなし 【こなし】 【熟し】 ○(1)物事を取り捌(サバ)くこと・処理すること。 ◎荒ごなし ○(2)うまく取り扱うこと。 ◎着こなし ○(3)立ち振る舞い・動作。 ◎身のこなしが軽い ○(4)食べた物を消化させること。 ◎腹ごなし ○(5)やっつけること・けなすこと。 ◎頭ごなし ○(6)[食]⇒ねりきり(練り切りアン,煉り切りアン,練り切り餡, 煉り切り餡,練切餡,煉切餡) ○(7)[食]⇒ねりきり(練り切り,煉り切り,練切,煉切)(2) こーなす 【CONUS】 ◇[英]continental United States ○アメリカ合衆国本土。 こーなす 【コーナス】 ◇[羅](単数形)conus/(複数形)coni(コーニ)、[英]cone ○(1)[数]錐体。 ⇒すいたい(錐体)(1) ○(2)[医]錐体。 ⇒すいたい(錐体)(2) ○(3)[医]錐状体。 ⇒すいじょうたい(錐状体) こなせっけん《こなせきけん》 【粉セッケン】 【粉石鹸】 ○炭酸ソーダなどを混和して製した粉末状の石鹸。 水溶けがよく主に洗濯用で、電気洗濯機の普及とともに広く 使用されるようになった。 ★こなだに 【コナダニ】 【粉ダニ】 ○[虫]ダニ目(Acarina)コナダニ上科(Acaroidea)コナダニ科 (Acaridae)の微小なダニの総称。 ケナガコナダニ・イエニクダニ・サトウダニなど。 参照⇒だに(ダニ,壁蝨)(1) ◎コナヒョウヒダニはチリダニ科(Pyroglyphidae)。 こなふ 【コナフ】 【CONAF】 ◇[西]Corporacion Nacional Forestal ○チリ森林公社の略称。 こなべこふん 【コナベ古墳】 ○[歴]奈良県奈良市北部の佐紀古墳群にある、5世紀ころの前 方後円墳。宮内庁の陵墓参考地の一つ。 全長204メートル。 こなみ 【コナミ】 ○[経]玩具製造会社の一社。 本社は東京都。 こなみみ 【粉耳】 ○[俗]耳垢が乾型であること。 参照⇒みみあか(耳垢,耳あか) こなゆき 【粉雪】 ◇[英]powdery snow/powder snow ○[気]粉のように細かく、さらさらとした雪。 気温が極端に低いときに発生する。 「こゆき(粉雪)」,「パウダースノー」とも呼ぶ。 ⇔ぼたんゆき(ぼたん雪,牡丹雪) 参照⇒そうじ(掃除) ◎普通の雪では人や動物の足跡は凹むが、粉雪では足跡の周り の雪が風で飛ばされ、踏み固められた足跡のみが浮き上がって いる場合がある。 ★こなら 【コナラ】 【小楢】 ◇[学]Quercus serrata ○[植]ブナ目(Fagales)ブナ科(Fagaceae)コナラ属(Quercus)の 落葉高木。 材は器具・薪炭(シンタン)などに、樹皮は染料に用いる。 「ナラ(楢,枹)」とも呼ぶ。 ◎オオナラ(大楢):⇒みずなら(ミズナラ,水楢) 〈コナラ属(Quercus)〉 コナラ亜属(Quercus)。 アカガシ亜属(Cyclobalanopsis)。 ごならべ 【五並べ】 ○⇒ごもくならべ(五目並べ) こなるしゅう《こなるしう》 【コナル州】 ◇Velayat-e Konar、[英]Konar Province ○⇒くなーるしゅう(クナール州) [1]こなん 【湖南】 ◇[日]Konan ○(1)⇒こなんし(湖南市) ○(2)琵琶湖南側の地域。 [2]こなん 【湖南】 ◇[中]Hunan ○(1)(Hunan Sheng)⇒こなんしょう(湖南省) ○(2)中国中央部、洞庭湖(Dongting Hu)(ドウテイコ)南側の地域。 参照⇒こなんしょう(湖南省) こなんし 【湖南市】 ◇[日]Konan Shi ○滋賀県南部の市。東部・南部を甲賀市、西部を栗東市、北西 部を野州市に接する。 琵琶湖の南部に位置するが、琵琶湖には面していない。 ◎2004.10. 1(平成16)甲賀郡(コウカグン)の石部町(イシベチョウ)・甲 西町(コウセイチョウ)の2町が合併して発足。 こなんじけん 【湖南事件】 ○[歴]⇒おおつじけん(大津事件) こなんしょう《こなんしやう》 【湖南省】 ◇[中]Hunan Sheng、[英]Hunan Province ○中国中央部の省。北部に洞庭湖(Dongting Hu)(ドウテイコ)があ り、北部を湖北省(Hubei Sheng)(コホクショウ)に接する。 省都は長沙市(Changsha Shi)(チョウサシ)。 ごなんばー 【5ナンバー】 【五ナンバー】 ○[俗][交]エンジン排気量が2,000cc以下の小型乗用車の別称。 ◎3ナンバーは普通乗用車。 排気量が660cc以下は軽自動車。 こなんりょう《こなんれう》 【古南鐐】 ○[歴][経]⇒あんえいなんりょう(安永南鐐) こーに 【コーニ】 ◇[羅](複数形)coni/(単数形)conus(コーナス)、[英]cone ○⇒こーなす(コーナス) [1]こーにー 【コーニー】 ◇[英]coney ○(1)[哺](英語で)アナウサギ(穴兎)。 ○(2)ウサギの毛皮([英]fur)。 ○(3)[哺](英語で)イワダヌキ(岩狸)([英]hyrax)。 ⇒[1]はいらっくす(ハイラックス) [2]こーにー 【コーニー】 ◇[フ]cornee ○[医](フランス語で)角膜。 ⇒かくまく(角膜) こーにあ 【コーニア】 ◇[英]cornea ○[医](英語で)角膜。 ⇒かくまく(角膜) こにーあいらんど 【コニーアイランド】 ◇[英]Coney Island ○アメリカ合衆国東部、ニューヨーク州ニューヨーク市のロン グアイランド(Long Island)島南西部、ブルックリン区(Brook- lyn borough)南部にある海水浴場・遊園地。 「コーニーアイランド」とも呼ぶ。 こーにーあいらんど 【コーニーアイランド】 ◇[英]Coney Island ○⇒こにーあいらんど(コニーアイランド) こにぁしえーる 【コニァシエール】 ◇[フ]cognassier、[葡]marmelo ○[植](フランス語で)マルメロの木。 ⇒まるめろ(マルメロ,木瓜) ★こにか 【コニカ】 ◇[登録商標]Konica ○(1)[歴][経]精密機器メーカーの一社。 本社は東京都新宿区。 ◎1873(明治6)小西屋六兵衛店として創業。 1903(明治36)チェリー手提暗函を量産。 1925(大正14)「パーレットを発売。手本はイーストマン・コ ダック社のベストポケットカメラ。 1936(昭和11)精機光学研究所(現:キヤノン)と共同でフォー カルプレンシャッター付35ミリ・カメラのハンザキヤノンを発 売。 1940.11. 3(昭和15)小西六、国産初のカラーフィルムを発表。 1941(昭和16)国産初のカラーフィルム「さくら天然色フィル ム」を発売。 1975(昭和50)ストロボ内蔵・自動露出(AE)カメラ「コニカ C35EF」を発売。 1977(昭和52)シャッターを押すだけのAEカメラ「コニカC35AF」(愛称はジャスピンコニカ)を発売。 1977(昭和52)世界初の自動焦点調節機能付きカメラ「ジャス ピンコニカ」を発売。 2003. 1. 7(平成15)ミノルタと8月に共同持ち株会社を作り 経営統合すると発表。 2003. 8.(平成15)コニカミノルタホールディングス、発足。 2006. 1.19(平成18)コニカミノルタホールディングス、3月 末でデジタルカメラとフィルムカメラ事業から完全に撤退する と発表。 ○(2)[写]コニカのカメラ・写真フィルムのブランド名。 こにきし 【コニキシ】 【王】 ○(1)[歴]古代朝鮮の三韓の王の呼称。 「コンキシ」,「コキシ」とも呼ぶ。 ○(2)[歴]百済から渡来した王族系氏族に与えられた姓(カバネ)。 「コンキシ」,「コキシ」とも呼ぶ。 ◎「(「牛」偏+「建」)吉支」とも書く。 古代朝鮮語で、「コニ」は「大」、「キシ」は「君」の意味。 こーにくる 【コーニクル】 ◇[英]cornicle ○[虫]分泌管。 「サイファンクル([英]siphuncle)」とも呼ぶ。 こにさし 【コニサシ】 【大城】 ○[古]百済の首都、王城の別称。 ◎古代朝鮮語で、「コニ」は「大」、「サシ」は「城」の意味。 参照⇒さし(サシ,城) こにしきそう《こにしきさう》 【コニシキソウ】 【小錦草】 ◇[学]Euphorbia supina ○[植]キントラノオ目(Malpighiales)トウダイグサ科(Euphor- biaceae)トウダイグサ属(Euphorbia)の一年草。 北・中央アメリカ原産とみられ、世界に広く帰化し、日本全 土の畑や路傍などに自生する雑草。 草丈約20センチメートルで、茎は細く暗紅色でよく分枝して 地表をはう。 葉は二列に対生し、中央に黒紫色の細長い斑紋がある。 茎を切ると白汁が出て、チグサ(乳草)とも呼ぶ。 7〜11月、葉腋に帯赤色の小花をつけ、秋には紅葉する。 オオニシキソウ(大錦草)(Euphorbia maculata)より一回り小 さい。 ◎ニシキソウ属(Chamaesyce)とも。 ◎明治初期に渡来。 こにししゅぞう《こにししゆざう》 【小西酒造】 ○[経]清酒の製造販売会社(蔵元)の一社。 本社は兵庫県伊丹市。 ブランド名は白雪(シラユキ)。 ◎1550(天文19)創業。 1635(寛永12)白雪、発売。 こにしろく 【小西六】 ○[古][経]コニカの旧称。 ⇒こにか(コニカ) こーにす 【コーニス】 ◇[英]cornice ○(1)[建]ギリシア・ローマの古典建築で、エンタブレチュア (Entablature)の最上部の水平帯。 ○(2)[建]洋風建築で、軒下や壁の上部、階と階の区切りなど を突出して取り巻く帯状の装飾部分。 「蛇腹(ジャバラ)」とも呼ぶ。 参照⇒でぃんてぃる(ディンティル),ぶるのーず(ブルノーズ) (2) ○(3)雪庇(セッピ)。 ⇒せっぴ(雪庇) こにすぶら 【コニスブラ】 ◇Conisbrough ○イギリスのイングランド北部、サウスヨークシャー州(South Yorkshire)の町。 シェフィールド(Sheffield)とドンカスター(Doncaster)の間。 ◎地名に"Butt Hole Road(尻の穴通り)"という通りがある。 こにっりょ 【コニッリョ】 ◇[伊]coniglio ○[哺](イタリア語で)ウサギ(兎) ⇒うさぎ(ウサギ,兎) こにーで 【コニーデ】 ◇[独]Konide ○[地]シュナイダー(K.Schneider)の火山地形分類の一つ。 ⇒せいそうかざん(成層火山) こにや 【コニヤ】 ◇Konya ○(1)(Konya Ili)⇒こにやけん(コニヤ県) ○(2)トルコ中央部、コニヤ県の県都。 「コーニヤ」,「コンヤ」とも呼ぶ。 〈人口〉 1975(昭和50)25万人。 1990(平成2)51万3,346人。 ◎ローマ時代の古称は「イコニウム(Iconium)」。 こーにや 【コーニヤ】 ◇Konya ○⇒こにや(コニヤ) こにやけん 【コニヤ県】 ◇[トルコ語]Konya Ili、[英]Konya Province/the Province of Konya ○トルコ中央部の県。北西部をアフィヨン県(Afyon Ili)、南 西部をアンタリア県(Antalya Ili)に接する。 県都はコニヤ。 「コーニヤ県」,「コンヤ県」とも呼ぶ。 こーにやけん 【コーニヤ県】 ◇[トルコ語]Konya Ili、[英]Konya Province/the Province of Konya ○⇒こにやけん(コニヤ県) [1]こにゃっく 【コニャック】 ◇[フ]cognac ○[食]フランス西部、コニャック地方産のブランデー。 白ワインから作られる最高級品で、ブランデーの代表とされ る。 参照⇒ぶらんでー(ブランデー)(2) [2]こにゃっく 【コニャック】 ◇Cognac ○フランス西部、ポアトー・シャラント地域圏(Region Poitou- Charentes)南西部のシャラント県(Departement Charente)西部 にある都市。 北緯45.69°、西経0.33°の地。 コニャック(cognac)の産地。 〈人口〉 1975(昭和50)2万2,237人。 1990(平成2)1万9,528人。 1999(平成11)2万0,126人。 ★ごにんぐみ 【五人組】 ○[歴]江戸幕府が編成した隣保(リンポ)組織。 参照⇒ほ(保)(2) ◎1637(寛永14.10.)五人組の制を強化。 ◎第二次世界大戦中:参照⇒となりぐみ(隣組)(1) ★ごにんしん 【五人身】 ○[仏]小王(ショウオウ)・長者(チョウジャ)・居士(コジ)・宰官(サイカン)・ 婆羅門(バラモン)の総称。 参考⇒さんじゅうさんしん(三十三身) ★ごにんばやし 【五人囃し】 【五人囃子】 ○ひな飾りで内裏びな・三人官女の次に飾る囃し方。 宮廷風と雅楽奏者があり、宮廷風ではひな段に向かい右から 謡(ウタイ)、笛、小鼓(コツヅミ)、大鼓(オオカワ)、太鼓(タイコ)の順。 参照⇒ひなかざり(雛飾り) ◎江戸時代の豊原国周(クニチカ)が描いた徳川家のひな祭りのひな 段では内裏びな・五人囃し・三人官女の順となっている。 こぬかさんごう《こぬかさんかふ》 【小糠三合】 ○[慣用句]ごくつまらないものだが、僅(ワズ)かでもあること。 ◎「ほんの少しの食い料(シロ)」の意味。 こぬかさんごうあるならばいりむこすな 《こぬかさんがふあるならばいりむこすな》 【小糠三合あるならば入り婿すな】 【小糠三合あるならば入り聟すな】 ○[諺]⇒こぬかさんごうもったらようしにいくな(小糠三合持っ たら養子に行くな) こぬかさんごうあるならばいりむこするな 《こぬかさんがふあるならばいりむこするな》 【小糠三合あるならば入り婿するな】 【小糠三合あるならば入り聟するな】 ○[諺]⇒こぬかさんごうもったらようしにいくな(小糠三合持っ たら養子に行くな) こぬかさんごうもったらむこにいくな 《こぬかさんがふもつたらむこにいくな》 【小糠三合持ったら婿に行くな】 【小糠三合持ったら聟に行くな】 ○[諺]⇒こぬかさんごうもったらようしにいくな(小糠三合持っ たら養子に行くな) こぬかさんごうもったらむこにゆくな 《こぬかさんがふもつたらむこにゆくな》 【小糠三合持ったら婿に行くな】 【小糠三合持ったら聟に行くな】 ○[諺]⇒こぬかさんごうもったらようしにいくな(小糠三合持っ たら養子に行くな) こぬかさんごうもったらようしにいくな 《こぬかさんがふもつたらやうしにいくな》 【小糠三合持ったら養子に行くな】 ○[諺]養子や入り婿(ムコ)などは気苦労(キグロウ)が多く辛(ツラ)い ものだから、たとえ僅(ワズ)かでも自分に財産があるなら、養 子や婿などに決してなるものではない。 「小糠三合持ったら養子にゆく(行く)な」,「小糠三合あるなら ば入り婿するな」,「小糠三合あるならば入り婿すな」,「小糠三合 持ったら婿にいく(行く)な」,「小糠三合持ったら婿にゆく(行く) な」とも呼ぶ。 こぬかさんごうもったらようしにゆくな 《こぬかさんがふもつたらやうしにゆくな》 【小糠三合持ったら養子に行くな】 ○[諺]⇒こぬかさんごうもったらようしにいくな(小糠三合持っ たら養子に行くな) こね 【コネ】 ○⇒こねくしょん(コネクション)(3) こねいとうせんえき 【古寧頭戦役】 ◇[中]Guningtou Zhanyi(古寧頭戰役) ○[歴]第二次国共内戦、金門島古寧頭で起きた国民党軍と人民 解放軍との戦い。 「金門戦役(Jinmen Zhanyi)」,「金門戦争」とも呼ぶ。 ◎1949.10.25(昭和24)人民解放軍が古寧頭に上陸し、3日間の 戦いで解放軍千余名が投降し国民党軍が勝利した。 参照⇒『人名辞典』ねもと ひろし(根本 博) ◎戦果については双方に隔たりかある。 こねくしょん 【コネクション】 ◇[英]connection ○(1)関係・連絡・接続・関連・結合。 ○(2)間柄・縁故・親類。 ○(3)入学・就職・取引などに利用される手づる・縁故関係。 和略語で「コネ」とも呼ぶ。 ○(4)取引先・得意先。顧客・仲間。 ○(5)秘密犯罪組織・麻薬密売組織・密輸組織。 こねちかっとしゅう《こねちかつとしう》 【コネチカット州】 ◇[英]Connecticut State ○アメリカ合衆国北東部、ニューイングランド(New England) 地方の州。独立13州の一つ。 州都はハートフォード(Hartford)。 〈面積〉 1万2,547平方キロメートル。 〈人口〉 1990(平成2)328万7,100人。 2000(平成12)340万5,600人。 2002(平成14)346万0,500人。 2003(平成15)348万3,400人。 2004(平成16)350万6,300人。 ◎1636年、トマス・フーカーにより自治植民地として設立。 こねほ 【コネホ】 ◇[西]conejo ○[哺](スペイン語で)ウサギ(兎) ⇒うさぎ(ウサギ,兎) こーねりあん 【コーネリアン】 ◇[英]cornelian ○[鉱]色の淡い紅玉髄(ベニギョクズイ)。 ⇒ぺにぎょくずい(紅玉髄) こーねる 【コーネル】 ◇[英]corner ○[印](装丁・装本で)角・コーナー。 角革(カドカワ)・花布(ハナギレ)などで補強・装飾する。 ◎"corner"のフランス語読みとされるが、フランス語で「角」は 「コウェン(coin)」,「コルネル(corner)」,「コルネ(corner)(動詞)」。 ごのうせん 【五能線】 ○[交]秋田県北西部から青森県西部の日本海沿岸を運行するJ R東日本の鉄道路線。営業キロ数147.2キロメートル。 〈停車駅〉 東能代(ヒガシノシロ)駅・能代駅・向能代(ムカイノシロ)駅・北能代(キタ ノシロ)駅・鳥形(トリガタ)駅・沢目(サワメ)駅・東八森(ヒガシハチモリ)駅・ 八森駅・滝ノ間(キタノマ)駅・あきた白神(シラカミ)駅・岩館(イワダテ) 駅・大間越(オオマゴシ)駅・白神岳登山口(シラカミダケトザングチ)駅・松 神(マツカミ)駅・十二湖(ジュウニコ)駅・陸奥岩崎(ムツイワサキ)駅・陸奥沢 辺(ムツサワベ)駅・ウェスパ椿山(ツバキヤマ)駅・艫作(ヘナシ)駅・横磯 (ヨコイソ)駅・深浦(フカウラ)駅・広戸(ヒロト)駅・追良瀬(オイラセ)駅・驫 木(トドロキ)駅・風合瀬(カソセ)駅・大戸瀬(オオドセ)駅・千畳敷(センジョ ウジキ)駅・北金ヶ沢(キタカネガサワ)駅・陸奥柳田(ムツヤナギタ)駅・陸奥 赤石(ムツアカイシ)駅・鰺ヶ沢(アジガサワ)駅・鳴沢(ナルサワ)駅・越水(コシ ミズ)駅・陸奥森田(ムツモリタ)駅・中田(ナカタ)駅・木造(キヅクリ)駅・ 五所川原(ゴショガワラ)駅・陸奥鶴田(ムツツルタ)駅・鶴泊(ツルドマリ)駅 ・板柳(イタユナギ)駅・林崎(ハヤシザキ)駅・藤崎(フジサキ)駅・川部(カワ ベ)駅。 ◎1918(大正7)陸奥鉄道、五所川原駅〜川部駅間を開業。 1927(昭和2)国有化。 1936(昭和11)全通。 このうらまち 【金浦町】 ◇[日]Konoura Machi ○[古]秋田県南部、由利郡(ユリグン)の町。日本海に面する。 南極探検を行った白瀬矗(ノブ)中尉の生地で、生家とその偉 功碑がある。 〈面積〉 18.08平方キロメートル。 〈人口〉 1995(平成7)5,350人。 ◎1902(明治35)町制施行。 1990(平成2)白瀬南極探検隊記念館、設立。 2005.10. 1(平成17)由利郡の仁賀保町(ニカホマチ)・金浦町・象 潟町(キサカタマチ)の3町が合併して「にかほ市」を発足。 参照⇒れーすなえ(レースナエ) ★このえ《このゑ》 【近衛】 ○(1) ○(2)近衛師団・近衛兵の略称。 ⇒このえへい(近衛兵) このえのみかど《このゑのみかど》 【近衛御門】 ○平安京大内裏の外郭門の「陽明門(ヨウメイモン)」の別称。 ⇒ようめいもん(陽明門)(2) ★このえふ《このゑふ》 【近衛府】 ○[歴]令外の官。 唐名は「幕府」。 参照⇒くめべ(久米部,来目部) ◎ 707(慶雲4)授刀舎人寮(ジュトウトネリリョウ)として設置。 728(神亀5)設置の中衛府(チュウエフ)に吸収。 759(天平宝字3)授刀衛(ジュトウエイ)として復活。 765(天平宝字 9,天平神護元)近衛府と改称。 807(大同2)近衛府を左近衛府(サコンエフ)、中衛府を右近衛府 (ウコンエフ)と改称。 このえへい《このゑへい》 【近衛兵】 ○(1)帝王・王室の守護・儀仗の任に当る護衛の兵士。 ○(2)[古]宮中の禁衛・乗輿の警備などに当った天皇の親兵。 単に「近衛」とも呼ぶ。 参照⇒このえふ(近衛府),くめべ(久米部,来目部) ○(3)[軍]明治時代以降、帝国陸軍の近衛師団に所属した兵士。 ◎1871(明治 4. 2.)設置された親兵を、1872(明治 5. 3.)近衛 兵に改称。 1873(明治6)徴兵令を施行直後は徴兵軍隊の反乱にそなえ旧 藩士族兵をあてていたが、1875(明治8)からは徴兵制を採用。 1891(明治24)近衛師団となる。 参照⇒しんぺい(親兵) ◎江戸城北の丸の田安家の跡に近衛歩兵第一連隊、清水家の跡 に第二連隊の兵営が建てられ、終戦まで駐屯していた。 このしろ 【コノシロ】 【鮗】 ◇[学]Konosirus punctatus ○[魚]硬骨魚綱(Clupeiformes)ニシン目(Dorosomatidae)ニシ ン科(Clupeidae)コノシロ属(Konosirus)の海魚。 体長は約25センチメートル。 体型はイワシに似てやや側扁している。背部は青黒く、黒い 斑点列があり、背びれの最後の軟条は糸状にのび、尾部に達す る。腹部は銀白色。 本州中部以南の沿岸から東南アジアに分布し、内湾性で海藻 の多い所にすみ小形のプランクトンを食べる。 幼魚は「ジャコ」,「シンコ(新子)」、体長10センチほどの若魚 なると「コハダ(小鰭)」、関西ではもう少し大きいものを「ツナ シ」と呼ぶ。 「マハダ」と呼ぶ地方もある。 ◎小骨は多いが美味で、塩焼き・あわ漬けなどにする。コハダ は鮨(スシ)の種(タネ)となる。 ◎焼くと死臭を発するといわれる。 また江戸時代には、武士の切腹の時に用いたため腹切魚と呼 ぶとか、「この城を食う」に通じるとか、俗信によって武士は忌 (イ)み嫌い食べなかった。 参照⇒ぎせき(偽籍) ◎(「魚」偏+「祭」:補助7525),(「魚」偏+「制」:補助7491)とも書く。 このーとしゅう《このーとしう》 【コノート州】 ◇[英]Connacht Province ○アイルランド共和国北西部の州。 「コノート地方(Connacht Region)」とも呼ぶ。 〈5県〉 リートリム県(Leitrim County)。 スライゴ県(Sligo County)。 ロスコモン県(Roscommon County)。 メーヨー県(Mayo County)。 ゴールウェー県(Galway County)。 このーとちほう《このーとちはう》 【コノート地方】 ◇[英]Connacht Region ○⇒このーとしゅう(コノート州) このはがくり 【木の葉隠り】 ○⇒はがくれ(葉隠れ) このはがくれ 【木の葉隠れ】 ○⇒はがくれ(葉隠れ) ★このはずく《このはづく》 【コノハズク】 【木の葉木菟】 ○[鳥]フクロウ目の鳥。 小型のフクロウ(梟)。 夜間に「ブッポーソー」と鳴くので、「声の仏法僧」とも呼ぶ。 ◎愛知県の県鳥。 ◎姿の仏法僧:⇒ぶっぽうそう(ブッポウソウ,仏法僧) このはなく 【此花区】 ◇[日]Konohana Ku ○大阪府大阪市の区。 ★このはなのさくやひめ 【コノハナノサクヤヒメ】 【木花之開耶姫】 【木花之佐久夜毘売】 ◇[日]Konohana no Sakuya Hime ○[日本神話]オオヤマツミノカミ(大山祇神)の娘、ニニギノミ コト(瓊瓊杵尊)の妃(キサキ)。 ◎墓:⇒さいとばるこふんぐん(西都原古墳群) このひろいのはらいっぱい 【この広い野原いっぱい】 ○[楽]小薗江圭子作詞、森山良子作曲の歌謡曲。 歌は森山良子。 ◎1972. 1. 2(昭和47)レコード発売。 ごのへまち 【五戸町】 ◇[日]Gonohe Machi ○青森県南東部、三戸郡(サンノヘグン)の町。 ◎2004. 7. 1(平成16)倉石村(クライシムラ)を編入。 ◎青森県には三戸郡三戸町(サンノヘマチ)、上北郡六戸町(ロクノヘマチ)・ 七戸町(シチノヘマチ)、八戸市(ハチノヘシ)がある。 岩手県には二戸郡(ニノヘグン)一戸町(イチノヘマチ)、二戸市(ニノヘシ)、 九戸郡(クノヘグン)九戸村(クノヘムラ)がある。 このみち 【この道】 ○[楽]北原白秋(ハクシュウ)作詞、山田耕筰(コウサク)作曲の童謡。 ◎「あかしやの花が咲いてる」で春を、「山査子(サンザシ)の枝も垂 れてる」で秋を歌っている。 このよのはな 【この世の花】 ○[楽]西條八十(ヤソ)作詞、万城目正(マンジョウメ・タダシ)作曲の歌謡 曲。 歌は島倉千代子。 ◎1980. 3.(昭和55)レコード発売。 このり 【コノリ】 【兄鷂】 ○[鳥]ハイタカ(鷂)のオス(雄)の別称。 ⇒はいたか(ハイタカ,鷂) ごのりあ 【ゴノリア】 ◇[英]gonorrhea/gonorrhoea ○[病]淋病(リンビョウ)。 ★このわた 【海鼠腸】 ○[食]ナマコの腸(ハラワタ)の塩辛(シオカラ)。 ----------------------------------------------------------------