PDD図書館管理番号       0001.0032.2000.14

                 百   科   辞   書    《こと》     編集:獨  澄旻

-------- こと --------------------------------------------------
こと
 【古都】
 ◇[英]ancient city
 ○古い都(ミヤコ)。長い歴史を持つ都。旧都。
 ◎古都保存法
 ◎中国の七大古都:西安(Xi'an)(陝西省)・北京(Beijing))・
 洛陽(Luoyang)(河南省)・開封(Kaifeng)(河南省)・安陽(An-
 yang)(河南省)・南京(Nanjing)(江蘇省)・杭州(Hangzhou)(浙
 江省)。
  中国の八大古都:七大古都に鄭州(Zhengzhou)(河南省)を加
 える。
[1]こーと
 【コート】
 ◇[英]coat
 ○[服]防寒・防水のために着る外套(ガイトウ)。
  参照⇒がいとう(外套),[1]いんばねす(インバネス)
 ◎トレンチコート(trench coat):⇒とれんちこーと(トレンチ
 コート,トレンチ・コート)
  和服の婦人用外套:⇒みちゆき(道き行,道行)(3)
★[2]こーと
 【コート】
 ◇[英]court
 ○(1)法廷。
 ○(2)中庭。
 ◎テニスコート(tennis court)
[3]こーと
 【コート】
 ◇[フ]cote
 ○(1)(フランス語で)上り坂。
 ○(2)(フランス語で)山腹。
 ○(3)(フランス語で)側面。
 ○(4)(フランス語で)海岸。
 ◎コートジボアール(Cote d'Ivoire):象牙海岸。
  コートダジュール(Cote d'Azur):紺碧海岸。
  コートドール(Cote d'Or):黄金海岸。
[4]こーと
 【コート】
 ◇[独]Kot
 ○(1)(ドイツ語で)糞便・排泄物。
 ○(2)(ドイツ語で)汚物。
こど
 【弧度】
 ◇radian
 ○[数]⇒らじあん(ラジアン)
★ごーと
 【ゴート】
 ◇[英]goat
 ○(1)[哺](英語で)ヤギ(山羊)。
  ⇒やぎ(ヤギ,山羊.野羊)
 ○()
ごーど
 【ゴード】
 ◇[英]gourd
 ○(1)[植]ヒョウタン(瓢箪)。
  参照⇒ひょうたん(ヒョウタン,瓢箪)
 ○(2)ヒョウタンの実。
 ○(3)ヒョウタンの実で作った容器や楽器。
ことあいと
 【コトアイト】
 ◇[英]kotoite
 ○[鉱]⇒ことうせき(小藤石)
ことい《こつとひ》
 【特牛】
 【特負】
 ○⇒こといのうし(特牛,特の牛)
こというし《こつとひうし》
 【特牛】
 【牡牛】
 ○⇒こといのうし(特牛,特の牛)
こといのうし《ことひのうし》
 【特牛】
 【特の牛】
 ○重荷を負う牡牛(オウシ)。強く大きな牡牛。
  「ことい(特牛,特負)」,「こというし(特牛,牡牛)」,「こっとい
 (特牛)」,「こってい(特牛)」,「こっていうし(特牛)」,「こってう
 し(特牛)」とも呼ぶ。
ことう《こたう》
 【胡桃】
 ○[植]クルミ(胡桃)の漢名。
  ⇒くるみ(クルミ,胡桃)
こどう
 【コドウ】
 【胡桐】
 【胡同】
 ◇[学]Populus euphratica
 ○[植]キントラノオ目(Malpighiales)ヤナギ科(Salicaceae)ヤ
 マナラシ属(Populus)の落葉高木。中央アジア原産。
  樹高1015メートル。
  樹脂は薬用になる。
こどう
 【胡同】
 ◇[中]hutong
 ○(1)(中国北方で)横町。小路。路地・路地裏。
  「フートン」とも呼ぶ。
  参照⇒しごういん(四合院)
 ◎モンゴル語から。
 ○(2)[植]⇒こどう(コドウ,胡桐,胡同)
ごとう《ごたう》
 【五島】
 ◇[日]Goto
 ○(1)[地]⇒ごとうれっとう(五島列島)
 ○(2)[地]長崎県西部にある五島列島の主要な五つの島。
  以前は宇久島(ウクジマ)・中通島(ナカドオリジマ)・若松島(ワカマツジマ)
 ・奈留島(ナルシマ)・福江島(フクエジマ)を指したが、現在は中通島以
 南を指し、宇久島に代えて久賀島(ヒサカジマ)とする。
 ○(3)⇒ごとうし(五島市)
ごとう
 【梧桐】
 ○[植]⇒あおぎり(アオギリ,青桐,梧桐)
ごどうぃんおーすちん
 【ゴドウィン・オースチン】
 ◇Dodwin Austen
 ○[地]カラコルム山脈にある世界第2の高峰。
  ⇒けーつー(K2)
こどうきせき
 【古銅輝石】
 ◇[英]bronzite(ブロンザイト)
 ○[鉱]斜方輝石(orthopyroxene)の一種。
  頑火(ガンカ)輝石と紫蘇(シソ)輝石との中間の変種で、鉄(Fe)
 ・マグネシウム(Mg)の珪酸塩([Fe,Mg]SiO3)を主成分
 とする鉱物。
  斜方晶系に属し、金属または真珠状の光沢のある短柱状の結
 晶。灰緑色・淡緑色。
  参照⇒きせき(輝石),がんかきせき(ガン火輝石,頑火輝石),
 しそきせき(シソ輝石,紫蘇輝石)
ごとうぐみ
 【後藤組】
 ◇[日]Goto-gumi
 ○[社]山口組系の暴力団。
  本部は静岡県富士宮市。
  参照⇒やまぐちぐみ(山口組)
 ◎1992(平成4)傘下構成員が映画『ミンボーの女』の監督伊丹
 十三(イタミ・ジュウゾウ)を襲撃して重症を負わせ、警視庁は視察・
 内偵対象団体に指定。
  2008.10.14(平成20)山口組総本部、後藤忠政(本名は忠正)組
 長を除籍。のち、組長引退で収束。
ごとうし《ごたうし》
 【五島市】
 ◇[日]Goto Shi
 ○長崎県西部、五島列島(ゴトウレットウ)の福江島(フクエジマ)西部と奈
 留島(ナルシマ)から成る市。
 ◎2004. 8. 1(平成16)福江市(フクエシ)と南松浦郡(ミナミマツウラグン)の
 富江町(トミエチョウ)・玉之浦町(タマノウラチョウ)・三井楽町(ミイラクチョウ)・
 岐宿町(キクシチョウ)・奈留町(ナルチョウ)の15町が合併して発足。
  2004. 9. 5(平成16)市長選挙で中尾郁子(69歳)が当選し、九
 州初の女性市長となる。
★ことうせき
 【小藤石】
 ◇[英]kotoite(コトアイト)
 ○[鉱]ホウ酸マグネシウム(Mg3[BO3]2)を主成分とする鉱
 物。
 ◎渡辺武男が小藤文次郎(ブンジロウ)に因(チナ)み命名。
ことうちょう《ことうちやう》
 【湖東町】
 ◇[日]Koto Cho
 ○[古]滋賀県中央部南東、愛知郡(エチグン)にあった町。
 ◎2005. 2.11(平成17)八日市市(ヨウカイチシ)、神崎郡(カンザキグン)の
 永源寺町(エイゲンジチョウ)・五個荘町(ゴカショウチョウ)、愛知郡の愛東
 町(アイトウチョウ)・湖東町の14町が合併して東近江市(ヒガシオウミシ)
 を発足。
ごどうてんりんおう《ごだうてんりんわう》
 【五道転輪王】
 ○[仏]十王の第十。
  ⇒じゅうおう(十王)
ごとうびじゅつかん《ごたうびじゆつくわん》
 【五島美術館】
 ○東京都世田谷区上野毛にある美術館。
  実業家五島慶太(ケイタ)が収集した古美術を中心に、大東急記
 念文庫を合併して、1960(昭和35)公開。
  古写経・書跡・絵画・茶器が中心。
 ◎1948(昭和23)大東急記念文庫、創設。
  1960(昭和35)大東急記念文庫を吸収して設立。
  2000. 7.19(平成12)発行された二千円札の裏のデザインに、
 美術館所蔵の『源氏物語絵巻』の冷泉院(レイゼイイン)と光源氏が使
 用され、 7.28二千円札の五番札が贈呈された。
ごとうぷらねたりうむ《ごたうぷらねたりうむ》
 【五島プラネタリウム】
 ○[歴][天]東京都渋谷区の東急文化会館の8階にあったプラネ
 タリウム。
 ◎1957(昭和32)開館。
  2001. 3.11(平成13)6回の投影後、閉館。
ごとうやくしょ
 【後藤役所】
 ○[歴]金座の別称。
  ⇒きんざ(金座)
ことうらちょう《ことうらちやう》
 【琴浦町】
 ◇[日]Kotoura Cho
 ○鳥取県中央部、東伯郡(トウハクグン)の町。
 ◎2004. 9. 1(平成16)東伯町(トウハクチョウ)と赤碕町(アカサキチョウ)が合
 併して発足。
ごーとぅーれす
 【GOTOレス】
 ◇[和製英語]GOTO less
 ○[俗][計]構造化プログラミングへの誤った思考。
  GOTO文やJUMP文などの分岐命令を使用しなければ構
 造化プログラミングを達成できるというもの。
 ◎たとえば、良い社会では犯罪者がいないという考えに対し、
 犯罪者をなくせば良い社会が実現できると考えることと同じこ
 と。
ごとうれっとう《ごたうれつたう》
 【五島列島】
 ◇[日]Goto Retto
 ○[地]長崎県西部、東シナ海にある列島。
  北東から南西方向に大小約200の島が約80キロメートルに渡っ
 て連なる。北から宇久島(ウクジマ)・小値賀(オジカ)島・中通島(ナカ
 ドオリジマ)・若松島(ワカマツジマ)・奈留島(ナルシマ)・久賀島(ヒサカジマ)
 ・最大の福江島(フクエジマ)などの主要島があり、奈留島以北を
 「上五島(カミゴトウ)」、久賀島以南を「下五島(シモゴトウ)」と呼ぶ。
  ホマーテなどの火山地形で、溺れ谷によるリアス式海岸など
 自然景観に富み、亜熱帯植物も生育。
  一部は西海国立公園に含まれる。
  長崎県北松浦郡・南松浦郡と五島市に所属する。
  五島鮪(マグロ)・五島烏賊(イカ)(剣先イカ)など漁業が盛んで、
 長崎県の漁獲量の大半を占める。また五島牛(ウシ)・五島鯣(ズル
 メ)(剣先イカ)・ツバキ油・サンゴなども特産。
  参照⇒ごとう(五島)(2)
 ◎古代には遣隋使・遣唐使の航海の地として重視され、中世に
 は倭寇の根拠地の一つとされ、近世にはキリシタンの潜んだ地
 で、遺跡・史跡が多い。
ごとおか《ごとをか》
 【五十日】
 ○五日や十日の間。わずかの時日。
  参照⇒ごとおび(五十日)
ことおかまち《こちをかまち》
 【琴丘町】
 ◇[日]Koto'oka Machi
 ○[古]秋田県北西部、山本郡(ヤマモトグン)の町。
 〈面積〉
  111.38平方キロメートル。
  (*)境界未定がある。
 〈人口〉
  2000(平成12)6,174人。
 ◎1955(昭和30)鹿渡(カド)町と上岩川(カミイワカワ)村が合併して発
 足。
  2006. 3.20(平成18)琴丘町・山本町(ヤマモトマチ)・八竜町(ハチリュウ
 マチ)の3町が合併して三種町(ミタネチョウ)を発足。
ごとおび《ごとをび》
 【五十日】
 ○月のうち、五または十のつく日。五・十・十五・二十・二十
 五・三十の各日。
  参照⇒ごとおか(五十日)
 ◎「市の立つ日」や「取引の支払い日」などを示す語であったが、
 1970(昭和45)ころから特に、取引のための営業車の動きが多い
 ことから「道路が渋滞する日」の意味で使用されている。
ことか
 【コトカ】
 ◇Kotka(鷲)
 ○フィンランド南部、エテラ・スオミ州(Etela-Suomi Laani)
 (南フィンランド)東部のキュメンラークソ県(Kymenlaakson 
 Maakunta)南西部にある県都。
  北緯60.47°、東経26.93°の地。
  バルト海のフィンランド湾に面する港湾都市で、木材の主要
 な輸出港。
  キュミ川(Kymijoki)の河口に位置し、コトカ島(Kotkansaari)
 などから成る。
 〈面積〉
  271平方キロメートル。
 〈人口〉
  1987(昭和62)5万7,745人(推計)。
  1992(平成4)5万6,515人(推計)。
  1997(平成9)5万5,769人(推計)。
  2002(平成14)5万4,622人(推計)。
  2007(平成19)5万4,607人(推計)。
  2009(平成21)5万4,775人(1231日現在)。
こどく
 【孤独】
 ○(1)([英]solitude)ただ一人であること。頼りになる人や心
 の通じあう仲間がいないこと。
  参照⇒たんこ(単孤,単居,単己)
 ○(2)孤児(コジ)と子のない老人(独身)。
  参照⇒てんがいこどく(天涯孤独)
 ◎儒教の考えでは、祀(マツ)る先祖を持たないこと(孤児)と、自
 分の先祖を祀る子孫を持たないこと(独身)は悪いとする。
  参照⇒しきゅう(四窮)
ごとく
 【五徳】
 ○(1)五つの徳目。仁・義・礼・智・信の総称。
  参照⇒ごじん(五仁)
 ○(2)儒教での五つの徳目。温・良・恭・倹・譲の総称。
 ○(3)兵家での、武将の五つの徳目。知・信・仁・勇・厳の総
 称。
 ○(4)五行(ゴギョウ)になぞらえた、木・火・土・金・水の五つ
 の徳目。
 ○(5)火鉢や炉に据(ス)える、三脚または四脚の輪形の道具。
  鉄瓶(テツビン)や釜(カマ)などをのせる鉄製の台で、陶製のもの
 もある。
  参照⇒うしのときまいり(丑の時参り)
 ◎「五つの得(トク)がある」という意味。
 ○(6)紋所(モンドコロ)の名称。
  (5)の形をかたどったもの。
ごどころ
 【碁所】
 ○(1)[歴]江戸幕府の制で、扶持を受けて囲碁を持って代々幕
 府に仕えた、本因坊・林・井上・安井の4家。
 ◎3代将軍家光のときに始まり、毎年1回、1117日「御城碁」
 で公式の手合わせが行われた。
 ○(2)[歴]碁所四家の上に立って、幕府から碁界の総取締りに
 任ぜられた者の称号。
 ◎名人(九段)にのみ許され、空位の時期もあった。
ことさか
 【事離】
 ○[古]離縁・離婚。
 ◎「事」は「夫婦のちぎり」の意味。
ことさか
 【言離】
 【事解】
 【事離】
 ○[古]一言で解決すること。
 ◎言離の神:⇒ひとことぬしのかみ(一言主神)
ごーどざりーえんげん
 【ゴードザリー塩原】
 ◇[英]Godzareh Salt Flat/Gowd-e Zereh Salt Flat
 ○[地]アフガニスタン南部、ヘルマンド川(Helmand River)南
 方やレギスタン砂漠(Registan Desert)南方の低地。
  「ゴードザリー低地(Depression)」とも呼ぶ。
  参照⇒れぎすたんさばく(レギスタン砂漠),まーるごうさば
 く(マールゴウ砂漠)
ごーどざりーていち
 【ゴードザリー低地】
 ◇[英]Godzareh Depression/Gowd-e Zereh Depression
 ○[地]⇒ごーどざりーえんげん(ゴードザリー塩原)
こーとし
 【コート紙】
 ◇[米]coated paper、[英]art paper
 ○[印]印刷用紙の一種。
  上質紙・中質紙を用いた、塗料の薄いアート紙。
  雑誌の表紙や口絵などに使用される。
  参照⇒あーとし(アート紙)
ことじ《ことぢ》
 【琴柱】
 【箏柱】
 ○[楽]琴の胴に立てて音の高低を調節する「人」文字型の具。
ことじとうろう
 【徽軫灯籠】
 ○石川県金沢市の兼六園(ケンロクエン)にある、竿(サオ)が二股(フタマタ)
 の石灯籠。
こーとじぼあーる
 【コートジボアール】
 ◇[フ]Cote d'Ivoire(象牙海岸)
 ○アフリカ西部、ギニア湾の北西部にある共和国。
  行政上の首都はヤムスクロ(Yamoussoukro)、事実上の首都は
 前首都のアビジャン(Abidjan)。
  住民はスーダン系黒人。
  主要言語はフランス語。
  「コートジボワール」,「コートディヴォアール」とも呼ぶ。
  旧称は「象牙海岸([英]Ivory Coast)」。
 〈面積〉
  32万2,461平方キロメートル。
 〈人口〉
  1977(昭和52)  515万人。
  1984(昭和59)  947万人。
  1988(昭和63)1,081万2,900人。
  2004(平成16)1,894万6,700人。
 〈歴代大統領〉
  ベディエ(Hanri Konan Bedie):〜1999。
  ゲイ(Robert Guei)(暫定):1999〜2000.10.。
  バグボ(Laurent Gbagbo):2000.10.〜。
 ◎地方行政区。
  地方:[フ]Region de *。
  県:[フ]Departement de *、[英]* Prefecture。
 ◎1960. 8. 7(昭和35)フランス植民地からフランス共同体の一
 国として独立。
  1983(昭和58)遷都法が可決され、アビジャンからヤムスクロ
 に首都機能を移転中。
  2002〜2003(平成14〜平成15)南北に分断して内戦。
  2003. 3.13(平成15)バグボ大統領、反政府勢力のメンバーも
 加わった挙国一致内閣を発足。
 ◎中国語表記は「科特迪瓦(Ketediwa)」。
こーとじぼわーる
 【コートジボワール】
 ◇[フ]Cote d'Ivoire(象牙海岸)
 ○⇒こーとじぼあーる(コートジボアール)
ことぜめ
 【琴責】
 ○[劇]⇒あこやのことぜめ(阿古屋の琴責)
★こーとだじゅーる
 【コートダジュール】
 【コート・ダジュール】
 ◇[フ]Cote d'Azur(紺碧海岸)
 ○[地]フランス南東部の地中海沿岸地域。
  北東部はイタリアのリビエラ(Riviera)(海岸)に続く。
  「紺碧海岸」とも呼ぶ。
ことだま
 【言霊】
 ○言葉に宿っていると信じられた神秘的な霊力。
  古代には、話した言葉の霊力によって吉凶禍福を実現できる
 と信じられていた。
  参照⇒こだま(木霊,木魂,谺)(1)
こーとでぃヴぉあーる
 【コートディヴォアール】
 ◇[フ]Cote d'Ivoire(象牙海岸)
 ○⇒こーとじぼあーる(コートジボアール)
ことでん
 【琴電】
 ○[俗][交]高松琴平電気鉄道の略称。
  ⇒たかまつことひらでんてつ(高松琴平電鉄)
ことといばし《こととひばし》
 【言問橋】
 ○(1)[交]東京都台東区(タイトウク)浅草待乳山(マツチヤマ)の下と墨田
 区(スミダク)隅田公園を結ぶ、隅田川(スミダガワ)に架(カ)かる橋。
  長さ188メートル。
 ◎名称は『伊勢物語』の主人公在原業平の歌「名にしおはゝい
 さことゝはん宮古鳥(ミヤコドリ)/わかおもふ人はありやなしや」
 から、明治初期に植木屋外出佐吉が売り出した「言問団子」に因
 (チナ)む。
  参照⇒なりひらばし(業平橋)(1)
 ◎1928(昭和3)完成。完成前は「竹屋の渡し」があった。
 ○(2)[楽]喜多條忠作詞、水谷公生作曲の歌謡曲。
  歌は清水由貴子。
 ◎1979. 9.21(昭和54)シングル発売。
★ことどり
 【コトドリ】
 【琴鳥】
 ◇[英]lyrebird、[伊](単数形)lira/(複数形)lire
 ○(1)[鳥]スズメ目(Passeriformes)コトドリ科(Menuridae)の鳥。
  オーストラリア南東部に2種が生息。
 ○(2)[鳥]([学]Menura novaehollandiae)(1)の一種。
  オスは体長約35センチメートル、尾長約60センチメートル、
 全長約1メートルで、この目では最大。
  姿はキジ目(Galliformes)キジ科(Phasianidae)のキジ(雉)に
 似る。
  近縁種はアルバートコトドリ([学]Menura alberti)で、やや
 小型。
こーとどーる
 【コートドール】
 ◇[フ]Cote d'Or
 ○(1)(Departement Cote-d'Or)⇒こーとどーるけん(コートド
 ール県)
 ○(2)[歴][地]([英]Gold Coast)⇒おうごんかいがん(黄金海岸)
こーとどーるけん
 【コートドール県】
 ◇[フ]Departement Cote-d'Or、[英]Cote-d'Or Prefecture
 ○フランス中北東部、ブルゴーニュ地域圏(Region Bourgogne)
 東部の県。南部をソーヌエロアール県(Departement Saone-et-
 Loire)、西部をニエーブル県(Departement Nievre)、北東部を
 ヨンヌ県(Departement Yonne)に接し、北部をシャンパーニュ
 ・アルデンヌ地域圏(Region Champagne-Ardenne)に隣接。
  県都はディジョン(Dijon)。
 ◎"cote"は「丘(hill)」の意味。海には面していない。
ことなみちょう《ことなみちやう》
 【琴南町】
 ◇[日]Kotonan Cho
 ○[古]香川県南部、仲多度郡(ナカタドグン)の町。
 ◎2006. 3.20(平成18)満濃町(マンノウチョウ)・仲南町(チュウナンチョウ)と
 合併して「まんのう町(チョウ)」を発足。
ことぬー
 【コトヌー】
 ◇Cotonou
 ○ベナン共和国南部、アトランティック州(Province de l' 
 Atlantique)南西端の州都。ベナン湾(Bight of Benin)に面す
 る。
  沖合いに油田がある。
 〈人口〉
  1982(昭和57)48万7,020人(推計)。
ことのばら
 【小殿原】
 ○(1)[古]⇒わかとのばら(若殿原)
 ○(2)[婦人語][食]ゴマメの別称。
  ⇒ごまめ(ゴマメ,五万米,田作)
 ◎新年の季語。
 ◎「ばら(原)」は複数を表わす接尾辞。
こーとはうす
 【コートハウス】
 ◇[英]courthouse
 ○(1)裁判所。特に、裁判所の庁舎。
 ○(2)(アメリカで)郡庁舎。郡庁所在地。
 ○(3)[建]周囲を建物や塀(ヘイ)で囲まれた中庭。
ことぱくし
 【コトパクシ】
 ◇Cotopaxi
 ○(1)[地](Volcan Cotopaxi)⇒ことぱくしかざん(コトパクシ
 火山)
 ○(2)(Provincia de Cotopaxi)⇒ことぱくししゅう(コトパク
 シ州)
ことぱくしかざん《ことばくしくわざん》
 【コトパクシ火山】
 ◇[西]Volcan Cotopaxi、[英]Cotopaxi Volcano
 ○[地]エクアドル中北部、コトパクシ州(Provincia de Coto-
 paxi)にある、アンデス山脈の活火山。標高5,897メートル。
ことぱくししゅう《ことばくししう》
 【コトパクシ州】
 ◇[西]Provincia de Cotopaxi、[英]Cotopaxi Province
 ○エクアドル中北部の州。南東部をトゥングラウア州(Provin-
 cia de Tungurahua)、南西部をボリバル州(Provincia del Bol-
 ivar)に接する。
  州都はラタクンガ(Latacunga)。
ことばじち
 【言葉質】
 ○[俗]⇒げんち(言質)
こーどばん
 【コードバン】
 ◇[英]cordovan
 ○(1)スペインのコルドバ(Cordova)産のヤギ(山羊)皮で製した、
 光沢のあるなめし革。
 ○(2)(転じて)(1)に似せた、ウマ(馬)の尾に近い背の部分の革
 からとった、光沢のある高級ななめし革。
  靴やベルトなどを作る。
 ◎ウマ1頭で靴2足分しかとれないという。
★ことひらぐう
 【金刀比羅宮】
 ○(1)香川県仲多度郡(ナカタドグン)琴平町(コトヒラチョウ)、琴平山(コトヒ
 ラヤマ)(大麻山)の中腹にある神社。元国幣中社。
  祭神は大物主神・崇徳天皇。
  「金毘羅(コンピラ)大権現」とも呼ぶ。
 ◎明治初期の神仏分離で松尾寺から分離・創建。
  参照⇒まつおでら(松尾寺)(4)
 ○(2)東京都港区虎ノ門1−2−7にある神社。
 ◎江戸時代、丸亀藩主が江戸屋敷に讃岐(現:香川県)の金毘羅
 様を勧請したのに始まる。
 ◎虎ノ門の位置が江戸城の裏鬼門であったことから。
ことひらちょう《ことひらちやう》
 【琴平町】
 ◇[日]Kotohira Cho
 ○香川県南部、仲多度郡(ナカタドグン)北西部の町。
  南西部に金刀比羅宮(コトヒラグウ)がある。
 ◎仲多度郡には琴南町(コトナミチョウ)があった。
ことひらやま
 【琴平山】
 ◇[日]Kotohira Yama
 ○香川県中西部にある大麻山(オオサヤマ)(616メートル)南東部の峰。
 標高521メートル。
  仲多度郡(ナカタドグン)琴平町(コトヒラチョウ)が見下ろせ、南東の中
 腹には金刀比羅宮(コトヒラグウ)がある。
  「金毘羅(コンピラ)」,「金毘羅山(コンピラヤマ)」とも、形が象の頭に
 似ているので「象頭山(ゾウズサン)」とも呼ぶ。
  参照⇒おおさやま(大麻山)
ことぶきえき
 【寿駅】
 ○[交]山梨県富士吉田市上暮地(カミクレチ)にある富士急行の駅。
  三つ峠(ミツトウゲ)駅(西桂町)と葭池温泉前(ヨシイケオンセンマエ)駅の間。
ことぶきちょう《ことぶきちやう》
 【寿町】
 ◇[日]Kotobuki Cho
 ○神奈川県横浜市中区(ナカク)の地名。
 ◎東京の山谷(サンヤ)、大阪の愛隣(アイリン)(西成・釜ヶ崎)ととも
 に日本三大ドヤ街の一つ。
ことぶきや
 【寿屋】
 【壽屋】
 ○[古][経]⇒さんとりー(サントリー,SUNTORY)
ごどふろあ
 【ゴドフロア】
 ◇Godefroy de Bouillon(ゴドフロア・ド・ブイヨン)/Gode-
 froi de Bouillon、[英]Godfrey of Bouillon
 ○[人]フランスの貴族(下ロレーヌ公爵)・第1回十字軍の指導
 者の一人(1061ころ〜1100. 7.18)。
  十字軍派遣に応じ、最先鋒として参加。
  1099(康和元)エルサレム攻略に成功し、諸侯からエルサレム
 王国の初代国王に推されて統治者となったが、王号を辞退して
 聖墓守護者(Defender of the Holy Sepulchre)と称した。
  エルサレムで死去。
ごとべいどう《ごとべいだう》
 【五斗米道】
 ◇[中]Wudoumi Dao、[英]Five Peck of Grains Sect
 ○[歴]中国の後漢(Hou Han)末、張陵(Zhang Ling)(チョウ・リョウ)が
 蜀(Shu)(ショク)(四川地方)で創始した宗教。また、その教団。
  張陵が老子(Laozi)(ロウシ)から呪法を授かったと称し、祈祷(キ
 トウ)による治病や不老不死を説き、謝礼に米五斗を出させた。
  孫の張魯(Zhang Lu)(チョウ・ロ)のころ、教義・教団組織が整い、
 社会不安に乗じて一種の宗教王国を形成した。
  AD. 215、曹操(Cao Cao)(ソウ・ソウ)に降服し、公認されて「天師
 道(Tianshi Dao)(テンシドウ)」と改称。
  子孫は江西省(Jiangxi Sheng)(コウセイショウ)の竜虎山(Longhu 
 Shan)に移り、代々「張天師(Tianshi)」と名乗る。
  南北朝時代、寇謙之(Kou Qianzhi)(コウ・ケンハ)の手で太平道
 (Taiping Dao)と共に道教(Daojiao)に集大成された。
  参照⇒りゅうこざん(竜虎山,龍虎山)
 ◎「五斗」は現在の日本の五升に相当し、「わずかな」の意味もあ
 る。
こーどぺんだんと
 【コードペンダント】
 ◇[英]cord pendant
 ○[建]コードで吊りさげる照明器具。
  単に「ペンダント」とも呼ぶ。
  参照⇒しゃんでりあ(シャンデリア)
★ことほぞんほう《ことほぞんはふ》
 【古都保存法】
 ○[法]1966(昭和41)公布。
ごとまり
 【五泊】
 ◇[日]Gotomari
 ○[歴]⇒はりまごはく(播磨五泊)
こどまりむら
 【小泊村】
 ◇[日]Godomari Mura
 ○[古]青森県北津軽郡(キタツガルグン)の町。津軽(ツガル)半島の北
 西端。
 ◎2005. 3.28(平成17)中里町(ナカサトマチ)と合併して中泊町(ナカド
 マリマチ)を発足。
こどもし
 【子供衆】
 ○⇒こどもしゅう(子供衆)
こどもしゅ
 【子供衆】
 ○⇒こどもしゅう(子供衆)
こどもしゅう
 【子供衆】
 ○(1)子供たち。また、他人の子供を敬っていう語。お子さん
 がた。
  「こどもしゅ(子供衆)」,「こどもし(子供衆)」とも呼ぶ。
 ○(2)[古]⇒かぶきこ(歌舞伎子)
 ○(3)[古]抱え主が抱えの芸者や娼妓(シヨウギ)をいう言葉。特に、
 江戸深川で遊女のこと。
  「こどもしゅ(子供衆)」,「こどもし(子供衆)」とも呼ぶ。
こどもだまし
 【子供だまし】
 【子供騙し】
 ○(1)子供をなだめすかせるのに、幼稚で見えすいた作りごと
 でだますこと。
 ○(2)(転じて)(何も知らない子供をだますような)相手を馬鹿
 にした、単純な作りごと。また、その方法。
  参照⇒おんなだまし(女だまし,女騙し),ねこだまし(猫だま
 し,ネコだまし)
こどもぢゃや
 【子供茶屋】
 ○[歴]⇒かげまぢゃや(かげま茶屋,陰間茶屋)
こどもどうぶつしぜんこうえん《こどもどうぶつしぜんこうゑん》
 【こども動物自然公園】
 ○⇒さいたまけんこどもどうぶつしぜんこうえん(埼玉県こど
 も動物自然公園)
こどものひ
 【こどもの日】
 ○[暦]国民の祝日の一つ。55日。
  「子供の日」とも書く。
 ◎もと端午(タンゴ)の節句。
  国際児童デーは61日で、中国では「六一児童節(Liuyi Er-
 tong Jie)」,「児童節」,「六一」と呼ぶ。
  参照⇒たんご(端午,端五)(2)
 ◎童謡:⇒せいくらべ(背くらべ),こいのぼり(コイノボリ,こ
 いのぼり),こいのぼり(鯉のぼり)
こどもや
 【子供屋】
 ○(1)[歴]⇒かげまぢゃや(かげま茶屋,陰間茶屋)
 ○(2)[歴]特に、江戸深川で、女郎の置屋。女郎屋・遊女屋。
こどもやど
 【子供宿】
 ○[歴]⇒こどもや(子供屋)
ごとら
 【ゴトラ】
 ◇gotra
 ○[服]⇒しぇまーぐ(シェマーグ)
ごとらんど
 【ゴトランド】
 ◇Gotland
 ○(1)[地](Gotland Island)⇒ごとらんどとう(ゴトランド島)
 ○(2)(Gotland Lan)⇒ごとらんどけん(ゴトランド県)
ごとらんどき
 【ゴトランド紀】
 ◇[英]Gotlandian Period
 ○[地]⇒しるるき(シルル紀)
ごとらんときゅうせんすいかん《ごとらんときふせんすいかん》
 【ゴトラント級潜水艦】
 ◇[英]Gotland Class Submarine
 ○[軍]スウェーデン海軍のスターリング機関を使用した潜水艦。
  コックムス(Kockums)社製。
  「コックムス型A19(the Kockums type A-19)」とも呼ぶ。
  参照⇒すたーりんぐえんじん(スターリング・エンジン)
 ◎1996(平成8)完成。
ごとらんどきゅうせんすいかん《ごとらんどきふせんすいかん》
 【ゴトランド級潜水艦】
 ◇[英]Gotland Class Submarine
 ○[軍]⇒ごとらんときゅうせんすいかん(ゴトラント級潜水艦)
ごとらんどけん
 【ゴトランド県】
 ◇[スウェーデン語]Gotland Lan、[英]Gotland County
 ○スウェーデン南西部、バルト海(Baltic Sea)のゴトランド島
 (Gotland Island)とその周辺の島々で構成する県。
  県都はビスビュー(Visby)。
 〈面積〉
  3,140平方キロメートル。
 〈人口〉
  1990(平成2)5万7,132人。
  2003(平成15)5万7,535人(推計)。
ごとらんどとう《ごとらんどたう》
 【ゴトランド島】
 ◇[英]Gotland Island
 ○[地]スウェーデン南西部、バルト海(Baltic Sea)最大の島。
  ゴトランド県(Gotland Lan)を構成。
 〈面積〉
  3,001平方キロメートル。
こどりがわ《こどりがは》
 【コドリ川】
 ◇[英]Kodori River
 ○[地]グルジア共和国北西部のアブハジア自治共和国(Abkhaz 
 Autonomous Republic)の中南部を南西流し、黒海に注(ソソ)ぐ川。
 全長105キロメートル。
  中流域のコドリ渓谷(Kodori Valley)はグルジア側実効支。
ことりとまらず
 【コトリトマラズ】
 【小鳥止らず】
 【小鳥止まらず】
 【小鳥不止】
 ○[植]メギ(目木)の別称。
  ⇒めぎ(メギ,目木,小蘗)
 ◎トリトマラズはヘビノボラズ(蛇不登)の別称。
  ⇒へびのぼらず(ヘビノボラズ,蛇上らず,蛇不登)
ことりんとう《ことりんたう》
 【コトリン島】
 ◇[露]Ostrov Kotlin、[英]Kotlin Island
 ○[地]バルト海(Baltic Sea)のフィンランド湾(Gulf of Fin-
 land)東部、ロシアのサンクトペテルブルグ(Sankt-Peterburg)
 の沖約32キロメートルにある島。
  レニングラード州(Leningradskaya Oblast)に属する。
  東部に軍港クロンシュタット(Kronstadt)がある。
ごとる
 【ゴトル】
 ◇[モンゴル語]gutul
 ○[服]⇒ごたる(ゴタル)
ことん
 【古屯】
 ○[古]日本統治時代の樺太(カラフト)(サハリン島)の地名。
  ⇒ぽべじの(ポベジノ)
ごとん
 【五遁】
 ◇[中]wu dun
 ○木遁・火遁・土遁・金遁・水遁の五つ遁術の総称。
  参照⇒とんじゅつ(遁術)
 ◎五行説に因(チナ)む。
★ごーどん
 【ゴードン】
 ◇Charles George Gordon(チャールズ・ジョージ・ゴードン)
 ○[人]イギリスの軍人(1833〜1885)。
  参照⇒じょうしょうぐん(常勝軍)(2),たいへいてんごく(太
 平天国)
ことんにゃ
 【コトンニャ】
 ◇[伊]cotogna、[葡]marmelo
 ○[植](イタリア語で)マルメロの実。
  ⇒まるめろ(マルメロ,木瓜)
ことんにょ
 【コトンニョ】
 ◇[伊]cotogno、[葡]marmelo
 ○[植](イタリア語で)マルメロの木。
  ⇒まるめろ(マルメロ,木瓜)
[1]こな
 【コナ】
 ◇[梵]kona、[英]angle
 ○(サンスクリット語で)角(カド)・隅(スミ)。
[2]こな
 【コナ】
 ◇Kona
 ○太平洋のハワイ諸島(Hawaiian Islands)のハワイ島(Hawaii 
 Island)西海岸にあるリゾート地。
  アメリカ合衆国ハワイ州(Hawaii State)ハワイ郡(Hawaii 
 County)に属する。
[3]こな
 【コナ】
 ◇kona
 ○[食]⇒はわいあんこな(ハワイアン・コナ)
ごないぶ
 【ゴナイブ】
 ◇Gonaives
 ○西インド諸島イスパニョーラ島(Isla Espanola)の西部、ハ
 イチ共和国第二の都市。アルティボニト県(Departement de 
 l'Artibonite)の県都。
  北緯19.45°、西経72.68°の地。
 〈人口〉
  1992(平成4)6万3,291人。
こなかぐろ
 【小中黒】
 ○矢羽(ヤバネ)の斑文(フモン)の一種。また、それで作った矢羽・矢。
  中黒の黒斑(クロフ)の幅がせまいもの。
  参照⇒なかぐろ(中黒)(2)
こなかじろ
 【小中白】
 ○矢羽(ヤバネ)の斑文(フモン)の一種。また、それで作った矢羽・矢。
  中白の白斑(シロフ)の幅がせまいもの。
  参照⇒なかじろ(中白)(2)
★ごながわ《ごながは》
 【ゴナ川】
 ◇Kada Gona、[英]the Gona River
 ○[地]エチオピア北部の川。
  流域から約260万年前の打製石器(旧石器)が発見されている。
こなくり
 【コナクリ】
 ◇Conakry
 ○アフリカ西部、ギニア共和国の首都。
  大西洋岸沖合の小島トンボ島(Tombo Island)にある港湾都市。
 橋で大陸と結ばれている。
 〈人口〉
  1983(昭和58)65万1,000人。
こなし
 【こなし】
 【熟し】
 ○(1)物事を取り捌(サバ)くこと・処理すること。
 ◎荒ごなし
 ○(2)うまく取り扱うこと。
 ◎着こなし
 ○(3)立ち振る舞い・動作。
 ◎身のこなしが軽い
 ○(4)食べた物を消化させること。
 ◎腹ごなし
 ○(5)やっつけること・けなすこと。
 ◎頭ごなし
 ○(6)[食]⇒ねりきり(練り切りアン,煉り切りアン,練り切り餡,
 煉り切り餡,練切餡,煉切餡)
 ○(7)[食]⇒ねりきり(練り切り,煉り切り,練切,煉切)(2)
こーなす
 【CONUS】
 ◇[英]continental United States
 ○アメリカ合衆国本土。
こーなす
 【コーナス】
 ◇[羅](単数形)conus/(複数形)coni(コーニ)、[英]cone
 ○(1)[数]錐体。
  ⇒すいたい(錐体)(1)
 ○(2)[医]錐体。
  ⇒すいたい(錐体)(2)
 ○(3)[医]錐状体。
  ⇒すいじょうたい(錐状体)
こなせっけん《こなせきけん》
 【粉セッケン】
 【粉石鹸】
 ○炭酸ソーダなどを混和して製した粉末状の石鹸。
  水溶けがよく主に洗濯用で、電気洗濯機の普及とともに広く
 使用されるようになった。
★こなだに
 【コナダニ】
 【粉ダニ】
 ○[虫]ダニ目(Acarina)コナダニ上科(Acaroidea)コナダニ科
 (Acaridae)の微小なダニの総称。
  ケナガコナダニ・イエニクダニ・サトウダニなど。
  参照⇒だに(ダニ,壁蝨)(1)
 ◎コナヒョウヒダニはチリダニ科(Pyroglyphidae)。
こなふ
 【コナフ】
 【CONAF】
 ◇[西]Corporacion Nacional Forestal
 ○チリ森林公社の略称。
こなべこふん
 【コナベ古墳】
 ○[歴]奈良県奈良市北部の佐紀古墳群にある、5世紀ころの前
 方後円墳。宮内庁の陵墓参考地の一つ。
  全長204メートル。
こなみ
 【コナミ】
 ○[経]玩具製造会社の一社。
  本社は東京都。
こなみみ
 【粉耳】
 ○[俗]耳垢が乾型であること。
  参照⇒みみあか(耳垢,耳あか)
こなゆき
 【粉雪】
 ◇[英]powdery snow/powder snow
 ○[気]粉のように細かく、さらさらとした雪。
  気温が極端に低いときに発生する。
  「こゆき(粉雪)」,「パウダースノー」とも呼ぶ。
  ⇔ぼたんゆき(ぼたん雪,牡丹雪)
  参照⇒そうじ(掃除)
 ◎普通の雪では人や動物の足跡は凹むが、粉雪では足跡の周り
 の雪が風で飛ばされ、踏み固められた足跡のみが浮き上がって
 いる場合がある。
★こなら
 【コナラ】
 【小楢】
 ◇[学]Quercus serrata
 ○[植]ブナ目(Fagales)ブナ科(Fagaceae)コナラ属(Quercus)の
 落葉高木。
  材は器具・薪炭(シンタン)などに、樹皮は染料に用いる。
  「ナラ(楢,枹)」とも呼ぶ。
 ◎オオナラ(大楢):⇒みずなら(ミズナラ,水楢)
 〈コナラ属(Quercus)〉
  コナラ亜属(Quercus)。
  アカガシ亜属(Cyclobalanopsis)。
ごならべ
 【五並べ】
 ○⇒ごもくならべ(五目並べ)
こなるしゅう《こなるしう》
 【コナル州】
 ◇Velayat-e Konar、[英]Konar Province
 ○⇒くなーるしゅう(クナール州)
[1]こなん
 【湖南】
 ◇[日]Konan
 ○(1)⇒こなんし(湖南市)
 ○(2)琵琶湖南側の地域。
[2]こなん
 【湖南】
 ◇[中]Hunan
 ○(1)(Hunan Sheng)⇒こなんしょう(湖南省)
 ○(2)中国中央部、洞庭湖(Dongting Hu)(ドウテイコ)南側の地域。
  参照⇒こなんしょう(湖南省)
こなんし
 【湖南市】
 ◇[日]Konan Shi
 ○滋賀県南部の市。東部・南部を甲賀市、西部を栗東市、北西
 部を野州市に接する。
  琵琶湖の南部に位置するが、琵琶湖には面していない。
 ◎2004.10. 1(平成16)甲賀郡(コウカグン)の石部町(イシベチョウ)・甲
 西町(コウセイチョウ)の2町が合併して発足。
こなんじけん
 【湖南事件】
 ○[歴]⇒おおつじけん(大津事件)
こなんしょう《こなんしやう》
 【湖南省】
 ◇[中]Hunan Sheng、[英]Hunan Province
 ○中国中央部の省。北部に洞庭湖(Dongting Hu)(ドウテイコ)があ
 り、北部を湖北省(Hubei Sheng)(コホクショウ)に接する。
  省都は長沙市(Changsha Shi)(チョウサシ)。
ごなんばー
 【5ナンバー】
 【五ナンバー】
 ○[俗][交]エンジン排気量が2,000cc以下の小型乗用車の別称。
 ◎3ナンバーは普通乗用車。
  排気量が660cc以下は軽自動車。
こなんりょう《こなんれう》
 【古南鐐】
 ○[歴][経]⇒あんえいなんりょう(安永南鐐)
こーに
 【コーニ】
 ◇[羅](複数形)coni/(単数形)conus(コーナス)、[英]cone
 ○⇒こーなす(コーナス)
[1]こーにー
 【コーニー】
 ◇[英]coney
 ○(1)[哺](英語で)アナウサギ(穴兎)。
 ○(2)ウサギの毛皮([英]fur)。
 ○(3)[哺](英語で)イワダヌキ(岩狸)([英]hyrax)。
  ⇒[1]はいらっくす(ハイラックス)
[2]こーにー
 【コーニー】
 ◇[フ]cornee
 ○[医](フランス語で)角膜。
  ⇒かくまく(角膜)
こーにあ
 【コーニア】
 ◇[英]cornea
 ○[医](英語で)角膜。
  ⇒かくまく(角膜)
こにーあいらんど
 【コニーアイランド】
 ◇[英]Coney Island
 ○アメリカ合衆国東部、ニューヨーク州ニューヨーク市のロン
 グアイランド(Long Island)島南西部、ブルックリン区(Brook-
 lyn borough)南部にある海水浴場・遊園地。
  「コーニーアイランド」とも呼ぶ。
こーにーあいらんど
 【コーニーアイランド】
 ◇[英]Coney Island
 ○⇒こにーあいらんど(コニーアイランド)
こにぁしえーる
 【コニァシエール】
 ◇[フ]cognassier、[葡]marmelo
 ○[植](フランス語で)マルメロの木。
  ⇒まるめろ(マルメロ,木瓜)
★こにか
 【コニカ】
 ◇[登録商標]Konica
 ○(1)[歴][経]精密機器メーカーの一社。
  本社は東京都新宿区。
 ◎1873(明治6)小西屋六兵衛店として創業。
  1903(明治36)チェリー手提暗函を量産。
  1925(大正14)「パーレットを発売。手本はイーストマン・コ
 ダック社のベストポケットカメラ。
  1936(昭和11)精機光学研究所(現:キヤノン)と共同でフォー
 カルプレンシャッター付35ミリ・カメラのハンザキヤノンを発
 売。
  1940.11. 3(昭和15)小西六、国産初のカラーフィルムを発表。
  1941(昭和16)国産初のカラーフィルム「さくら天然色フィル
 ム」を発売。
  1975(昭和50)ストロボ内蔵・自動露出(AE)カメラ「コニカ
 C35EF」を発売。
  1977(昭和52)シャッターを押すだけのAEカメラ「コニカC35AF」(愛称はジャスピンコニカ)を発売。
  1977(昭和52)世界初の自動焦点調節機能付きカメラ「ジャス
 ピンコニカ」を発売。
  2003. 1. 7(平成15)ミノルタと8月に共同持ち株会社を作り
 経営統合すると発表。
   2003. 8.(平成15)コニカミノルタホールディングス、発足。
  2006. 1.19(平成18)コニカミノルタホールディングス、3月
 末でデジタルカメラとフィルムカメラ事業から完全に撤退する
 と発表。
 ○(2)[写]コニカのカメラ・写真フィルムのブランド名。
こにきし
 【コニキシ】
 【王】
 ○(1)[歴]古代朝鮮の三韓の王の呼称。
  「コンキシ」,「コキシ」とも呼ぶ。
 ○(2)[歴]百済から渡来した王族系氏族に与えられた姓(カバネ)。
  「コンキシ」,「コキシ」とも呼ぶ。
 ◎「(「牛」偏+「建」)吉支」とも書く。
  古代朝鮮語で、「コニ」は「大」、「キシ」は「君」の意味。
こーにくる
 【コーニクル】
 ◇[英]cornicle
 ○[虫]分泌管。
  「サイファンクル([英]siphuncle)」とも呼ぶ。
こにさし
 【コニサシ】
 【大城】
 ○[古]百済の首都、王城の別称。
 ◎古代朝鮮語で、「コニ」は「大」、「サシ」は「城」の意味。
  参照⇒さし(サシ,城)
こにしきそう《こにしきさう》
 【コニシキソウ】
 【小錦草】
 ◇[学]Euphorbia supina
 ○[植]キントラノオ目(Malpighiales)トウダイグサ科(Euphor-
 biaceae)トウダイグサ属(Euphorbia)の一年草。
  北・中央アメリカ原産とみられ、世界に広く帰化し、日本全
 土の畑や路傍などに自生する雑草。
  草丈約20センチメートルで、茎は細く暗紅色でよく分枝して
 地表をはう。
  葉は二列に対生し、中央に黒紫色の細長い斑紋がある。
  茎を切ると白汁が出て、チグサ(乳草)とも呼ぶ。
  711月、葉腋に帯赤色の小花をつけ、秋には紅葉する。
  オオニシキソウ(大錦草)(Euphorbia maculata)より一回り小
 さい。
 ◎ニシキソウ属(Chamaesyce)とも。
 ◎明治初期に渡来。
こにししゅぞう《こにししゆざう》
 【小西酒造】
 ○[経]清酒の製造販売会社(蔵元)の一社。
  本社は兵庫県伊丹市。
  ブランド名は白雪(シラユキ)。
 ◎1550(天文19)創業。
  1635(寛永12)白雪、発売。
こにしろく
 【小西六】
 ○[古][経]コニカの旧称。
  ⇒こにか(コニカ)
こーにす
 【コーニス】
 ◇[英]cornice
 ○(1)[建]ギリシア・ローマの古典建築で、エンタブレチュア
 (Entablature)の最上部の水平帯。
 ○(2)[建]洋風建築で、軒下や壁の上部、階と階の区切りなど
 を突出して取り巻く帯状の装飾部分。
  「蛇腹(ジャバラ)」とも呼ぶ。
  参照⇒でぃんてぃる(ディンティル),ぶるのーず(ブルノーズ)
 (2)
 ○(3)雪庇(セッピ)。
  ⇒せっぴ(雪庇)
こにすぶら
 【コニスブラ】
 ◇Conisbrough
 ○イギリスのイングランド北部、サウスヨークシャー州(South 
 Yorkshire)の町。
  シェフィールド(Sheffield)とドンカスター(Doncaster)の間。
 ◎地名に"Butt Hole Road(尻の穴通り)"という通りがある。
こにっりょ
 【コニッリョ】
 ◇[伊]coniglio
 ○[哺](イタリア語で)ウサギ(兎)
  ⇒うさぎ(ウサギ,兎)
こにーで
 【コニーデ】
 ◇[独]Konide
 ○[地]シュナイダー(K.Schneider)の火山地形分類の一つ。
  ⇒せいそうかざん(成層火山)
こにや
 【コニヤ】
 ◇Konya
 ○(1)(Konya Ili)⇒こにやけん(コニヤ県)
 ○(2)トルコ中央部、コニヤ県の県都。
  「コーニヤ」,「コンヤ」とも呼ぶ。
 〈人口〉
  1975(昭和50)25万人。
  1990(平成2)51万3,346人。
 ◎ローマ時代の古称は「イコニウム(Iconium)」。
こーにや
 【コーニヤ】
 ◇Konya
 ○⇒こにや(コニヤ)
こにやけん
 【コニヤ県】
 ◇[トルコ語]Konya Ili、[英]Konya Province/the Province 
 of Konya
 ○トルコ中央部の県。北西部をアフィヨン県(Afyon Ili)、南
 西部をアンタリア県(Antalya Ili)に接する。
  県都はコニヤ。
  「コーニヤ県」,「コンヤ県」とも呼ぶ。
こーにやけん
 【コーニヤ県】
 ◇[トルコ語]Konya Ili、[英]Konya Province/the Province 
 of Konya
 ○⇒こにやけん(コニヤ県)
[1]こにゃっく
 【コニャック】
 ◇[フ]cognac
 ○[食]フランス西部、コニャック地方産のブランデー。
  白ワインから作られる最高級品で、ブランデーの代表とされ
 る。
  参照⇒ぶらんでー(ブランデー)(2)
[2]こにゃっく
 【コニャック】
 ◇Cognac
 ○フランス西部、ポアトー・シャラント地域圏(Region Poitou-
 Charentes)南西部のシャラント県(Departement Charente)西部
 にある都市。
  北緯45.69°、西経0.33°の地。
  コニャック(cognac)の産地。
 〈人口〉
  1975(昭和50)2万2,237人。
  1990(平成2)1万9,528人。
  1999(平成11)2万0,126人。
★ごにんぐみ
 【五人組】
 ○[歴]江戸幕府が編成した隣保(リンポ)組織。
  参照⇒ほ(保)(2)
 ◎1637(寛永14.10.)五人組の制を強化。
 ◎第二次世界大戦中:参照⇒となりぐみ(隣組)(1)
★ごにんしん
 【五人身】
 ○[仏]小王(ショウオウ)・長者(チョウジャ)・居士(コジ)・宰官(サイカン)・
 婆羅門(バラモン)の総称。
  参考⇒さんじゅうさんしん(三十三身)
★ごにんばやし
 【五人囃し】
 【五人囃子】
 ○ひな飾りで内裏びな・三人官女の次に飾る囃し方。
  宮廷風と雅楽奏者があり、宮廷風ではひな段に向かい右から
 謡(ウタイ)、笛、小鼓(コツヅミ)、大鼓(オオカワ)、太鼓(タイコ)の順。
  参照⇒ひなかざり(雛飾り)
 ◎江戸時代の豊原国周(クニチカ)が描いた徳川家のひな祭りのひな
 段では内裏びな・五人囃し・三人官女の順となっている。
こぬかさんごう《こぬかさんかふ》
 【小糠三合】
 ○[慣用句]ごくつまらないものだが、僅(ワズ)かでもあること。
 ◎「ほんの少しの食い料(シロ)」の意味。
こぬかさんごうあるならばいりむこすな
 《こぬかさんがふあるならばいりむこすな》
 【小糠三合あるならば入り婿すな】
 【小糠三合あるならば入り聟すな】
 ○[諺]⇒こぬかさんごうもったらようしにいくな(小糠三合持っ
 たら養子に行くな)
こぬかさんごうあるならばいりむこするな
 《こぬかさんがふあるならばいりむこするな》
 【小糠三合あるならば入り婿するな】
 【小糠三合あるならば入り聟するな】
 ○[諺]⇒こぬかさんごうもったらようしにいくな(小糠三合持っ
 たら養子に行くな)
こぬかさんごうもったらむこにいくな
 《こぬかさんがふもつたらむこにいくな》
 【小糠三合持ったら婿に行くな】
 【小糠三合持ったら聟に行くな】
 ○[諺]⇒こぬかさんごうもったらようしにいくな(小糠三合持っ
 たら養子に行くな)
こぬかさんごうもったらむこにゆくな
 《こぬかさんがふもつたらむこにゆくな》
 【小糠三合持ったら婿に行くな】
 【小糠三合持ったら聟に行くな】
 ○[諺]⇒こぬかさんごうもったらようしにいくな(小糠三合持っ
 たら養子に行くな)
こぬかさんごうもったらようしにいくな
 《こぬかさんがふもつたらやうしにいくな》
 【小糠三合持ったら養子に行くな】
 ○[諺]養子や入り婿(ムコ)などは気苦労(キグロウ)が多く辛(ツラ)い
 ものだから、たとえ僅(ワズ)かでも自分に財産があるなら、養
 子や婿などに決してなるものではない。
  「小糠三合持ったら養子にゆく(行く)な」,「小糠三合あるなら
 ば入り婿するな」,「小糠三合あるならば入り婿すな」,「小糠三合
 持ったら婿にいく(行く)な」,「小糠三合持ったら婿にゆく(行く)
 な」とも呼ぶ。
こぬかさんごうもったらようしにゆくな
 《こぬかさんがふもつたらやうしにゆくな》
 【小糠三合持ったら養子に行くな】
 ○[諺]⇒こぬかさんごうもったらようしにいくな(小糠三合持っ
 たら養子に行くな)
こね
 【コネ】
 ○⇒こねくしょん(コネクション)(3)
こねいとうせんえき
 【古寧頭戦役】
 ◇[中]Guningtou Zhanyi(古寧頭戰役)
 ○[歴]第二次国共内戦、金門島古寧頭で起きた国民党軍と人民
 解放軍との戦い。
  「金門戦役(Jinmen Zhanyi)」,「金門戦争」とも呼ぶ。
 ◎1949.10.25(昭和24)人民解放軍が古寧頭に上陸し、3日間の
 戦いで解放軍千余名が投降し国民党軍が勝利した。
  参照⇒『人名辞典』ねもと ひろし(根本 博)
 ◎戦果については双方に隔たりかある。
こねくしょん
 【コネクション】
 ◇[英]connection
 ○(1)関係・連絡・接続・関連・結合。
 ○(2)間柄・縁故・親類。
 ○(3)入学・就職・取引などに利用される手づる・縁故関係。
  和略語で「コネ」とも呼ぶ。
 ○(4)取引先・得意先。顧客・仲間。
 ○(5)秘密犯罪組織・麻薬密売組織・密輸組織。
こねちかっとしゅう《こねちかつとしう》
 【コネチカット州】
 ◇[英]Connecticut State
 ○アメリカ合衆国北東部、ニューイングランド(New England)
 地方の州。独立13州の一つ。
  州都はハートフォード(Hartford)。
 〈面積〉
  1万2,547平方キロメートル。
 〈人口〉
  1990(平成2)328万7,100人。
  2000(平成12)340万5,600人。
  2002(平成14)346万0,500人。
  2003(平成15)348万3,400人。
  2004(平成16)350万6,300人。
 ◎1636年、トマス・フーカーにより自治植民地として設立。
こねほ
 【コネホ】
 ◇[西]conejo
 ○[哺](スペイン語で)ウサギ(兎)
  ⇒うさぎ(ウサギ,兎)
こーねりあん
 【コーネリアン】
 ◇[英]cornelian
 ○[鉱]色の淡い紅玉髄(ベニギョクズイ)。
  ⇒ぺにぎょくずい(紅玉髄)
こーねる
 【コーネル】
 ◇[英]corner
 ○[印](装丁・装本で)角・コーナー。
  角革(カドカワ)・花布(ハナギレ)などで補強・装飾する。
 ◎"corner"のフランス語読みとされるが、フランス語で「角」は
 「コウェン(coin)」,「コルネル(corner)」,「コルネ(corner)(動詞)」。
ごのうせん
 【五能線】
 ○[交]秋田県北西部から青森県西部の日本海沿岸を運行するJ
 R東日本の鉄道路線。営業キロ数147.2キロメートル。
 〈停車駅〉
  東能代(ヒガシノシロ)駅・能代駅・向能代(ムカイノシロ)駅・北能代(キタ
 ノシロ)駅・鳥形(トリガタ)駅・沢目(サワメ)駅・東八森(ヒガシハチモリ)駅・
 八森駅・滝ノ間(キタノマ)駅・あきた白神(シラカミ)駅・岩館(イワダテ)
 駅・大間越(オオマゴシ)駅・白神岳登山口(シラカミダケトザングチ)駅・松
 神(マツカミ)駅・十二湖(ジュウニコ)駅・陸奥岩崎(ムツイワサキ)駅・陸奥沢
 辺(ムツサワベ)駅・ウェスパ椿山(ツバキヤマ)駅・艫作(ヘナシ)駅・横磯
 (ヨコイソ)駅・深浦(フカウラ)駅・広戸(ヒロト)駅・追良瀬(オイラセ)駅・驫
 木(トドロキ)駅・風合瀬(カソセ)駅・大戸瀬(オオドセ)駅・千畳敷(センジョ
 ウジキ)駅・北金ヶ沢(キタカネガサワ)駅・陸奥柳田(ムツヤナギタ)駅・陸奥
 赤石(ムツアカイシ)駅・鰺ヶ沢(アジガサワ)駅・鳴沢(ナルサワ)駅・越水(コシ
 ミズ)駅・陸奥森田(ムツモリタ)駅・中田(ナカタ)駅・木造(キヅクリ)駅・
 五所川原(ゴショガワラ)駅・陸奥鶴田(ムツツルタ)駅・鶴泊(ツルドマリ)駅
 ・板柳(イタユナギ)駅・林崎(ハヤシザキ)駅・藤崎(フジサキ)駅・川部(カワ
 ベ)駅。
 ◎1918(大正7)陸奥鉄道、五所川原駅〜川部駅間を開業。
  1927(昭和2)国有化。
  1936(昭和11)全通。
このうらまち
 【金浦町】
 ◇[日]Konoura Machi
 ○[古]秋田県南部、由利郡(ユリグン)の町。日本海に面する。
  南極探検を行った白瀬矗(ノブ)中尉の生地で、生家とその偉
 功碑がある。
 〈面積〉
  18.08平方キロメートル。
 〈人口〉
  1995(平成7)5,350人。
 ◎1902(明治35)町制施行。
  1990(平成2)白瀬南極探検隊記念館、設立。
  2005.10. 1(平成17)由利郡の仁賀保町(ニカホマチ)・金浦町・象
 潟町(キサカタマチ)の3町が合併して「にかほ市」を発足。
  参照⇒れーすなえ(レースナエ)
★このえ《このゑ》
 【近衛】
 ○(1)
 ○(2)近衛師団・近衛兵の略称。
  ⇒このえへい(近衛兵)
このえのみかど《このゑのみかど》
 【近衛御門】
 ○平安京大内裏の外郭門の「陽明門(ヨウメイモン)」の別称。
  ⇒ようめいもん(陽明門)(2)
★このえふ《このゑふ》
 【近衛府】
 ○[歴]令外の官。
  唐名は「幕府」。
  参照⇒くめべ(久米部,来目部)
 ◎ 707(慶雲4)授刀舎人寮(ジュトウトネリリョウ)として設置。
   728(神亀5)設置の中衛府(チュウエフ)に吸収。
   759(天平宝字3)授刀衛(ジュトウエイ)として復活。
   765(天平宝字 9,天平神護元)近衛府と改称。
   807(大同2)近衛府を左近衛府(サコンエフ)、中衛府を右近衛府
 (ウコンエフ)と改称。
このえへい《このゑへい》
 【近衛兵】
 ○(1)帝王・王室の守護・儀仗の任に当る護衛の兵士。
 ○(2)[古]宮中の禁衛・乗輿の警備などに当った天皇の親兵。
  単に「近衛」とも呼ぶ。
  参照⇒このえふ(近衛府),くめべ(久米部,来目部)
 ○(3)[軍]明治時代以降、帝国陸軍の近衛師団に所属した兵士。
 ◎1871(明治 4. 2.)設置された親兵を、1872(明治 5. 3.)近衛
 兵に改称。
  1873(明治6)徴兵令を施行直後は徴兵軍隊の反乱にそなえ旧
 藩士族兵をあてていたが、1875(明治8)からは徴兵制を採用。
  1891(明治24)近衛師団となる。
  参照⇒しんぺい(親兵)
 ◎江戸城北の丸の田安家の跡に近衛歩兵第一連隊、清水家の跡
 に第二連隊の兵営が建てられ、終戦まで駐屯していた。
このしろ
 【コノシロ】
 【鮗】
 ◇[学]Konosirus punctatus
 ○[魚]硬骨魚綱(Clupeiformes)ニシン目(Dorosomatidae)ニシ
 ン科(Clupeidae)コノシロ属(Konosirus)の海魚。
  体長は約25センチメートル。
  体型はイワシに似てやや側扁している。背部は青黒く、黒い
 斑点列があり、背びれの最後の軟条は糸状にのび、尾部に達す
 る。腹部は銀白色。
  本州中部以南の沿岸から東南アジアに分布し、内湾性で海藻
 の多い所にすみ小形のプランクトンを食べる。
  幼魚は「ジャコ」,「シンコ(新子)」、体長10センチほどの若魚
 なると「コハダ(小鰭)」、関西ではもう少し大きいものを「ツナ
 シ」と呼ぶ。
  「マハダ」と呼ぶ地方もある。
 ◎小骨は多いが美味で、塩焼き・あわ漬けなどにする。コハダ
 は鮨(スシ)の種(タネ)となる。
 ◎焼くと死臭を発するといわれる。
  また江戸時代には、武士の切腹の時に用いたため腹切魚と呼
 ぶとか、「この城を食う」に通じるとか、俗信によって武士は忌
 (イ)み嫌い食べなかった。
  参照⇒ぎせき(偽籍)
 ◎(「魚」偏+「祭」:補助7525),(「魚」偏+「制」:補助7491)とも書く。
このーとしゅう《このーとしう》
 【コノート州】
 ◇[英]Connacht Province
 ○アイルランド共和国北西部の州。
  「コノート地方(Connacht Region)」とも呼ぶ。
 〈5県〉
  リートリム県(Leitrim County)。
  スライゴ県(Sligo County)。
  ロスコモン県(Roscommon County)。
  メーヨー県(Mayo County)。
  ゴールウェー県(Galway County)。
このーとちほう《このーとちはう》
 【コノート地方】
 ◇[英]Connacht Region
 ○⇒このーとしゅう(コノート州)
このはがくり
 【木の葉隠り】
 ○⇒はがくれ(葉隠れ)
このはがくれ
 【木の葉隠れ】
 ○⇒はがくれ(葉隠れ)
★このはずく《このはづく》
 【コノハズク】
 【木の葉木菟】
 ○[鳥]フクロウ目の鳥。
  小型のフクロウ(梟)。
  夜間に「ブッポーソー」と鳴くので、「声の仏法僧」とも呼ぶ。
 ◎愛知県の県鳥。
 ◎姿の仏法僧:⇒ぶっぽうそう(ブッポウソウ,仏法僧)
このはなく
 【此花区】
 ◇[日]Konohana Ku
 ○大阪府大阪市の区。
★このはなのさくやひめ
 【コノハナノサクヤヒメ】
 【木花之開耶姫】
 【木花之佐久夜毘売】
 ◇[日]Konohana no Sakuya Hime
 ○[日本神話]オオヤマツミノカミ(大山祇神)の娘、ニニギノミ
 コト(瓊瓊杵尊)の妃(キサキ)。
 ◎墓:⇒さいとばるこふんぐん(西都原古墳群)
このひろいのはらいっぱい
 【この広い野原いっぱい】
 ○[楽]小薗江圭子作詞、森山良子作曲の歌謡曲。
  歌は森山良子。
 ◎1972. 1. 2(昭和47)レコード発売。
ごのへまち
 【五戸町】
 ◇[日]Gonohe Machi
 ○青森県南東部、三戸郡(サンノヘグン)の町。
 ◎2004. 7. 1(平成16)倉石村(クライシムラ)を編入。
 ◎青森県には三戸郡三戸町(サンノヘマチ)、上北郡六戸町(ロクノヘマチ)・
 七戸町(シチノヘマチ)、八戸市(ハチノヘシ)がある。
  岩手県には二戸郡(ニノヘグン)一戸町(イチノヘマチ)、二戸市(ニノヘシ)、
 九戸郡(クノヘグン)九戸村(クノヘムラ)がある。
このみち
 【この道】
 ○[楽]北原白秋(ハクシュウ)作詞、山田耕筰(コウサク)作曲の童謡。
 ◎「あかしやの花が咲いてる」で春を、「山査子(サンザシ)の枝も垂
 れてる」で秋を歌っている。
このよのはな
 【この世の花】
 ○[楽]西條八十(ヤソ)作詞、万城目正(マンジョウメ・タダシ)作曲の歌謡
 曲。
  歌は島倉千代子。
 ◎1980. 3.(昭和55)レコード発売。
このり
 【コノリ】
 【兄鷂】
 ○[鳥]ハイタカ(鷂)のオス(雄)の別称。
  ⇒はいたか(ハイタカ,鷂)
ごのりあ
 【ゴノリア】
 ◇[英]gonorrhea/gonorrhoea
 ○[病]淋病(リンビョウ)。
★このわた
 【海鼠腸】
 ○[食]ナマコの腸(ハラワタ)の塩辛(シオカラ)。
----------------------------------------------------------------