「電話のなかにAIを構築する」というグーグルの壮大なヴィジョンは、スマホの「新しいコピペ」に潜んでいる

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「電話のなかにAIを構築する」というグーグルの壮大なヴィジョンは、スマホの「新しいコピペ」に潜んでいる
IMAGE: GETTY IMAGES

デヴィッド・バークは、次世代のAndroidスマートフォンで、現代生活における苦痛のひとつに対処する予定だという。それは、あるアプリのテキストをコピーして別のアプリに貼りつけるという、面倒なコピー&ペーストという作業のストレス解消に取り組むことだ。


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つまり、これまでユーザーは、ワイヤレスでネット接続されていない限り、こうしたAIを利用できなかった。しかしいまでは、グーグルは遠く離れたデータセンターからの助けなしにAIを運用するためのソフトウェアエンジンを構築している。

これは「TensorFlow Lite」と呼ばれ、グーグルのデータセンター内のニューラルネットワークを駆動するオープンソースのソフトウェアエンジンを、簡素化したヴァージョンだ。バークによると、これはニューラルネットワークという「最新式の技術を可能にしながらも、高速かつ小さく」デザインされているという。


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TEXT BY CADE METZ