2015.08.12

なぜ私たちには中国が「脅威」にみえるのか

『日本と中国、「脱近代」の誘惑』著者、梶谷懐氏インタビュー

情報 #新刊インタビュー#日本と中国「脱近代」の誘惑#中国の脅威

安保法案の議論とともに、「中国の脅威」が注目されるようになった。しかし、私たちが触れる中国の情報は「共産党の共青団派と太子党の対立」「中国のバブルが崩壊寸前」といった政治のごたごたと経済崩壊論のみ。いったい、中国はどのような国なのだろうか。そして、なぜ日中関係は緊張しているのだろうか――『日本と中国「脱近代」の誘惑』で「近代化」を切り口に日中・東アジアの現在を分析した梶谷懐氏に話を伺った。(聞き手・構成/島田昌樹)

中国=巨人という単純化




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「脱近代」ってなに?




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専門家以外ほとんど知らない日中の違い






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「中国の脅威」をめぐって






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「希望は民間にあり」














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プロフィール

梶谷懐現代中国経済論

神戸大学大学院経済学研究科教授。博士(経済学)。専門は現代中国の財政・金融。2001年、神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了。神戸学院大学経済学部准教授などを経て、2014年より現職。主な著書に『現代中国の財政金融システム:グローバル化と中央-地方関係の経済学』(名古屋大学出版会、 2011年)、『「壁と卵」の現代中国論』(人文書院、2011年)、『日本と中国、「脱近代」の誘惑』(太田出版、2015年)などがある。

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