それでも私は行く

織田作之助









 
 西沿

 

 
 


 

 
 姿
 
 
 
 

 

 
 
 

 



 

 調




 
 
 
 
 
 姿
 
 西

 
 
 
 
 
 調

 

 
西
 

 



 

 
 5
 

 
 
 西
 使
 
 
 
 
 

 

 
 

 
 
 
 



 25
 
 55
 

 
 


 

 

 

 

 

 姿 

 
悲願! 戦災者引揚者急援同盟募金成績
第一回 七百五十二円三十銭 四月十三日 於円山公園
第二回 三百四十三円十銭  四月十七日 於嵐山

 

 
 
 

 





 西
 
 
 

 
 
 
 
 
 宿
 
 

 
 
 

 
 

 
 

 

 

 

 

 



 
 

 使
 
  
 


 


 

 

 


 


 調
 

 


 

 

 

 
 



 
 
 
 


 


 



 
 
 
 
 
 

 
 

 
 

 
 
 
 
 姿
 
 
 
 
 

 
 

 




 


 

 

 


 
 
 


 


 

 
 




 



 

 

 

 

 




 使



 


 




 


 


 





 

 

 
西

 

 
 






 


 

 



 
 



 







 調





 



 西
 
 綿



 

 

 





 
 

 

 

 

 
 
 西
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

 
 
 


 




 

 調
 
 
 
 
 
 調
 
 
 
 

 

 使使
 
 


 

 

 



 
 
 
 

 
 
 
 

 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 

 
 



 
 
 
 

 
 
 


 

 


 







 

 
 
 
 

 
 西
 宿
 宿

 


 




 


 

 



 



 

 


 

 
 

 
 
 

 

 

 



 








 

 





 


 
 西
 西
 
 
 西
 

 
 西
 
 西
 


 
 

 
 西
 

 

 

 

 




 
  
 調
 
 

 
 

 
 
   宿  
 
 

 


 

 


 

 

 

 



 

 








 



 
 

 
 使
 
 

 


 
 
 
 

 



 
 

 

 

 

 
 
 

 

 

 


 

 

 
 

 
 

 

 
 


 




 



 



 
 

 

 
簿

 


 


 



 
 ()

 


 

 
 
 

 

 


 


 




 




 
 

 
 
 

 
 
 
使
 
 

 


 
退退 






 


 


 
 調


 

 
一、先斗町の家を出て間もなく、路地の中で、君勇に会ったこと。
二、サイコロを振って、タイピストの矢部田鶴子に会うことをよしたこと。
三、四条河原町でスピード籤をひいたこと。
四、相馬弓子という「赤と黒」趣味の女掏摸に賞金の百円をすられたこと。
六、サイコロを振って、西へ行き、三条の「そろばん屋」にはいったこと。
七、「そろばん屋」で望月三郎に電話を掛けていた小郷真紀子から本代を恵まれたこと。
八、山吹教授をたずねて世界文学社へやって来て、小田策之助に会ったこと。
 

 


 


 



 
 



 
 西
 西椿
 
 

 

 
便便

 



 調



 

 


 


 

 





 

 
 
 
 
 
 
 
 西
 

 ()

 

 
 
 

 
 
 

 
 



 
 使
 
 

 
宿
 宿
 宿
 宿宿
 
 
 
 

 
 
宿
 
 
 

 

 




 


 
 

 

 

 



 

 
 椿

 
 
 




 

 


 




 

 

 

 


 
 

 

 
 姿

 

 



 

 
 

 

 


 

 
 

 


 

 



 





 

 




 

 
 




 
 
 
 

 
 

 
 

 

 
 
 
 
 
 

 
 
 

 

 




 


 

 

 
 

 
  





 
 
 

 

 

 




 

 
 椿
 
 椿
 
 
 
 
 




 
 
 

 

 


 


 

 



 
 
 

 


 


 

 




 

 


 


 

 

 
 

 




 

 

 

 


 

 
 
 
 
 
 
 


 
 
 

 

 


 



 






 


 




 



 
 






 

 




 




 









 
 



 
 4
 

 
 姿

 
 
 
 
 
 


 
 

 

 
 
 
 
 

 

 

 
 
 

 

 
 





 

 

 




 

 




 
 


 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 



 
 
 
 

 
 
 
 
 



 
 
 

 


 



 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

 
 
 


 




 




 
 

 

 


 

 

 

 

 

 
 

 
 

 
 
 姿
 






 


 
西
 
 
 





 
 

 




 

 

 

 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

 




 


 
 
 
 

 

 

 


 
 
 調
 
 

 
 




 
 


 
 

 

 使
 

 
 

 
 



 

 

 



 

 

 


 姿
 姿

 

 


 

 
 

 

 
 
 
 

 
 
 
 

 




 




 

 
 
 
 

 

 

 
 
 
 
 使
 
 使
 使
 
 使
 使
 
 

 
 

 




 
 
 

 
 

 


 
使
 
姿
 

 調

 

 


 

 

 

 姿
 

 

 
 




 
 姿
 
 
 
 

 

 
 
 

 

 
 

 

 
 
 
 


 
鹿
 
 

 


 







 




 
 
 

 姿

 
 

 
 
 
 

 姿

 
 

 姿

 
 

 

 


 
 

 使
 


 
 


 


 
 

 



 

 
 
 
 
 

 
 

 

 

 

 
 
 

 



 

 
 

 

 
使
 





 



 
 
 

 
 
 
 

 
 

 

 

 

 



 
 
 
 

 



 


 



 
 

 

 

 


 
 





  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 姿
 
 姿
 
 

 

 


 
 

 

 
 
 
 
 
 



 
 
 
 




 


 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 姿
 
 
 
 
 
 

 

 

 
 







 
 
 

 
 


 
 
 
 
 


 
 
 

 
















 

 
 
 
 
 

 



 
 
 
 姿姿
 
 姿
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 退
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 



 

 
 
 
 
 
 

 
 

 
 
 
 
 
 

 
 

 

 
 
 

 

 



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
   
 
 
 
 
 

 

 

 
 

 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
使
 
 
 
 



 
 
 
 
 
 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 
 

 
 
 



 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 



 
 
 

 
 
 

 
 


 




 
 
 

 



 

 

 

 



 

 

 




 

 

 
 
 

 

 
 
 


 


 
 
 

 
 

 



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 姿


 

 


 
 

 
 
 
 

 

 
 調





 
 
 
 

 
 

 


 

 

 

 
 


 





 


 

 



 

 
 

 

 

※(「飮のへん+稻のつくり」、第4水準2-92-68)
※(「飮のへん+稻のつくり」、第4水準2-92-68)
 




 

 



 




 
 
 

 
「紅燃ゆる丘の花
早緑におう岸の色
都の花にうそぶけば
月こそかかれ吉田山」
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 

 
()
 

 
 
 
 



 

 
 
 
 

 
 
 
 宿

 

 
宿
 

 
 
 

 
 
 
 
 
 



 
 
 
 
 
 
 姿

 

 

 

 
  
 


 

 



 




 



 




 

 
 
 
 



 
 
 西西
 
 
 
 
 
 

 
 

 
 


 

 
 
 





 
 

 

 
 

 




 

 

 調


 
 

 


 


 
 

 



 






 
 

 
 

 
  
 



 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 


 

 

 
 

 

 
  
 

 
 姿

 

 
 
 
 



 

 

 
 
 

 
 宿
 稿


 

 

 


 


 



 

 調




 

 


 
 

 

 稿

 

 


 



 使
 
 

 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

 



 

 


 






 

 

 


 


 

 


 





 

 

 

 


 


 


 

 


 




 





 
 
 
 

 

 


 

 

 


 

 

 
 

 


 

 

 


 

 
 

 

 

 



 

 

 


 
 


 

 


 

 


 

 
 





 
 
 
 

 
 

 
 
 
 




 

 



 


 
 
 




 


 

 

 

 


 

 
 

 








 

 

 

 

 
 




 

 

 



 

 


 


 
 姿
 

 

 
 
 
 
 姿
 
 

 

 

 




 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 


 

 
 
 

 

 

 
 
 


 
 
 

 

 





 

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 

 

 
姿
 

 

 
 
 

 



 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



 

 
 
 姿
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 



 


 

 

 
 

 


 
 
 


 

 

 

 

 



西
 
 
 
 
××××××調
 

 
 



 

 
 
 
 

 

 

 

 
 稿


 








 

 






 
 
 
 調
 

 
 調

 

 


宿









 





 
 




 

 



 

 

 

 


 



 




 





 



 

 

 

 

 

 

 
 
 

 




 調
 



 

 

 
調
 
 


 宿
 
「京極の殺人事件!
犯人は美貌の女掏摸か?
犯行を自白す!」
 
 
 

 




 



 




 調




 
 

 

 


 

 

 





 
 
 
 
 

 


 


 宿
 
 
 
 
 
 
 
 
 



 

 

 

 
 
 


 


 





 
 


 

 


 

 
 
 

 
 

 



 
 

 
 
 

 


 

 
 姿

 
 
 
 

 









 
姿








 
調
 






  
 


 
 



 


 
 宿












 


 

 姿
 
 





底本:「定本織田作之助全集 第六巻」文泉堂出版
   1976(昭和51)年4月25日発行
初出:「京都日日新聞」
   1946(昭和21)年4月25日〜7月25日
入力:林清俊
校正:小林繁雄
2011年3月10日作成
2016年3月20日修正
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。




●表記について


●図書カード