万葉集に現れた古代信仰

――たまの問題――

折口信夫









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()宿()姿()()()調
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あも刀自トジも 玉にもがもや。戴きて、みづらの中に、あへ巻かまくも(四三七七)
おつかさんが玉であつてくれゝばよい。それをとつておいて、何時も頭のみづらの中に交へて纏かうやうに、玉であつてくれゝばよい。
月日ツクヒ夜は 過ぐは行けども、母父アモシヽが 玉の姿は、わすれせなふも(四三七八)

姿


姿姿

人言のしげきこのごろ。玉ならば、手にきもちて、恋ひざらましを(四三六)




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沖つ波来寄る荒巌アリソを しきたへの枕とまきて、せる君かも(二二二、柿本人麻呂)







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20031227
20111022

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