第5回 WM3500R+有線LANクレードル、「ADSLをやめ、WiMAX 1本にして大丈夫か」を検証“WiMAX Speed Wi-Fi”「AtermWM3500R」ロードテスト(1/2 ページ)

» 2011年03月30日 11時00分 公開
[坪山博貴,ITmedia]
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自宅回線「ADSLをやめてWiMAXに切り替え」ても大丈夫か を検証

photo AtermWM3500Rとオプションのクレードル「PA-WM02C」

 前回は主にNECアクセステクニカ「AtermWM3500R」を有線接続で利用するメリットをねっちり考察したが、今回はオプションの有線LANポート付きクレードル「PA-WM02C」を用いて、固定回線代わりに利用した場合の使い勝手を検証しよう。

 筆者宅には光ファイバー回線があり、有線LANポート付きの無線LANルーターが接続されているが、この有線LANポートにはギガビット対応スイッチングハブを接続し、有線LAN機器はすべてハブにつないで運用している。このため、光回線をWM3500Rを経由したWiMAX回線に置き換えるのもすこぶる簡単である。無線LANルーターとハブをつないでいるLANケーブルを外し、代わりにWM3500R+PA-WM02Cをハブに差すだけでOKだ。

 ちなみに今回通信速度を検証した場所は、WM3500R読みでWiMAXアンテナバーが3本中2本。WiMAXの通信速度は下り10M〜12Mbps、上り3Mbps程度になる。100Mbpsクラスの光回線には遠く及ばないが、ADSL環境との比較であればかなり高速な部類に入ると言ってもよいだろう。今回はハブの上に直置きで済ませてしまったが、長めのLANケーブルを使ってより電波の入りがよい窓際などに本機を設置するのももちろんありだ。


photophoto PA-WM02Cの後面に100BASE-TX準拠の有線LANポートが備わる。今回検証した「家庭内インターネット回線の親機」用として使うシーン以外に、無線LANを備えないデスクトップPCやテレビやレコーダーなどのネットワーク対応AV機器を接続するシーンにも大変重宝する(写真=左)。「ADSLなどから切り替え」なら、ADSLモデムなどからそのまま置き換えてしまえばよいだけだ

photo 1台のPCを無線LAN接続してYouTubeの1080p動画を再生。ほぼ途切れることなくデータを受信できていることが分かる

 4PC41DHCPIP1IPWM3500RPC2PCLANLAN

 WebYouTubeHD10MbpsWiMAXWiMAX2

 PCYouTube1080pLAN+LANLAN+LANLAN+LANLANIEEE802.11n23LAN+LAN+LANPC

 480pSD34YouTube使WiMAXWiMAXMbpsPC
photophoto 同様に2台のPCを接続。下り速度が落ち込んだ部分もあったが、これはバッファーで問題なくカバーされたので再生は途切れなかった

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