auの拡張現実アプリが“現実的”だったことふぉーんなハナシ

» 2009年07月28日 17時50分 公開
[山田祐介,ITmedia]

 NTTKDDIARKDDIau one βHT-03A1000AR
photophoto ワイヤレスジャパンでデモンストレーションを行っていた、「実空間透視ケータイ」(写真=左)と「直感検索・ナビ」(写真=右)

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photophotophoto デモでは、サービスによって端末の上下の傾きとマップを連動させるかを切り替えていた。「地球アルバム(β版)」は上下の動きと連動していた(写真=左/中央)が、店舗情報を表示するサービス「MAWARIPO」では、マップの地平線が固定されている(写真=右)

 例えば「天井の一部」といったピンポイントな情報には、端末の向きとフルに連動した画面表示が必要だが、店舗や施設の位置ぐらいなら、上下の動きに画面が連動しないほうが使い勝手はよさそうだ。コンテンツの特性に合わせて、そうした挙動を調整できるのが、3Dマップならではのメリットだろう。

 3次元をくまなくカメラ映像で“拡張”できることは非常に魅力的だが、処理の負荷や位置情報の精度などを考えると、まだまだソフト、ハードともに改良が必要。そんな過渡期のARにとっては、見た目の斬新さには欠けるが、3D表示というのも現実的な手段だと思った。

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