ほかにも、ソフトウェアキーボードの機能向上やパフォーマンスの向上したらしいのですが、あまり大きな変化はなかったというのが正直な感想です。もともと起動に時間がかかるようなアプリは使わないので、起動時間が大きく変化するわけでもないし(ただし軽くなったなという実感はある)、ソフトウェアキーボードについては、フリック入力のために「simeji」を使っており、プリインストールされているキーボードを使っていなかったという理由もあります。
また、このアップデートで1つだけ不満な点があります。それは画面キャプチャアプリの「shootme」が使えなくなってしまったことです。この記事のように、レビューを書く際は画面キャプチャが重要なので、アップデート後にshootmeが使えないと分かったときに相当焦ったのを覚えています。「キャプチャが取れないと問題あるの?」と思う人もいると思いますが、EVO WiMAXについてブログに書くときや、ネット上で不具合を相談するときなど画面キャプチャが必要な場面はあるため、困った人は多かったのではないでしょうか。Googleで「shootme」と検索すると、アップデートでshootmeが動かなくなったという相談をしている「価格.com」内の質問スレッドが2番目に出てきます。
Cメールはどうなったのでしょうか? アップデートの内容に、送信方法の改善という項目があるので、メールを送ってから相手にメールが届くまでの時間を計ってみました。
Cメール送信時間の変化(3回平均) | ||
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OSアップデート前 | OSアップデート後 | |
メール送信時間 | 16秒 | 9秒 |
なんと時間が約半分になりました。「9秒と16秒ってそんなに大きな差なの?」と思うかもしれませんが、送信時間が8秒となったことで、チャットのようにして使うにも実用に耐えうる秒数になったと思います。
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