インド / India
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砂漠を農地に変えるソーラーポンプの活躍が、地下水を急速に枯渇させている
乾燥地帯の農家は、農地へ水を引くにあたって低コストのソーラーポンプに注目している。ソーラーポンプを利用すれば化石燃料が不要となり、作物の生産量も増加するが、その一方で世界中の帯水層が枯渇しつつある。
By Fred Pearce
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グーグル検索をディスラプトする──AI検索「Perplexity」創業者がライバル視する同郷スンダー・ピチャイ
Perplexityのファウンダーであるアラヴィンド・スリニヴァスは、インド出身のスンダー・ピチャイと同じ町で育ち、憧れを募らせていた。いまや自らもAIを取り入れた“回答する”検索エンジンの会社を起業し、業界の大物たちから注目を浴びている。
By Lauren Goode
Science
月探査機の着陸にインドが成功、墜落したロシアとの明暗から“競争”の険しさが浮き彫りになってきた
インドの月探査機「チャンドラヤーン3号」が月面着陸に成功した。これに対してロシアの「ルナ25号」は着陸に失敗するなど、月を目指すレースの道のりの険しさが改めて浮き彫りになっている。
By Ramin Skibba
Science
月着陸を目指すロシアとインドは、“宇宙強国”たちに追随できるか
ロシアとインドの月探査機が月面着陸を目指している。成功すれば、米国や中国に続いて“宇宙強国”としての存在感を強めていくことになる。
By Ramin Skibba
Business
シリコンバレー銀行の破綻で、大混乱がインドのテック業界にまで波及した理由
経営破綻したシリコンバレー銀行は、米国の口座を必要とするインド人起業家たちの間で人気があった。ところが、いまや多くの起業家たちが預金の引き出しに苦労しており、経営の先行きを不安視している。
By Varsha Bansal
Security
獄中死した人権活動家らの逮捕に、警察とハッカー集団が協力? インドで起きた証拠捏造の事件に新展開
インドの人権活動家たち16人がテロ行為の容疑で逮捕されたビマ・コレガオン事件。偽の証拠を活動家のPCに仕掛けた痕跡がハッカー集団によって削除されていたほか、捜査当局とハッカー集団との協力体制も明らかになっている。
By Andy Greenberg
Security
顔認識技術を用いた捜査が加速するインド、一致率の基準が「80%」という“低さ”が問題視されている
顔認識技術を用いた捜査が強化されているインド。集団暴動の関係者を突き止める目的だが、顔認識の一致率が80%を超えれば「合致」とみなされるなど、実質的に無意味で弊害が大きいとして専門家から問題視されている。
By Varsha Bansal
Business
インド政府の意向に従う巨大テック企業と、「民主的な価値観」との深まる溝
民主主義の危機が指摘されるインドにおいて、報道の自由を支える生命線となりうるソーシャルメディアへの圧力が強まっている。こうしたなかツイッターに代表される米国の巨大テック企業は、インド政府の意向に沿うかたちで投稿の削除やアカウントの停止を繰り返すなど、情報の統制に“加担”している。西側諸国における民主的な価値観との溝は深まるばかりだ。
By Akanksha Singh
Business
スマートフォンのアプリが、いまや国際紛争の“武器”へと様変わりしている
インドと中国との国境を巡る紛争が激化するなか、インドが中国製のスマートフォンアプリの使用を禁止した。TikTokやWeChatなどの人気アプリが紛争の“武器”となったかたちだが、こうした動きが実質的な検閲であると指摘する声も上がっている。
By Tom Simonite
Mobility
「世界で最も渋滞がひどい都市」のランキングから、交通インフラの進むべき道が見えてきた
オランダのトムトムが、このほど﹁世界で最も交通渋滞がひどい都市﹂のランキングを発表した。インドと東南アジア、南米の都市が上位を独占しているが、背景には経済成長に対するインフラ整備の遅れが挙げられる。ところが、道路の整備だけでは問題は解決しないのだという。いったいどういうことなのか。
By Alex Davies
Mobility
インドでの電気自動車の普及は、バッテリー交換式の「オートリキシャ」が牽引する
大気汚染が深刻なインドで、電気自動車︵EV︶が注目されている。その主役は、バッテリー交換式のオートリキシャだ。フル充電されたバッテリーに素早く交換できる利点を生かし、EV普及の牽引役になれるのか。
By Megha Bahree
Business
インドで強まるテック大手への規制強化は、どこまで実効性があるのか?
インド政府が、アマゾンなどのECサイトやテック大手への締め付けを強化している。コンテンツの検閲やバックドアの作成などが義務づけられ、インターネット上の表現の自由が失われる懸念も生じている。
By Paris Martineau
Business
インド発、必要が生んだ低コストな医療イノヴェイション
高い医療コストに悩まされているインドから、低価格な医療技術のイノヴェイションが次々に生まれている。スマートフォンやタブレット端末を使った安価な測定装置や新素材を用いた包帯など、創意工夫に満ちた革新的な技術の数々を紹介する。
By Edd Gent
Business
テック企業への猛反発が、インドでもこれから起きようとしている
急成長が続くインドのテック業界だが、その好調ぶりはいつまでも続かないかもしれない。影響力を増したテック企業に対して米国のシリコンヴァレーで反発の嵐が吹き荒れたのと同じようなことが、インドでも起きる条件が揃いつつあるからだ。インドでいま、何が起ころうとしているのか。
By James Crabtree
Mobility
ハイパーループの建設に向けて、インドも動き出した
超高速輸送システム「ハイパーループ」が、インドにも建設されることが決まった。約44kmの区間を6分で結ぶ新たな交通機関は、アジアの広大な土地でも受け入れられるのか。
By Alex Davies
Well-Being
グーグルの「医者AI」、もうすぐインドで動き始める #WIREDBizCon
2016年11月にグーグルが発表した﹁失明﹂を防ぐための画像認識技術は、実用段階に到達しつつあるようだ。﹁WIRED Business Conference﹂で行われたグーグルのプロダクトマネージャー、リリー・ペンが登壇するセッションによれば、この技術はインドですでに臨床実験を終えているのだという。
By Tom Simonite
Culture
水道と光ファイバーの同時敷設で、農村の2,300万人を一気にオンラインに── インドの州政府が挑む「ネット革命」
インド南部のテランガーナ州政府は、﹁テランガーナファイバー﹂という名のプロジェクトを進めている。その目的は、水道管と光ファイバーケーブルを同時敷設することによって、農村に住む2,300万人をオンラインにすることだ。ネット接続のなかった地域にインターネットがもたらされることで、いったい何が起きるのか。
By Huizhong Wu
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Culture
ギャラリー1: インドの名門大学が「8,000年前の建築思想」をカリキュラムとして導入
現グーグルCEOらも輩出したインドの名門工科大学が2017年からカリキュラムに取り入れようとしているのは、8,000年の歴史を誇るインド風水﹁ヴァーストゥ・シャーストラ﹂だ。その着眼はしかし突飛なものではなく、伝統あるこの思想を、世界有数の富豪からテック大手までもが空間設計において取り入れているという。
By Ritsuko Kawai
Culture
インドの名門大学が「8,000年前の建築思想」をカリキュラムとして導入
現グーグルCEOらも輩出したインドの名門工科大学が2017年からカリキュラムに取り入れようとしているのは、8,000年の歴史を誇るインド風水﹁ヴァーストゥ・シャーストラ﹂だ。その着眼はしかし突飛なものではなく、伝統あるこの思想を、世界有数の富豪からテック大手までもが空間設計において取り入れているという。
By Ritsuko Kawai
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Culture
ギャラリー1: どこまでも続いていくインドの「階段井戸」の深遠な世界
地下奥深くまで続いていく階段。奥底を覗き込むと水が溜まっているのが見える。あまりにも異質な風景をつくり出すインドの﹁階段井戸﹂は、寺院であり、遺産であり、インフラでもあるという驚きの建築物だ。
By Wired.jp_Is