一つの境涯

――世の母びと達に捧ぐ――

中原中也




退
筆者不詳

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穿

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ほんとに悲しい日を持つた人々は、その日のことが語れない。語りたくないのではない、語らうにもどうにも手の附けやうがないから、遂には語りたくなくなりもするのである。





底本:「新編中原中也全集 第四巻 評論・小説」角川書店
   2003(平成15)年11月25日初版発行
※底本のテキストは、著者自筆稿によります。
※()内の編者によるルビは省略しました。
入力:村松洋一
校正:noriko saito
2016年3月4日作成
青空文庫作成ファイル:
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