温泉オタクの私がどうしても忘れられない40の最ッッ高な温泉を紹介する
私は東京で働くネットニュースの中の人でして、温泉とまったく関係のない仕事をしているのですが、常々思っていることがあります。
東京にいれば世界中の美味しいものが食べられるし、インターネットを使えば世界中の面白いコンテンツで永遠に退屈しないんだけど、温泉はちがうんだ、そこに行かないと浸かれなくて嗅げなくて、だからめちゃくちゃ面倒なんだけど本当に最高なんだ、と。
いい温泉はだいたい山奥とか僻地とかにあったりして、行くのが本当に大変です。海外旅行のほうが安いこともざら。これまで温泉ライター、旅行雑誌の編集を経て、今ただの﹁温泉が生きがいな会社員﹂なのですが、時間と手間とお金のかかる趣味を持ってしまった…とものすごく思っています。ボーナスすぐ溶ける。
これまで訪れた温泉、24歳現在で400ほど。北は稚内、南は屋久島まで。達人とまでは言えませんが︵温泉の世界には何千入ったという人がザラにいる︶、それなりの温泉オタクです。
本記事では私がどうしても忘れられない40の最ッッ高な温泉を紹介します。いろんなところ行ったけど、全然頭から離れなくてまた行きたすぎる温泉のことです︵すみませんニュアンス伝わりますか︶。40/400って厳選感なさすぎワロタと感じるでしょうが、どこも最ッッ高だから許してください。30に絞ろうかと思ったけど絞り切れなかったよ、、温泉は基本最高だから、、、!!!
前回の記事では私が考える﹁いい温泉の定義﹂を書いています。
そろそろ温泉行きたくなる季節なので、﹁いい温泉﹂の定義と、見つけ方、選び方の話をします。
あ、あと以下は順位付けではありません。もう廃業されていたらごめんなさい。ほぼ源泉かけ流しです。
※公式HPより ﹁千と千尋﹂の舞台になったと言われる積善館。まあもう、この美しさですよね、、何度だってこの湯場に行きたいと思いますもん。透明まろやか湯でひったひたの情緒たっぷりな湯船に、永遠に沈んでいたい。
関東・甲信越
#1 神奈川・湯河原温泉﹁ままねの湯﹂
湯河原の路地にたたずむ公衆浴場。湯船がひっそり置いてあるだけのシンプルな湯場です。めちゃくちゃ熱くて染みる温泉でぜんぶ吹っ飛びます。都心から近い湯河原で本物の湯治場を体感できるのグッときます。#2 栃木・喜連川温泉郷﹁早乙女温泉﹂
喜連川温泉郷随一の硫黄含有量で、匂いがものすごく濃いんです。シャワーも蛇口も温泉で、キュキュッとする濃厚塩湯。たゆたゆオーバーフローの大きい湯船、半露天、たまりません。なによりエメラルドグリーンの色湯が美しすぎる。#3 群馬・草津温泉 共同浴場
草津LOVE。点在する共同浴場は訪れるたびに浸からせてもらっています。硫黄の匂い&あつあつのつっぱり酸性泉、安定の天国なのです。500㎡ある﹁西の河原露天風呂﹂とセットで絶対行っちゃう。 湯畑、ほんとエモくてきれい。#4 群馬・みなかみ温泉郷﹁法師温泉 長寿館﹂
※公式HPより 湯底から源泉が湧いている﹁足元湧出﹂でもう悩殺。温泉は硫黄臭とほんのり鉄味、植物の匂いがして、抜群の鮮度と透明感です。日帰りは混浴&バスタオル不可なので女性は無理ゲーなのが残念。#5 群馬・四万温泉﹁積善館﹂
※公式HPより ﹁千と千尋﹂の舞台になったと言われる積善館。まあもう、この美しさですよね、、何度だってこの湯場に行きたいと思いますもん。透明まろやか湯でひったひたの情緒たっぷりな湯船に、永遠に沈んでいたい。