わが精神の周囲

坂口安吾




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附記 本稿はもと別の雑誌に掲載の予定であったが、あまり多く「にっぽん物語」について語りすぎたので、群像へ廻すことにした。つまり群像は、十一月号から、私が「にっぽん物語」の続稿を掲載する筈の雑誌なのである。したがって、「まえがき」の部分で、某誌とあるのは、実は「群像」自体をさすことになるのであるが、私は故意に訂正しないことにした。
 この小文が、私の一生の記念的な転機となってくれゝば幸いであるが、私はそれを信じて疑わないものである。尚、続稿掲載に当っては、「にっぽん物語」の題名を変更するつもりであるが、今のところは、適当な題が見当らないから、この小稿に限って、「にっぽん物語」とよんでおくことにした。

(一九四九、八、三〇)






底本:「坂口安吾全集 08」筑摩書房
   1998(平成10)年9月20日初版第1刷発行
底本の親本:「群像 第四巻第一〇号」
   1949(昭和24)年10月1日発行
初出:「群像 第四巻第一〇号」
   1949(昭和24)年10月1日発行
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。
入力:tatsuki
校正:noriko saito
2009年1月26日作成
青空文庫作成ファイル:
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●表記について