2014.11.10

関東大震災における朝鮮人虐殺――なぜ流言は広まり、虐殺に繋がっていったのか

加藤直樹×山田昭次×荻上チキ

社会 #荻上チキ Session-22

91年前に起こった関東大震災。そこでは、「朝鮮人が武器を持って暴動を起こしている」、「井戸に毒を入れている」などといった流言が広まり、日本人によって多くの朝鮮人が命を奪われる事態になった。では、なぜそのような流言が広がり、朝鮮人の虐殺に繋がっていったのだろうか。ヘイトスピーチが問題となる今、関東大震災について考えることで、私たちは歴史から何を学ぶべきかを追求していく(TBSラジオ 荻上チキSession-22 「加藤直樹×山田昭次『関東大震災』もうひとつの記録」より抄録)。(構成/若林良)

■ 荻上チキ・Session22とは

TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます。あなたもぜひこのセッションに参加してください。番組ホームページはこちら → http://www.tbsradio.jp/ss954/

なぜ、関東大震災への関心を持ったか


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本当に虐殺はあったのか


 





 



 

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根底にある愛国心教育と、朝鮮人への差別意識


 

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「国のため」としての虐殺


 



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デマや流言の大きな広がり


 

 

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震災当時のメディアの麻痺


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阻止できたケースもあった


 

 

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根底にある「歴史」を読み解く


 



 



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国家によるメディアの操作


 

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プロフィール

加藤直樹フリーライター


1967退20143

この執筆者の記事

山田昭次日本史

1930年生まれ。立教大学名誉教授。近著に『関東大震災時の朝鮮人虐殺とその後―虐殺の国家責任と民衆責任』(創史社)『全国戦没者追悼式批判―軍事大国化への布石と遺族の苦悩』(影書房)『関東大震災時の朝鮮人迫害―全国各地での流言と朝鮮人虐待』(創史社)など。

この執筆者の記事

荻上チキ評論家

「ブラック校則をなくそう! プロジェクト」スーパーバイザー。著書に『ウェブ炎上』(ちくま新書)、『未来をつくる権利』(NHKブックス)、『災害支援手帖』(木楽舎)、『日本の大問題』(ダイヤモンド社)、『彼女たちの売春(ワリキリ)』(新潮文庫)、『ネットいじめ』『いじめを生む教室』(以上、PHP新書)ほか、共著に『いじめの直し方』(朝日新聞出版)、『夜の経済学』(扶桑社)ほか多数。TBSラジオ「荻上チキ Session-22」メインパーソナリティ。同番組にて2015年ギャラクシー賞(ラジオ部門DJ賞)、2016年にギャラクシー賞(ラジオ部門大賞)を受賞。

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