PC、スマホの「次」のデヴァイス:MITメディアラボが描くインターフェイス研究の最前線

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PC、スマホの「次」のデヴァイス:MITメディアラボが描くインターフェイス研究の最前線
MITFluid Interfaces71011MIT Media Lab@Tokyo2014

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「インテルやApple Ⅱが誕生して40年以上を経ていますが、いまだコンピューターは箱型の域から脱していません。さらに言えば、一般的に利用され始めた1980年代から使い方も何も変わっておらず、わたしたちはコンピューターの前に座ったりデヴァイスをもち、かつなにかの作業をするために集中しなければ使うことができません」


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1Sixth Sense

2009年に発表された「Sixth Sense」は、AR技術を使って情報を投影するウェアラブルテクノロジーだ。指の動きに合わせて投影した情報を操作したり、デジタル情報を現実世界にレイヤーとして重ねたりすることができる。

デヴァイスではなく情報インターフェイスのあり方に大きなシフトを起こそうと取り組んだこの技術は、パティの研究グループの大きな基礎研究になっていると言える。

2.Finger Reader

デジタルをオフラインに反映するだけでなく、現実世界の情報を違った情報に変換することも新しい情報インターフェイスのあり方と言える。指先に装着した「Finger Reader」は、目の不自由な人たちのために、テキストをなぞると即時にテキストを音声で読み上げてくれる指輪型のデヴァイスだ。

システムのコアは、テキスト抽出アルゴリズムと読み上げソフトで、高解像度の動画カメラと装着者に触覚的なフィードバックを与える振動モーターが備わっており、指を動かすべき方向へ導いたり、行の終わりがきたらそれを伝えたりする仕組みになっている。

3.WordConnenct


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4.LuminAR

デヴァイスに取り付けた装置から壁や机に投影したARを通じて、あらゆるものが情報インターフェイスとなるテクノロジーだ。投影されたプロジェクターはジェスチャーの高さや深さなどを計測し、立体物質の情報も読み取ることができる。


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5.Smart Object


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TEXT AND PHOTOS BY SHINTARO EGUCHI