サウナの利用が、うつ症状を大幅に軽減する可能性:研究結果

高温で全身を温める温熱療法がうつ症状を大幅に軽減する可能性が、小規模な臨床試験に基づく予備的な研究結果で示された。つまり、サウナ療法がうつ病に効果がある可能性があるということだ。
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Photo: Getty Images

1980

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2005退2016306

これらの研究結果が、メイソンの目にとまった。「わたしはこの研究結果に引き付けられました。このような効果を目にすると、放っておけなくなるものです」


調20,0007

International Journal of Hyperthermia514


12CBT1841401.538.5

BDI-IIBDI-IIBDI-II

メイソンの研究チームは、治療後の面接で参加者の気分の変化を観察し、BDI-IIのスコアが下がることを期待していた。BDI-IIのスコアが3ポイントを上回って下がることは臨床的に有意な変化であると考えられており、CBT試験ではBDI-IIのスコアが5~9ポイント低下することもある。


BDI-II15.82012118



25,000


CBT使201672

8CBT

21



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調調

極度の高温は体温調節機能にある種のハッキング効果やリセット効果をもたらし、結果的に気分に変化がもたらされるのかもしれない。サウナは身体の「クールダウン」のプログラムを始動させることができるのだと、リーは説明する。「体温をもっと下げる必要があると身体に思わせるのです。そうすれば、すぐにクールダウンモードになります」


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Originally published on wired.com, edited by Daisuke Takimoto)

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