45回転の夏

第2章 メリーゴーラウンド、1967年

鶴岡雄二




18

そして、きょう
ぼくは彼女を見たんだ

〈ヤンガー・ガール〉
ラヴィン・スプーンフル


 

 調

 
 
 ()

 
 
 


 調
 

 
 


 
 
 

 
 
 

 
 
 
 
 
 調
 

 
 
 
 
西
 

 


 
 
 

 
 

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19

あいつがなにをいっても
そんなに悲しまなくていいんだ

〈ユー・ウォント・ハフ・トゥ・クライ〉
グラム・パースンズ

 
 
 
 

 

 
 

 

 

 


 



 


 


 
 ︿

 

 
 

︿
 

 

 
 
 

 

 使
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 退
 

 
 
 
︿
 
  


 

 

 
 稿
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西
 



 


 
 
 
 
 

 
︿
 

 

 


 

 


 
 

 


 
 使使
 
 使
 

 
 
 
 調

 

 
 
 
 


 


 

 
 
   


 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

 




 

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 姿

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20

馬を乗り替えて
近づいていくけれど
まだ、追いつきそうにない

〈オン・ア・カルーセル〉
ホリーズ

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 使



使
 



 
 
 


 

 

 



 



 

 

 

 

 
 
 

 





 

 

 
 


 



 

 
 

 


21

いちどでいいんだ
きみのそばにいく
チャンスをくれないか

〈ビコーズ〉
デイヴ・クラーク・ファイヴ

 

 

 
︿


 
 

 ︿
 
 使
 
使

 




 
 ︿
 
 
 

 
︿
 

 


 
 
 

 ︿
 
 
 


 

 

 


 西

 ︿

 ︿3

 
 

 

 
 
 



 

 

 西

 


 
 
 
 

 
 
 



 


 


 
 
 
 

 
 

 

 

 
 
宿

 

 
 
 

 





 


 



 




 

 
 



 

 調()


 
 

 

 

 

 

 

 

 



 
 


 ︿

 
︿
 

 
簿
 簿

 
 
 


22

ぼくはきみのもの
山が海に
なだれこむ日がくるまでは

〈ベイビー、アイム・ユアーズ〉
バーバラ・ルイス
ピーター&ゴードン

 


 


 
 
 沿()()
 
 
 
 
 11
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 調
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 使

 


 ︿

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 4


 
便

 

 

 
 
 西西

 



23

美しい紙と
きれいなブルーのリボンで
愛しい
プレゼントを包もう

〈プリティ・ペイパー〉
ロイ・オービスン

 
 宿

 
 
 


 
 
 
 
 ()()

 

 

 


 


 


 

 



 

 
 



 



 

 
 
 ︿
 
 
 

 

 

 
 
 

 

 
 
 

 
 

 使

 
 
 

 
 

 
 
調
 
 調姿
 沿 Side A  45 RPM  TAKASHI  You Baby 
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24

あの娘のことは
忘れるんだ
さびしい思いをするのは
おまえなんだから

〈フォーゲット・ザット・ガール〉
モンキーズ

 
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 穿()
 



 西
 使
 


 

 

 

 

 
 
 
 
 
 

 
 
 
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 ︿

 
 



 

 





 
 

 
 
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25

きみにそんなところが
あるなんて
いまのいままで
思いもよらなかった

〈ノー・フェア・アット・オール〉
アソシエイション

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 
 

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 ※(始め二重山括弧、1-1-52)11※(終わり二重山括弧、1-1-53)
 

 
 


 調




 

 

 
 
 

 
 
 
 

 

 
 

 

 

 


 

 

 

 




 


 
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 宿





 
 


 



 

 

  



 

 
 調

 



 

 


 

 
 
 
 

 
 
 
 


 
 



 
 


26

夏の通り雨に追われて
きみとぼくと、
そして屋根をうつ雨

〈レイン・オン・ザ・ルーフ〉
ラヴィン・スプーンフル

 
 
 
 
 
 
 
 

 


 
 

 

 



 

 
 
 西

 西




 

 


 

 西
 
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 ︿
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 ︿
 

 
 

 

 

 

 


 

 
 

 姿
 



 


 

 

 
 
 




 

 
  


 
 ︿



 

 
 

 




 
 

 
 





 
退()()
 

 



 

 
 ︿





 


 
 

 8
 
 


 

 
 

 
 

 
 

 



27

甘くやさしい
夏の夜
星明かりに踊る
影と影

〈ディスタント・ショア〉
チャド&ジェレミー

 
 
 
 
 


 
 使

 

 
 

 
 
 
 



 


 
 
 
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28

理由なんてないし
真実は明らかだと
彼女はいったが
ぼくはトランプのなかを
さまようことになってしまった

〈ア・ホワイター・シェイド・オヴ・ペイル〉
プロコール・ハラム

 
 
 
 
 
 


 
 


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 椿
 



 




 
 







 
 


 


 




 
 姿
 

 
 
 
 
 

 
 
 鹿
 
 
 
 
 
 
 

 
 姿

 

 








 
 
 
 
 
 
穿()
 

 



 
 使
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
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29

きみが別れ
を告げていたことに
どうして
気がつかなかったんだろう

〈レッド・ラバー・ボール〉
サークル

 
 ︿
 
 
 
 


 



 

 





 



 

 
 

 
 

 

 
 

 

 
 
 
 
 



 

 
 使
 
退
 

 

 
 

 
 

 
 


 

 

 

 







 

 
 
   退
 
 

 


 





 





 

 
 
 
 
 
 

 

 
 




 


 

 




 

 ()

 


 




 
 

 

 


 





 

 


 

 


 
 
 


30

疑いもおそれも
すべて消え失せ
それはやがて
歌へと変わるだろう

〈ホエン〉
デイヴ・クラーク・ファイヴ

 
 

 

 

 


 ()
 

 

 

 


 



 
()()
 


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 調

 

 
 
 
 
 



 沿

 




 

 


 




殿
 
 
 




 


 

 

 

 調

 
 
 

簿
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ︿
 西
 

 








 
 
 

 

 



 



 ()
 

 
 





底本:「45回転の夏」新潮社
   1994(平成6)年7月20日発行
初出:「45回転の夏」新潮社
   1994(平成6)年7月20日発行
※底本の訂正は、著作者によるものです。
入力:鶴岡雄二
校正:Y.N.
2001年12月12日公開
2019年8月29日修正
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●表記について


●図書カード