2016.10.06

都市に住むことの本当の価値とは?――「東京一極集中の弊害」論の誤り

『東京どこに住む?』著者、速水健朗氏インタビュー

情報 #新刊インタビュー#都市間格差#東京どこに住む?

今、世界中で都市への人口一極集中が起きている。日本においても東京中心部の移動が活発化する中、政府は地方移住の促進など人口拡散を目指す政策を進めている。しかし、そもそも都市への人口集中は何が問題なのか。どこに住むかの重要性がかつてなく高まっている現代において、都市に住むことの本当のメリットとは何なのか? その真相に迫った本『東京どこに住む? 住所格差と人生格差』(朝日新書)の著者、速水健朗氏にお話を伺った。(聞き手・構成/大谷佳名)

東京で今、何が起きているのか


 













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速水氏
速水氏

中心部への集中は自然な流れ




2000

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飲食が街の姿を変える




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2宿







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都市が持つ最大の経済外部性




1980

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1970



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「都会に住むのが後ろめたい」気持ち












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α-Synodos vol.200

 

プロフィール

速水健朗ライター

1973年石川県金沢生まれ。パソコン雑誌の編集者を経て、現在はフリーランス編集者、ライター。専門分野は、メディア論、都市論、ショッピングモール研究、団地研究。TOKYO FM『クロノス』にMCとして出演中。主な著書に、『ラーメンと愛国』『団地団』『都市と消費とディズニーの夢』『フード左翼とフード右翼』『東京どこに住む?』など。

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