橘曙覧

折口信夫





姿西廿宿鹿西



尊かる天日嗣の広き道 踏まで 狭き道ゆくな。ものゝ夫
真心といはるべしやは。真ごゝろも、正しき道によらで尽さば


天皇スメラギは 神にしますぞ。天皇のチヨクとしいはゞ、畏みまつれ
太刀佩くは 何の為ぞも。天皇のミコトのさきを 畏まむため

愚にも まどへるものか。大勅 たゞ一道にいたゞきはせで

退※(「口+它」、第3水準1-14-88)
負気なく勅に 背く奴等ヤツコラを キタめつくして帰れ。日を経ず
キミの勅に 背く奴等の首引抜きて、八つもてかへれ
大皇の勅 頭に戴きし功績イサヲあらはせ。戦ひのニハ

()※(「示+古」、第3水準1-89-26)
隠士ヨステビト(?)も、市の大路に匍匐ハヒならび、をろがみ奉る 雲の上人
姿






 14
   19968525

   194318226

   194318226


kompass

2013120

http://www.aozora.gr.jp/




●表記について


●図書カード