特集 2013年7月2日

夏の文房具フェス2013

今年も夏が始まる。
今年も夏が始まる。
 
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ビッグサイトに文房具集結

ビッグサイトのイベントは、やはりビックサイトの外観から始めたい。
ビッグサイトのイベントは、やはりビックサイトの外観から始めたい。
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ISOT
水・木・金の平日開催だが、関係者だけで相当混みあう。
水・木・金の平日開催だが、関係者だけで相当混みあう。

早速会場に入る

このホール内に文房具が死ぬほどあります。
このホール内に文房具が死ぬほどあります。
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ISOT
 

他にもまだまだ面白い文房具が大量に出展されていたのだが、今回の記事ではとてもじゃないが紹介しきれなかった(これで全体の1/16ぐらい)。
ということで、僕が所属する文房具トークユニット・ブングジャムが、夏のISOTを取材して回った内容を元にしたトークイベントを都内で行います。
ISOT会場で聞いた最新文房具トピックスから、秋以降の「この文房具を買っておけば間違いない」オススメ情報まで、3時間びっしり文房具漬けです。
やらしい話で恐縮ですが、毎回満員になるイベントなので、ご予約はお早めにどうぞ。
カマタ・ブングジャム

関係ないが、ビッグサイトは掃除用のモップもビッグ。

関係ないが、ビッグサイトは掃除用のモップもビッグ。
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日本カレンダーの懐かしいメモ

で、会場内をうろうろと回ってまず最初に気になったのは、文房具メーカーじゃないところが作った文房具だった。
第一気になり文房具発見。
第一気になり文房具発見。
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紙が薄いので、分厚いわりには妙に軽い。
紙が薄いので、分厚いわりには妙に軽い。
あ、あの紙だ。
あ、あの紙だ。



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デビカの乙女事務用品

学童向けの文房具や書類の綴じ紐など事務系を出しているデビカが、おかしな事になっていた。
乙女系、女子力高い事務用品ラインナップ。
乙女系、女子力高い事務用品ラインナップ。
もともとデビカは、指に付ける紙めくりサックをかわいいリボン型にするなど、なぜか事務用品の女子力を上げたがる癖のあるメーカーだったのだが、ついにそれが高じすぎて『オトメスピカ』なる乙女事務用品ブランドを立ち上げてしまったのだ。
乙女ペーパーファスナー『フィルサポ』
乙女ペーパーファスナー『フィルサポ』
書類をまとめて綴じておくためのペーパーファスナーという道具があるのだが、それがカラフルかつ花やハートや羽根ペンといった乙女なデザインになっている。
事務用品の女子力を高める必要性というのが僕には良く分からないのだが、とにかく今までに無かった発想だというのは認めざるを得ない。斬新すぎる。
やだ…ペーパーファスナーなのにカワイイ…
やだ…ペーパーファスナーなのにカワイイ…
シリコン輪ゴムの『Wowゴム』も乙女系。
シリコン輪ゴムの『Wowゴム』も乙女系。
書類以外のものも女子力高くまとめたいという需要があるのかどうかは分からないが、そういう場合は輪ゴムも乙女チックにすればよい。
ペットボトルの目印にしたり。
ペットボトルの目印にしたり。
ボールペンに巻いてもかわいい。
ボールペンに巻いてもかわいい。
上の写真のように、自分の目印として使うのもオススメだ。抜群に乙女である。
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高精細ペーパークラフトのウラノランド

ISOTは国際文具・紙製品展なので、文房具以外の紙製品もある。
今回すごかったのが、ウラノランドの3Dペーパーパズルだ。
紙をプラモデルのように組み立てるキット商品。
紙をプラモデルのように組み立てるキット商品。

ウラノは紙製の展示什器などディスプレイ用品を作るメーカーなのだが、こんなすごいクオリティの紙工作キットもやっていたとは知らなかった。
いま流行りのダイオウイカ。
いま流行りのダイオウイカ。
フレーム構造のクリオネ。
フレーム構造のクリオネ。
たぶん世界トップランクにかっこいいミジンコ。
たぶん世界トップランクにかっこいいミジンコ。
細かすぎるリーフィーシードラゴンとウニ。このままナショジオTVに出てもおかしくない。
細かすぎるリーフィーシードラゴンとウニ。このままナショジオTVに出てもおかしくない。
繊細すぎるミノカサゴ。
繊細すぎるミノカサゴ。




調
  童話シリーズ『赤ずきん』。狼がお婆さんのメガネをかけてるところが細かい。
童話シリーズ『赤ずきん』。狼がお婆さんのメガネをかけてるところが細かい。
童話シリーズ『不思議の国のアリス』。時計が。
童話シリーズ『不思議の国のアリス』。時計が。
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kamiteriorは今年も可愛すぎた

kamiteriorのくるりと丸めて使う超絶かわいい伝言メモ『Ku・ru・ru』シリーズ、今年の新作がまたドかわいいとの噂を聞き、急いでブースに行ってみた。
新製品、Ku・ru・ru『co-risu』
新製品、Ku・ru・ru『co-risu』
細長いメモをくるりと丸めて相手の机の上に置いておく。恋が始まる。
細長いメモをくるりと丸めて相手の机の上に置いておく。恋が始まる。
だいたいこんなメモで伝言を伝えられたら、伝える内容以前にリスの可愛さにめろめろだろう、普通は。伝わるわけがない。
Ku・ru・ruの使い方イメージ。メモに伝言を記入。
Ku・ru・ruの使い方イメージ。メモに伝言を記入。
伝言を内側にくるっと丸めて。
伝言を内側にくるっと丸めて。
切り込みで止める。
切り込みで止める。
完成。(例:Ku・ru・ru usa-gi)
完成。(例:Ku・ru・ru usa-gi)
Ku・ru・ru『ukiyo-e 弐』
Ku・ru・ru『ukiyo-e 弐』
こちらも新製品。富岳三十六景などをモチーフに、メモを丸めるだけで浮世絵を立体化するukiyo-eは第二段。
サンリオとのコラボアイテム。こちらはもう発売中。
サンリオとのコラボアイテム。こちらはもう発売中。
丸から四角に。
丸から四角に。
さらに新製品として、箱形に折るタイプのメモ『cobaco』も登場。
丸めたり折ったり、なんにせよメモを平たく置くことを知らないメーカーである。
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ふせんの新メーカー・Backstreetfactory

聞いたことのないメーカーだったが、今年の一月に「東京の町工場が連携し新しい価値で新しいものを生み出す集団」として立ち上げられたらしい。
ブースに並べてあるラインナップを見る限り、ふせんに特化していくようだ。
文字を切り抜いた『DENMO』と人間型の『MENMO』。
文字を切り抜いた『DENMO』と人間型の『MENMO』。
人間の形に抜いたふせんは他メーカーでもすでにいくつか出ていたが、この『MENMO』は足と手の両方に粘着面がついているのがポイント(他社のはだいたい足だけ粘着)。
手足の粘着面はそれぞれ破り取る事も可能。
手足の粘着面はそれぞれ破り取る事も可能。
手足の両方に粘着があると何がどうポイントになるかというと…。
このポーズでしっかり固定。
このポーズでしっかり固定。
このように、土下座のポーズで固定できるのだ。
さらに粘着面にお詫びの気持ちを書き込んで相手の机の上に貼っておけば、大抵のトラブルはなんとなくチャラにできるのではなかろうか。

海外メーカーも出展

ISOT

痛々しいメモスタンド『勇気小子』
痛々しいメモスタンド『勇気小子』
台湾のデザイングループ iThinkingは去年からの出展だ。
『勇気小子 BRAVE』は、金属の人形にメモをくっつけて磁石内蔵の武器で押さえつける…というメモスタンド。これは去年もあった。というか僕も最終日に売ってもらった。

「今年は新製品ないの?」と訊くと、取り出してきたのがこれだ。
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まさかの『拡張武器セット』だ。もちろん今回はこれも最終日に売ってもらった。
どうやらまだ台湾でも作られたばかりで値段が付いてないらしく、その場で「えー、いくらにしようかなー。わかんないなー。じゃあ2つセットでこれぐらい」と、なんだか申し訳ないような安値で交渉成立してしまった。

インディペンデント文房具メーカーの曙

独立系メーカー・ベアハウスの『立つノートカバー』
独立系メーカー・ベアハウスの『立つノートカバー』
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ベアハウスの阿部さん。いま気がついたけどアベを逆さにしてベアハウスなのか。
ベアハウスの阿部さん。いま気がついたけどアベを逆さにしてベアハウスなのか。
Twitterで集まった関西の文具好き集団『どや文具会』の意見を集約して作ったペンケースなどの他に、机の上で自立する『立つノートカバー』を出展していた。
PP製のノートカバー。このサイズだと、A5のノートが収納できる。
PP製のノートカバー。このサイズだと、A5のノートが収納できる。
「営業とかやってると、外で一日取ってきたノートを机に立てて、それを見ながらキーボードで入力したい時があったんですよ。それでこんなの要るかなって」
今まで営業職を経験したことがないので果たしてそんな需要があるのか理解できなかったが、ベアハウスのブースをしばらく眺めていると、いかにも営業らしい風体の人があからさまに「…これ、いいなぁ」と興味を示してノートカバーを触っていくのを何度か見かけた。みんなノートを立てたがっているのか。
カバーの背を折り曲げて。
カバーの背を折り曲げて。
筒状にスナップで留めて。
筒状にスナップで留めて。
こんな感じで立ちます。
こんな感じで立ちます。
ちなみにこの『立つノートカバー』はクラウドファンディングで欲しい人を募ってから生産するとのことで、現時点ではまだ試作品だ。もしノートが立つということに興味のある方は、チェックしてみよう。

ビバリーの新ふせんはかなり欲しかったヤツ

新ふせん、ブースの角でさりげなく出してた。
新ふせん、ブースの角でさりげなく出してた。
名前だけで機能も理解できる『ココサス』
名前だけで機能も理解できる『ココサス』


こんな感じで貼れば、必要な部分を見逃さない。
こんな感じで貼れば、必要な部分を見逃さない。

便

指先や矢印、鉛筆や傘など、大事な部分を指示し放題。
指先や矢印、鉛筆や傘など、大事な部分を指示し放題。
あともう一つのかわいいヤツは、容器がポイント。
お菓子が入っているっぽいツルンと丸い缶に、円形のメモ用紙がギッシリ入っているのだ。だから名前は『めもかん』。
  画像上部のボカしてある部分は、まだ公開しちゃいけない情報が載ってます。
画像上部のボカしてある部分は、まだ公開しちゃいけない情報が載ってます。
ねこかんとことりかん。
ねこかんとことりかん。
円形のメモは、二つ折りにするとネコになったり小鳥になったりする。これはかわいい。

シヤチハタ印でシャチを描く試み

シヤチハタブース。
シヤチハタブース。
印鑑などでお馴染みのシヤチハタのブースでは、3日間通してちょっと変わったイベントをやっていた。
上が見本、下が作品、左が説明のお姉さん。あと手に持ってるのが印鑑。
上が見本、下が作品、左が説明のお姉さん。あと手に持ってるのが印鑑。
シヤチハタのネーム印をドット代わりにしてシャチの絵を描こう、という試みだ。
上にある見本のシャチの絵を見本にして、同じように印鑑を押して色を塗っていく感じである。
ちなみに写真は最終日の13時ごろだったはずなので、もうほとんど完成に近い頃合いだろう。
ボディは『鯱』で、目は『目』の印鑑。色もちゃんと部位に合わせてある。
ボディは『鯱』で、目は『目』の印鑑。色もちゃんと部位に合わせてある。
『鯱』と『空』と『雲』
『鯱』と『空』と『雲』
これが今回の画材。印鑑メーカーならではの好き放題。
これが今回の画材。印鑑メーカーならではの好き放題。
さすがに印鑑メーカーだけあって、転用の効かなさそうな変な印鑑を気さくに作ってくる。『目』とか『口』とか。
個人的には『鯱』の朱印は格好良いので欲しいのだが、あれ、イベント終わりで使わなくなったら売ってくれないだろうか。
あたりかまわず『鯱』と押したら、かなり名古屋人っぽくて楽しいかも知れない。
そういえば、林さんが取材された2009年のISOTでは、MAXが新製品の『3秒で乾く朱肉』をアピールするために『3秒』という印鑑を作っていた。あれもかなり欲しかった。
この印鑑、いままだMAXの社内にあるんだろうか。(2005年の記事より)
この印鑑、いままだMAXの社内にあるんだろうか。(2009年の記事より)
ところでこのシャチの絵は、完成後にシヤチハタのFacebookのカバー写真にするとのこと。
せっかくなので、僕もシヤチハタのカバー写真に一手加えるべく捺印させてもらった。
せっかくなのでご本尊を捺すよ。
せっかくなのでご本尊を捺すよ。


昨年のシヤチハタのヒット商品『ケズリキャップ』。新製品の二穴タイプも。
昨年のシヤチハタのヒット商品『ケズリキャップ』。新製品の二穴タイプも。
シヤチハタと言えば、昨年は空きペットボトルに装着して削り屑を溜めるキャップ式鉛筆削り『ケズリキャップ』がかなりのヒット商品になっており、今年はそのバリエーションが展開されていた。
受験用文具はだいたい五角形。
受験用文具はだいたい五角形。
鉛筆の形をモチーフにした六角形のケズリキャップに対して、合格祈願文具として五角形の『合格ケズリキャップ』も出ている。「合格」と「五角」をかけた五角形の鉛筆は合格祈願グッズの大定番なのだが、鉛筆削りまで五角形なのはちょっと珍しい。
こちらはケズリキャップの専用ボディ。ざっくり言えば空のペットボトル。
こちらはケズリキャップの専用ボディ。ざっくり言えば空のペットボトル。
ケズリキャップは「ペットボトルに削り屑を溜め込んで、満タンになったら燃えるゴミとして捨てる」という前提の商品なのだが、自治体によってはペットボトルを燃えるゴミにするのはまかりならぬ、というところもあるそうで。とはいえ、ペットボトルの口から削り屑を掻き出すのは中々に面倒だ。
そこでシヤチハタはオリジナルのケズリキャップ専用ボディを開発したのである。
ぱかり。
ぱかり。
真ん中から大きく開けることのできるペットボトルだ。このボトルとケズリキャップをセットにして発売するとのこと。
ただ、ケズリキャップは手近にあるペットボトルを削り屑入れとして転用できるというのが売りだったはずなのだが、こういうのを付けてしまうと、キャップじゃなくて単にちょっと大きい普通の鉛筆削りになっちゃうんじゃないか。明らかにアイデンティティーの喪失だ。
展示の隅っこにあった、カラフルな削り屑満載のケズリキャップ。やはり削り屑は美しい。
展示の隅っこにあった、カラフルな削り屑満載のケズリキャップ。やはり削り屑は美しい。

ふせん機能アップの応援団

サポーター軍団あらわる。
サポーター軍団あらわる。
紙製品メーカーの平和堂が昨年発売したのが『ふせんするサポーター』というふせん。名前の通り、あくまでもふせんとして使えなくはないよ、という体の商品である。
 ふせんするサポーター、サッカー。他にも野球やバスケなど10種のスポーツがある。 ふせんするサポーター、サッカー。他にも野球やバスケなど10種のスポーツがある。
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これなら大丈夫。
これなら大丈夫。
 
ハンガーにかかってるふせん、というのが新しい。
ハンガーにかかってるふせん、というのが新しい。
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これであなたの机もギャル服ショップね(ショップがどんなのかも知らないので適当に言いました)
これであなたの机もギャル服ショップね(ショップがどんなのかも知らないので適当に言いました)
ふせんで着せ替えよ。ウフフキャッキャ。
ふせんで着せ替えよ。ウフフキャッキャ。
「時間がある時は壁に貼ってファッションショーもいいですよ!」と平和堂の人に言われたが、それはあんまり40代男性が公に楽しんでいると言ってよいプレイでは無いと思う。

カモ井加工紙は全力で女子向け

クラフト好きの女子なら間違いなく自宅に可愛い柄の10本20本は転がっている、というのが現在のマスキングテープブームの現状。マステを本当に塗装のマスキングにしか使ったことのないような荒くれ者では、昨今の文房具業界の荒波は渡っていけないのだ。
カモ井加工紙という社名は知らなくても「マステ」という商品名は知ってる。
カモ井加工紙という社名は知らなくても「マステ」という商品名は知ってる。
アクリル板にマステを貼った展示がかっこいい。
アクリル板にマステを貼った展示がかっこいい。
いまやオリジナルを含めると何千柄と発売されているのではないかというマスキングテープ。コレクター魂に火の着いた女子は同好の士と柄のトレードとシェアを繰り返しているらしく、もはや単にバトルしない遊戯王カード、みたいな感じである。
そこでとうとう、大元のカモ井もマステトレードに便利なグッズを公式に開発したという次第。
マステ巻き機『mt makimaki』
マステ巻き機『mt makimaki』

使

SONICが鉛筆キャップに新ソリューション

昨年の発売以降3ヶ月で30万個という怪物的なヒット商品になったラチェット機構付き鉛筆削り『ラチェッタ』は、『ラチェッタ・カプセル』にバージョンアップ。
鉛筆を挿して左右にひねるだけで削れてしまうラチェット機構の便利さはそのままに、短い鉛筆でも削りやすくなるキャップをプラスした。
ラチェット機構はそのままに短い鉛筆も削りやすく。
ラチェット機構はそのままに短い鉛筆も削りやすく。
しかし、この商品に関してはすでに新聞やワイドショーなどでも取り上げられており、いまさら僕がどうこう言ってもしょうがないっぽい。いや、鉛筆削りとしてはめちゃくちゃイイんだけど。

個人的には、SONICのブースでなぜか隅っこの方でひっそり展示されていた鉛筆キャップがかなりシビレる出来映えだったので、こちらを紹介したい。
声に出して読みたい日本語、『シュポッチ』
声に出して読みたい日本語、『シュポッチ』
使



「さあ、キャップを抜いてなにか書くか」(漠然とした小芝居)
「さあ、キャップを抜いてなにか書くか」(漠然とした小芝居)
「シュポン」
「シュポン」

便

セメダインの乾かないセメダイン

接着剤でお馴染みのセメダインは毎年地味に新しい接着剤を発表してくれるので、いつもブースをチェックするのが楽しみなメーカーのひとつである。
今年は貼って剥がせる接着剤(正しくは粘着剤)『セメダインBBX』が展示されていた。
ちなみに正式名称は「高機能湿気反応型液体弾性粘着剤」だ。長い。
ちなみに正式名称は「高機能湿気反応型液体弾性粘着剤」だ。長い。
BBX
戦車が板にくっついてる。こういう変な展示方法も実はセメダインブースの魅力。
戦車が板にくっついてる。こういう変な展示方法も実はセメダインブースの魅力。
キャタピラにBBXが塗ってある(半透明のゼリーみたいなやつ)。
キャタピラにBBXが塗ってある(半透明のゼリーみたいなやつ)。

使
セメダイン、なんとなく女子向けに寄せてきた。
セメダイン、なんとなく女子向けに寄せてきた。
使


粘着ブランドSTALOGY

STALOGY
STALOGY
使
STALOGY
STALOGYブース。かなりオッシャレー。
STALOGYブース。かなりオッシャレー。
ブースの正面に飾ってある巨大なリンゴの点描画が目を引くのだが、これが近付いてみると何か様子がおかしい。
アーティスティックリンゴ。
アーティスティックリンゴ。
拡大図。素材が薄い和紙なので透けててきれい。
拡大図。素材が薄い和紙なので透けててきれい。
STALOGY
使鹿鹿使ISOT
ちなみにこれが元のマスキング丸シール。カラフル。
ちなみにこれが元のマスキング丸シール。カラフル。
あと、STALOGYの新製品で気になったのは『はがせるくっつくファイル』というもの。
説明していそうで実はあんまり説明になってない商品名。
説明していそうで実はあんまり説明になってない商品名。


クリアファイルが本のようにめくれるファイル。
クリアファイルが本のようにめくれるファイル。
使
使
STALOGYの方「ほら、簡単に外れます」 きだて「あらやだ本当だわー」
STALOGYの方「ほら、簡単に外れます」 きだて「あらやだ本当だわー」
タネは簡単で、ファイルの背の内側(下写真の白い部分)が粘着材になっており、クリアファイルの端がここに引っ付くようになっているのだ。
こんなところにまで粘着材。さすがコロコロの技術は伊達じゃない。
粘着材は何回でも使用可能。
粘着材は何回でも使用可能。
粘着ついでに、本家コロコロの技術ど真ん中の製品もあった。
昨年、ニトムズと文房具メーカーのキングジムが共同開発という形で、スマホやタブレットの液晶面についた皮脂や埃をコロコロで除去する『iコロコロ』という商品が発売されたのだが、今年はSTALOGYから改良版として『タッチパネルコロコロ』が展示されていた。
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「あら本当にフィルムは剥がれないけどきれいになるわー」
「あら本当にフィルムは剥がれないけどきれいになるわー」
やはり、本気でコロコロの技術が文房具ブランドに転用されているのが面白い。
この面白さは、ミリタリーマニアが軍事技術を民生に転用したものを見てグッとくるようなものだろうか。いや、コロコロも力の限り民生技術だけど。
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