鹽原新七不思議

大町桂月






※(二の字点、1-2-22)



西便
 便宿※(二の字点、1-2-22)宿




名にし負ふ箒川べにゆあみして
  こゝろの塵も拂はれにけり


調



宿※(二の字点、1-2-22)




 西



鹿
 ※(二の字点、1-2-22)
 鹿



途にして和泉屋の番頭の來り迎ふるに逢ひ、一寸明賀屋に立寄りて、歸途に就く。鹽涌橋より二町ばかり手前にて、左折して親抱松を見る。枝曲りて幹を擁するを以て、この名あり。品川彌次郎の歌に曰く、
親抱の松に昔の忍ばれて
  思はずしぼる旅衣かな
 
 
 






  
   19221179
5-86

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2019528

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